ツボ押しで隙間時間に美肌習慣♪簡単に綺麗な肌が手に入る3つのツボ
ツボ押しというと、肩こりや腰痛の改善などに効果があるというイメージですよね。しかし、肌に効くツボもちゃんとあるんです。ツボはもともと東洋医学で、神経が交差する地点です。神経の流れが悪化すると、臓器は不調をきたすようになります。そこで神経が交差する地点であるツボを押し血流と神経の流れを良くすることで、自然と患部の不調が軽減されていくというわけです。ツボ押しによって刺激が伝わると、押したツボと関連が深い臓器の不調を緩和させるように働きかけます。肌も臓器のひとつですから、正しいツボの場所を刺激して肌を改善していくことは可能なのです。
ちなみに同じように肌に効くとされているものに、マッサージがあると思います。実はマッサージは専門家の間では、今「肌によい」「肌に悪い」で意見が分かれているところなんです。血行がよくなるなどのメリットがある反面、強い力で皮膚を擦ってしまうので、その摩擦でその部分が黒ずんだりシワの原因になったりすることも指摘されています。その点ツボ押しは一点だけを集中して押すだけなので、肌を擦ることもありません。黒ずみやシワになる心配もありませんね。
攅竹(さんちく)
まずご紹介したいツボは、眉毛の内側にある攅竹(さんちく)。眉毛の生えはじめの所を触るとちょっとへこんだところがあると思います。そこを眉毛を押し上げるように、上に向かって押しましょう。目の周りはデリケートですので、あくまで優しくです。顔の新陳代謝をよくするので、メラニン色素の排出を促しだんだんシミを薄くします。目の周りのむくみを解消する効果もありますので、顔がむくんでいる朝に押すと効果的。目の周りを中心に顔がすっきりしますよ。
曲池(きょくち)
次は曲池(きょくち)というツボです。ひじの関節部分の上側にありますので、ひじを曲げた時にできる横じわの延長上を押しましょう。胃腸や婦人科系の不調を整えるツボで、シミ、くすみ、シワ、ニキビなど、あらゆる肌荒れの改善につながります。これは腕のツボなので、親指でやや強めに押しても大丈夫。気持ちいいくらいの強さがポイントです。
養老(ようろう)
オフィスでも電車の中でも気づいた時にツボ押しできるのが、養老(ようろう)という手首にあるツボ。ひじ側の手首にある骨の出っ張りの下のくぼんだところです。頭部の血液の循環を高める働きがあり、新陳代謝を活発にして肌のターンオーバーを促します。腕を握るように外側から持ち、親指を立てるようにツボに当てて押します。2秒押し2秒はなす、これを3回繰り返します。
ツボ押しは、1回押したら劇的に改善するようなものではありませんが、毎日続けることで少しずつ効果を発揮します。スキンケアと同時に行うなど、毎日行う習慣をつけると楽にできますよ。