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ボトックス注射のメリット・デメリットと注目の「塗るボトックス」とは?



アンチエイジング
 
お手軽にシワを伸ばすことができるとして、若返りメニューの中でも大人気の「ボトックス注射」ですが、皮膚にメスを入れることがなく若返りを実現できるというメリットがある反面、デメリットもまた、持っています。


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それでは、「ボトックス注射」のメリットとデメリットについてのお話をさせて頂きますが、「塗るボトックス」としてよく知られている成分についても、合わせてご紹介させて頂くことにしましょうね。

 

メスを使わないボトックス注射

まずはメリットから。なんといっても、いちばん大きなメリットは、前述の「メスを使用する手術ではない」という点ですね。

メスを使用する手術の場合には、確かに素晴らしい効果を発揮し、効果の持続期間が長い、あるいは半永久的なものが多いことは事実です。
ところが、「プチ整形」である「ボトックス注射」と比較した場合、料金が高額である、抜糸のための通院が必要、ダウンタイム(腫れや痛みが回復するまでの期間)が長い、場合によっては、元に戻せないこともある、というようなデメリットがあります。

 
一方「ボトックス注射」では、料金が安価である、所要時間が10分程度と短い、1回の来院で完結、ダウンタイムがほとんど必要ない、というメリットがあり、もし万が一仕上がりに不満が残ってしまったとしても、数か月で元に戻ってしまうため、元に戻せなくなるという恐怖は、一切持たずに済みます。

 

ボトックス注射の効果は数ヶ月で失われる

では、どのようなところにデメリットが隠されているのでしょうか?
「ボトックス注射」でシワを伸ばす原理は、ボトックスが持っている成分が、顔の表情筋に指令を与える神経伝達物質である「アセチルコリン」の分泌を抑えることにより、表情によるシワを防ぐことができるということなんですね。

ですが、「ボトックス注射」の効果は、数カ月という短期間で薄れ、やがてなくなってしまいます。
つまり、仕上がりが気に入らない場合には、数か月の我慢で自然に元に戻せるということですが、長い効果を期待したい場合には、「なんだ、もう終わり?」というくらい、あっけなく効果がなくなってしまうということになります。

 
さらに、必要以上に「ボトックス注射」を行ってしまうと、顔の筋肉がまったく動かなくなってしまったり、不機嫌そうな人相になってしまったりするという、トラブルが発生してしまうこともあるんです。

 
つまり、「ボトックス注射」を行った際には、「効果は数カ月」、「仕上がりが気に入らなくても、数か月の我慢」という、割り切りが必要であるということですね。

 

「塗るボトックス」の効果のほどは?

さてそれでは、最後になりますが「塗るボトックス」といわれている、2つの成分についてのお話をさせて頂きましょう。

 

アルジルリン

まずは「アルジルリン」という成分について。
これは、もともと「ボトックス注射」が禁止されていた、スペインの製薬会社が開発した化学成分です。

そして、その効果は?
はっきり言ってしまうと、「ボトックス注射」のような即効性はなく、長期間使用し続けることにより、ゆっくりと効果が現れてきます。

現在、日本国内でもこの成分が配合された製品が出回っていますが、配合量が5%以下の製品に関しては、ほとんど効果を期待することはできないでしょう。

 

シンエイク

そしてもうひとつ、「シンエイク」という成分です。これは、蛇の毒が持つ「筋弛緩作用(きんしかんさよう)」という、筋肉動きを妨げる成分を元に開発された、化学物質です。

この成分は、「アルジルリン」の6倍の効果が期待できるということで、世界中のセレブ女性たちの注目を集めているのだそうです。

 
「ボトックス注射」はどうも……という方は、少々気長にお手入れする必要はありますが、「アルジルリン」や「シンエイク」の配合量の多い化粧品を試してみてもいいのでは?

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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