放っておくと危険!爪の病気「爪甲剥離症」と爪のカビ「緑膿菌」
ネイルを楽しむ方の中には、ネイルを施す理由の一つに「自分の爪の形や色」にコンプレックス持つため、隠すためにネイルを行う方もいらっしゃると思います。
健康な爪に、ネイルを施す事は大賛成なのですが、ネイルをし続けた結果爪も重大な病気になってしまう事があります。色が変わったり、爪が剥げたり、凸凹ができたり、ネイルを取ったときに、自分の素爪の形を見て、気付く事はたくさんあると思います。ですが、その際に、「このままじゃ見た目が美しくないので、またネイルを続けよう」と安易に「隠す」事を目的にネイルを続ける事は、爪の衛生上、非常に危険な行為だといえるでしょう。
ですが、事前に爪の「危険信号」を知っていると、素の状態の爪を見て、ある程度危険かどうかわかると思います。
今回は、爪の声なき声を聴いてもらうべく、爪の発する危険信号についてご紹介したいと思います。
爪甲剥離症
ジェルネイルを落とした際に、爪が白や黄色になっていたり、爪の先が薄くボロボロになっていたりした経験は無いでしょうか?
この状態は、爪の「爪甲剥離症」といって、爪の「土台」である爪床から爪が剥がれてしまっている危険性が考えられます。
この状態で、爪が美しくないからといってネイルを続ける事は非常に危険です。
少しでも”異常”だと感じた場合は、ジェルネイルを外し、爪の形を整え、保湿ケアを入念にしてあげると良いでしょう。
緑膿菌(カビ)
続いて、セルフジェルで良くありがちな事は「緑膿菌」(カビ)です。私も実は、セルフジェルを始めたばかりの頃は、気付かないうちになった事がありました。別名グリーンネイルとも呼ばれます。
セルフジェルを行うと、”リフト”といって、ジェルが爪からはがれてくる場合が多くあります。その際に、その手を放っておいて、手洗いや入浴など、日常生活を続けていくと、爪とジェルの間に水分が入り、爪にカビが生える状態の事を指します。
痛みが無い所が厄介なのです。
爪が緑色になっていたら危険!
ネイルを完全に剥がした際に、爪が緑色になっている事があれば、カビが生えている可能性が大きいでしょう。この状態で、ネイルを続ける事はできません。病院に行き、抗生物質をもらう必要があります。その部分の爪が伸びるまで約半年間はネイルをお休みする必要があるでしょう。放っておいたり、自己判断で処理を行ったりすると、爪がボロボロになる危険性があります。
セルフネイルを楽しむことは、日々の生活を豊かにしてくれる反面、危険な可能性が潜んでいる事も十分に理解していただきたいと思います。リスクも知ってこその楽しみ方ができます。どうか楽しいネイルライフを送ってください!