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歴史があるのに新しい!美白成分コウジ酸の効果と美肌に導くメカニズム



ピーリング
多くのブランドから、続々と美白アイテムがリリースされる今日この頃。桜が散り、本格的な春がやってくると、美容業界では、寝ても覚めても「美白」がテーマになります。コスメ売り場に行くと多くの美白アイテムがあり、つい、あれもこれもと目移りしたくなりますが、美白アイテムを選ぶ時には、厚生労働省認可の美白有効成分に着目することが大切です。


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美白有効成分と言っても、ビタミンC誘導体、アルブチン、カモミラET、エラグサン、トラネキサム酸など様々な成分があるのですが、中でも今、美容ジャーナリストや美容エディターなど美白に詳しい方々の間でこぞって人気の美白成分が、コウジ酸です。そこで今回は、今気になるコウジ酸の美白パワーに迫ってみたいと思います!

 

コウジ酸ってどんなもの?

麹と言えば、日本の伝統的な食文化の一つ。日本酒、味噌、醤油などの発酵食品には欠かせない有用微生物です。麹はたんぱく質や脂肪を分解する消化酵素をたっぷりと含んでいるため、食べることでも美肌効果をもたらすんですよ。最近では、食材の旨みが増すということで塩麹を使ったレシピも話題になりましたよね。この麹から生まれたのが、美白有効成分のコウジ酸です。

 

コウジ酸の歴史

コウジ酸が発見されたのは今から40年以上も前の1970年代。ここからコウジ酸に関する研究が始まりました。そして、1988年には、コウジ酸がメラニン生成抑制効果を持つということで、医薬部外品としての認可を受けています。医薬部外品とは、医薬品のように治療目的ではなく、穏やかな効果が期待できる成分が配合されているものを指します。こうして今では様々なコスメに、コウジ酸が配合されるようになりました。

 

コウジ酸が美白に効くメカニズム

では、コウジ酸は、美白に対して、どのような効果を発揮するのでしょうか。紫外線に当たると、メラニン色素を作るメラノサイトにスイッチが入り、チロシナーゼという酸化酵素が活動し始めます。このチロシナーゼの中にある銅イオンを奪ってチロシナーゼの働きを抑制するのが、コウジ酸です。コウジ酸は、メラニン抑制効果に優れ、なおかつ安全性が高いということでも注目を集めています。美白アイテムは、年間を通して長く使い続けるものですから、このように歴史と信頼のある美白有効成分なら安心ですね。

 
美白有効成分には多くの種類があり、肌質によっては相性もありますので、自分の肌で試して確認することも大切です。今年の春は、コウジ酸パワーを利用して、キメの整った美しい肌を手に入れましょう!

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