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メイク時間を大幅に短縮できるアートメイクでお顔の印象をハッキリと!が…、見逃せない危険も。



アートメイク

 

慣れているとはいえ、毎日のメイクって、とっても面倒・・・。
そのような方々の間で高い人気を誇っているのが、「落ちないメイク」としてよく知られている、「アートメイク」ですね。

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アートメイクは時短にもなります!

最もポピュラーで人気の高い「アートメイク」は、なんといっても「アイライン」と「アブロウ」ですが、この部分に「アートメイク」を施すだけで、メイクの時間が大幅に短縮されるという、大きなメリットがあります。
また、唇の輪郭がはっきりしていないため、リップペンシルが必需品!というような方や、唇の血色が悪く、リップの発色がいつもイメージと違う・・・。そのような方の間でも、「アートメイク」は人気の施術となっているようです。

そのほかに「アイシャドウ」や「チーク」なども自由に入れることができ、少し変わったところでは、人相学に基づいた「ホクロ」を入れる方もいらっしゃるのだとか。

 

 

アートメイクはタトゥ?

ところで、「アートメイク」とは、いったいどのようにして施術が行われているのでしょうか?

この施術は、しばしば「刺青(タトゥー)」と混同されがちですが、実は微妙な違いがあるんです。
実は、「刺青」も「アートメイク」も、皮膚を傷付けて染料を入れるという点に於いては、まったく同じ原理です。
では、最大の違いとはいったいどこにあるのでしょうか?
それは、「染料を入れる皮膚の深さ」なんですね。

 

 

ターンオーバーで消えるかどうかの違い

「刺青」の場合には、「真皮」と呼ばれる皮膚の深い部分にまで染料を入れてしまうため、「ターンオーバー」で消えることはまずありません。

一方、「アートメイク」の場合では、染料を入れる深さが「真皮」の外側を覆っている「表皮」に留まることが通常であるため、「ターンオーバー」の繰り返しで、約1年後には薄くなる、あるいは消えてしまいます。
つまり、「失敗した!」と感じた場合でも、約1年の我慢で、元に戻るということですね。
ですが、施術を行うサロンなどにより、真皮にまで染料を入れることもあるようですので、施術をお考えの方は、施術前に各サロンなどに問い合わせて、確認を行っておくことがオススメです。

 

 

便利なアートメイクにもデメリットはある

「アートメイク」の施術を受けるにあたって、最も気を付けて頂きたいのは「感染症」ですね。
多くのサロンでは、使用する針の衛生状態に関して、かなり神経質に管理を行っていますが、中には衛生管理がずさんなサロンも存在しているようで、施術の際に針に付着した血液や体液が残っているまま、別の方の施術を行うこともあるのだか。
これって怖いですよね?
施術を受ける前には、サロンなどの衛生管理にもしっかりと目を向け、施術費用に捉われことなく、まずは安全な衛生環境であることの確認を行って下さいね。

 

 

アレルギーにも気をつけて

忘れてはならないのが「アレルギー」の問題です。
「アートメイク」に使用される染料は、「米国食品医薬品局」の認可が下りていることが前提であり、人体への安全性に対しては太鼓判が押されていますが、それでも「アレルギー反応」が起こらないとも限らないようです。
特に、「化粧品かぶれ」らしき「アレルギー反応」を起こした経験をお持ちの方は、事前にきちんとした説明を受け、納得した上で施術を行うようにしましょう。

さらに、「ケロイド」の問題からも目をそむけることはできません。「ケロイド」ができやすい体質の方は、ひとまずサロンに相談し、施術の可否について考えてみて下さいね。

最後に最も深刻な事態についてのお話をさせて頂きます。

 

 

それは「MRI合併症」

「MRI」とは、体内の状態を、写真撮影により画像として残し、なんらかの疾病の原因究明や、治療に役立てるために行われる検査です。
そして、「MRI」の電磁波は、「アートメイク」の色素に含まれる鉱物(金属)に対し、強く反応するという特性を持っています。
ということは・・・?
「アートメイク」を施術された人体に対し、「MRI」による検査は行えないということ。
もしも無理矢理検査を受けた場合には、「ヤケド」の危険性が生じるということなんです。
これは大変なデメリットですよね?

 

最近では、そのような検査に対応すべく、新たな染料の開発も進んでいるようですが、現状では、その開発はまだまだ発展途上のようです。

メイクの時間短縮という観点から考えると、非常に合理的に思える「アートメイク」ですが、一方では大きなデメリットを抱えているということも頭に入れて、「アートメイク」の施術の可否を、じっくりと考えてみて下さいね。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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