> >

知っておくと安心 美容整形の後遺症



人々の、美に対する探求心には終わりがありません。また最近では、美容整形手術に関して、大らかな考え方の方も増え、美容整形業界は大盛況のようです。
美容整形手術は、「プチ整形」と「メスを使用する美容整形手術」とに区別されており、比較的安価で、安全性が高いといわれているのが「プチ整形」ですね。

 

後遺症

 

そこで今回は、安全性が高いといわれている「プチ整形」であっても、後遺症が起こるリスクがゼロではないということ、そして、実際に起こってしまった「メスを使用した美容整形手術」での後遺症についてお話します。

スポンサードリンク



 

 

「プチ整形」で起こりうる後遺症

最も頻繁に行われている「プチ整形」には「ヒアルロン酸の注入」がありますね。
「ヒアルロン酸」は、もともと私たちの体内に存在している物質であり、人体への安全性はきわめて高いといわれています。

 

ヒアルロン酸注射で起こった後遺症の実例

ところが、こんな例があるんです。
まずはアレルギーの問題ですが、注射後にひどい腫れが生じ、1週間以上も続くようであれば、「異物」に対するアレルギー反応が起きている疑いがあります。
このような場合には、注射を行った病院へ相談し、「ヒアルロン酸溶解注射」を行うなどの、適切な処置を受けましょう。

 

腫瘍に繋がった例もあるヒアルロン酸注射

ですが、さらに恐ろしい後遺症が起こることもあるんです。それは「異物肉芽腫(いぶつにくがしゅ)」という腫瘍ができてしまう病気で、「ヒアルロン酸」など、本来体内に吸収されるはずの成分が、長期間に渡り体内に存在していることが原因となり、発症する場合があるんです。
この場合、顔に行った注射であれば、皮膚の外部から腫瘍らしきものを発見できる場合もあり、そのように早期発見で見つかった腫瘍であれば、手術により取り除けば解決する、ということも多々あります。

 

バスト注入によってしこりができることも

怖いのが「ヒアルロン酸」をバストへ注入した場合です。
この場合には、古くなった「ヒアルロン酸」が「しこり」となって、身体の内部に留まっているわけですから、肉眼での確認は難しくなります。
また、「異物肉芽腫」は、「癌の発生」を誘発してしまう場合もありますので、「ヒアルロン酸注入」にてバストの「プチ整形」を行った方は、定期的に「レントゲン検査」などの検査を行い、健康管理を行うことを心がけて下さいね。

 

 

最も失敗の多い「メスを使った美容整形手術」

それは、「二重まぶた」の手術です。この手術には、「埋没法」や「切開法」がありますが、この際に使用する糸や針、メスにより眼球が傷つけられてしまうという例が、ごくまれではありますが、起こっています。
すると、視力低下が起こり、さらにそれが、どんどん進んでしまう場合もあるんですね。
また、眉毛のすぐ下の部分を切開する方法では、皮膚を切り取り過ぎたことによる「まぶたの引きつれ」が起き、まぶたを閉じること自体が困難になってしまったケースもあります。

 

 

安全性は高まりましたが絶対ではない

美容整形手術は、時代の流れとともに技術が発達し、安全性は高まりつつあります。
ですがその一方で、上記のように後遺症が残ってしまうケースもあるんですね。

 

現在、美容整形手術を検討中の方は、ご自身が受けようとしている手術の内容をしっかりと把握するとともに、後遺症のリスクについても、考えてみることが大切なのではないでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

Comments are closed.