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キーポイントは「ナノ化」!美白化粧品の浸透性に着目すべき理由



しわ
 
美白化粧品を選ぶ時は、美白有効成分がどんな効果を発揮してくれるのか、そればかりが先行してしまいます。
化粧品に配合されている美白有効成分は、長年研究を重ねて開発されているものが多く、効果が全く無いものは存在しないはずです。


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特に、厚生労働省が美白効果を認めているものは効果を期待できるものです。

でも、肝心なのは美白成分が肌にきちんと届いているのかどうかということですね。
せっかくの美白有効成分も、浸透しなければ何の意味も成さないわけですから。

 

浸透性に注目したい美白化粧品の成分

美白化粧品をきちんと使い続けているのに、シミが増えてしまったとか、くすみがクリアにならないなど効果を感じられない場合は、美白化粧品の浸透性に目を向けてみましょう。

例えば、浸透を高める技術に着目してみることです。
化粧品を選ぶ時に、容器には配合成分が明記されていますが、浸透性についてどのような技術が駆使されているか、そこまでは書かれていませんね。
店頭で化粧品を選ぶ場合は、その点が不便です。

もしも時間が許すのなら、店頭で気になった美白化粧品のことをネットで検索してみましょう。
通販化粧品であれば、事前に浸透性について調べることはカンタンです。

 

ビタミンCひとつでも浸透性には大きな差が!

ここで一つの例を上げると、美白にはビタミンCが欠かせません。
美白化粧品にはビタミンCを配合した化粧品が沢山ありますが、そのほとんどがビタミンC誘導体として配合されています。
果物や野菜などに含まれるビタミンCを抽出してそのまま化粧品に配合しても、ビタミンCは酸化しやすく、肌に浸透されにくいものです。
それを、ビタミンC誘導体とすることで、浸透力は桁違いにアップするのです。
高浸透型ビタミンC誘導体(APPS)には、従来のビタミンC誘導体の100倍の浸透力があるそうです。
このように、ビタミンCだけを例にしても、浸透性に大きな違いがあるのです。

 

成分の分子量を小さくするナノ化テクノロジー

では、美白化粧品を選ぶ時にどんな点に目を向けて選べば良いのかというと、よく目にするナノ化技術、低分子化、ナノ化カプセルなど、美容成分の精製に成分の分子量を小さくすることにこだわっているものを見つけることです。

ナノ化テクノロジーとは、美容成分を高圧で精製することで、分子量を小さくするという技術です。
多くの化粧品メーカーが、美容成分のナノ化技術を採用していますが、成分によっては肌の細胞間のサイズ以下にできない場合もあります。
また、成分によってはナノ化されたとしても、肌の中で溶け出して分散してしまい、必要なところまで届かないという難しさもあるのです。
特に、水溶性の美容成分は、浸透しても溶け出すのが早いのが欠点です。

 

肌の奥に成分を届けるためのナノ化カプセル製法

そんなナノ化テクノロジーの欠点をカバーするのが、ナノ化カプセル製法です。
小さな分子量になった美容成分を、カプセルに入れることによって時間をかけて溶け出させて放出させます。
その結果、すぐに溶出すことを防いで、必要なところまで届けさせるという方法です。

美容成分によって、このようなナノ化技術を使い分けることができている化粧品であれば、浸透しやすいわけです。

人間の肌の細胞の隙間は、250ナノメートルと、とてつもなく小さな世界です。
数字ではピンときませんが、1億分の1メートルの単位なので、そのサイズまで分子量を小さくしないと浸透していきません。
肌に表面に留まって、時間を経て蒸発していくだけです。

 

日進月歩のナノ化テクノロジー

少しでも深く浸透させるために、化粧品メーカーは日々研究開発をしているのです。
ほんの少しでも、日々進化しているはずなので、ナノ化テクノロジーを駆使している美白化粧品に期待していきましょう。
配合されている美白成分は同じはずなのに、効果に差が出るのは、浸透性の違いと考えれば納得できますよね。

今後も化粧品メーカーの技術の向上を願って、美白に役立つ化粧品がもっともっと増えてくれることを祈りましょう。

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この記事は当ブログのライター「さくまま」が書きました。

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