ニキビ跡の色素沈着や凸凹肌を改善するには？ニキビ跡の状態別対処法

出来てしまったニキビも厄介ですが、何よりも厄介なのがニキビが治った跡が汚かったりすることです。本人がいくら努力してもキレイに治らなかったりします。

ニキビの赤みが残った場合

まず残りやすいものが肌の赤みです。ニキビが進行すると炎症が起こります。赤くなった場合、ニキビ自体が治ってもその赤身は残ることがあるんです。ニキビが広範囲でできてしまった時は、赤ら顔になってしまうこともあります。

このような赤みは一生残るわけではなく、数年で消えることもあります。でも、紫外線を浴びたりすると消えずに残ることもあるんです。だから紫外線対策をすることが大事です。赤みがひくまで日焼けをしないようにしましょう。早めに赤みをとるためには、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使ったり、ビタミンCのイオン導入が有効です。

ニキビ跡が色素沈着を起こした場合

それから、にきびあとの赤みが茶色くシミのようになってしまうのが色素沈着です。こちらも何年か経つと消えることがありますが、日焼けをしてしまうと消えなくなってしまいます。紫外線対策は万全にしましょう。肌に直接何をするより、日傘をさしたり、帽子をかぶるなどといった対策が良いです。今は、敏感肌用の刺激の少ない日焼け止めもあるので、ニキビをつぶさないように使用することも可能です。

お手入れとしては美白化粧品をつけるのも良いですが、角質を落とすピーリングをする方が効果的です。お金に余裕があるなら、美容皮膚科でケミカルピーリングをすると即効性を期待できます。

ニキビ跡がクレーター状になった場合

最後に、肌がみかんの皮のようにぼこぼこしたクレーター状態になることがあります。原因はニキビを爪でつぶしたりひっかいたりして刺激を加えたりすることです。ニキビの炎症や化膿が同じところで繰り返しできることで、肌の再生がうまくできなかったりするケースもあります。

強い炎症を起こしてしまう人や皮膚の硬い人に多くみられる症状です。このクレーターは残ってしまうとセルフケアではどうにもできないことが多いです。美容皮膚科でケミカルピーリングやレーザー治療で改善させることはできますが、完全に元に戻すことができないので、注意が必要です。

とにかく、ニキビができたときは肌にむやみに触らないことが大事です。丁寧なセルフケアでニキビあとに悩まされることもなくなります。

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