「何もしないスキンケア」のやり方。カンペキに実践するのは難しいかも？

皆さんは「角質培養」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
ネットで検索すればたくさん出てきますが、まったく新しいスキンケア方法です。

新しい！何もしないスキンケア

簡単に言えば「何もしないスキンケア方法」。
人によってやり方は少しずつ違うようですが、共通しているのは極力肌を摩擦するようなことをしないことです。
洗顔はせずにぬるま湯で流すだけ、化粧水などをたたき込んだり美容液を塗り込んだりするのは厳禁。
ピーリングなんてもっての外。
ファンデーションも肌を擦ることになるので、禁止です。
とにかく肌をほおっておくのです。

なぜ摩擦がダメなの？

皆さんはご存知だと思いますが、肌は28日周期でターンオーバーします。
肌は何枚もの層になっていて、新しい皮膚が肌の奥で生まれるとどんどん内側の層から外側の層になっていき、一番外側の古い層はやがてはがれ落ちるという仕組みです。
でもこの一番外側の層をピーリングや肌を擦ることなどで無理やりはがすと、急いで新しい皮膚を作ろうとしていい皮膚が生まれてきません。
28日より早い周期で急に作られた肌は、キメも整わずシミ・シワなどのトラブルが多い肌になるのです。

角質培養は角質を育てるスキンケア

「角質培養」はここに着目し、肌本来のターンオーバーの周期を取り戻すため、できるだけ外側の角質をはがさないようにするのです。
「角質培養」という名前の通り、角質を育てるのですね。
ターンオーバーの周期が戻るのは何ヶ月もかかるため、ちょっと根気の要る美容法ですが、多くの人が挑戦し肌がきれいになる人もいるようです。

角質培養は現実的に可能なの？

さて、仕事を持っている女性などはまったくファンデーションを塗らなかったり、まったく何もつけない、まったく洗わないのに抵抗があるという人もいると思います。
そういう人でも、「角質培養」のできるだけ肌を擦らないという部分は、まねできるのではないでしょうか？
女優の江角マキコさん、彼女をテレビで見ていると、あまり厚化粧をしていなさそうなのにいつもトラブル知らずのつるんとした肌をしています。
彼女が書いた美容本「もう迷わない生活」に「肌にできるだけ触らない、洗顔の時でさえ手と顔の間に泡を挟むようにして、直接触らない」というようなことが書いてありました。
ケアはもう何年も化粧水だけだそうです！それであの美肌を保っていられるなんてすごいですね。

肌の自然治癒力を活かそう！

やはり、肌をむやみに擦るのは良くないことのようですね。
あと、吹き出物をつぶしたり、膿を出したり、かさぶたをとったりするのもダメです。
肌には自然治癒力があり、その吹き出物を治そうと一生懸命がんばっています。そこに手を触れて余計な刺激を加えることは、その力を邪魔することにしかなりません。
手には多くの菌がついていることもありますしね。
とにかく何があっても、肌には手を触れないことを心がけてみてください。

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