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日焼けをしたあとのシミ予防は難しい。シミになりたくない肌には日焼け止めを使って



シミしわ

 

日焼けをしてしまってからケアをしているのでは、年を取ってからのシミ予防にはなりません。

紫外線を浴びて表皮にできたメラニン色素は、その後のターンオーバーで排出されますが、排出しきれなかったものは真皮に行き、シミの元となります。

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シミは5年から10年かけてできあがる

28日のターンオーバー期間の表皮と違って、真皮は年単位でのターンオーバーと言われています。
一度真皮にメラニンが行ってしまうと、なかなか排出されないという事です。
エステなどで、潜在的なシミを映す機械がありますが、今は表面に見えていないメラニン色素を映し出したものです。
この状態で繰り返し紫外線を浴び、メラニンが残ってしまうと、5年10年という期間を経てシミになるのです。

 
その5年10年でシミになるかならないかは、生活習慣によっても左右されます。
十分な睡眠を取る、バランスの取れた食事を摂る、ストレスを溜めない、酒やたばこを控えるなどです。
これらの生活習慣でターンオーバーを正常に促す事で、メラニンの蓄積を抑え、シミを予防する事になります。

 

 

シミを作りたくないところには日焼け止めを使うことをオススメします

服の外に出ている部分は、日焼け止めや、日焼け止め効果のある化粧品を一年中塗ることを強くお勧めします。
天気の悪い日は紫外線が少ないと思いがちですが、曇りでも、雨でも、波長の長い紫外線UV-Aが降り注いでいます。
また、室内であっても、窓ガラス越しに紫外線は皮膚まで届いています。
シミを防止するには、毎日の日焼け対策が重要なのです。

 
また、化粧品などでも、シミを防止する効果はあります。

 

 

羨ましい!シミが薄くなる人もいる?

人のメラニンには黒色のユーメラニンと、黄色のフェオメラニンがあり、この二つの割合によって、髪の色や皮膚の色に影響を与えています。
黒髪の人と金髪の人がいるように、シミが黒くなる人とシミが薄くなる人がいるのです。
メラニンは、チロシンという物質の酸化反応などによって産生されるのですが、途中でシステインが存在すると、黄色のフェオメラニンとなり、結果的にシミが薄くなります。
システインが含まれた化粧品や、サプリメントを飲むことによって、産生されるシミを目立たなくする事ができるのです。

 
そもそものメラニン色素の過剰な生産を抑制する効果のある成分もあります。
ビタミンC誘導体、アルブチン、エラグ酸、プラセンタエキスなどはメラニンを生成する酵素チロシナーゼを抑制する効果があります。
これらは厚生労働省承認の美白成分ですので、多くの美白化粧品に配合されています。

 
生涯に浴びる紫外線のほぼ半分は、18歳位までに浴びているという統計があります。
大人になってからのシミを防ぐためにも、子供たちには紫外線対策をした方が良いでしょう。
昨今は皮膚がんなどの懸念もありますし、お母さんだけではなく、お子さんも一緒に紫外線対策をすることが大事です。

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