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安心して使える虫さされアロマクリームレシピ。肌質や目的に応じて作ってみて



アロマテラピー

 

アロマクリームの作り方についてお話しします。
クリームといっても、スキンケアの仕上げに使うクリームの他、ハンドクリーム、リップクリームなどいろいろあります。材料の配合が異なるだけで基本的に作り方は同じです。

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肌に優しいスパイスを使います

アロマクリームの作り方はアロマキャンドルとよく似ています。
アロマキャンドルの材料に加え、お肌にやさしいスパイスを2つ加えるとお手製のクリームが仕上がります。

 

 

お肌にやさしい2つのスパイスとは?

それはキャリアオイルとフローラルウオーターです。
キャリアオイル自体にも肌の老化防止などの効果がありますし、フローラルウオーターは保湿効果があります。ローズやゼラニウムのフローラルウオーターであればアンチエイジング効果も期待できます。

アロマキャンドルを作る材料はミツロウ、精油が主な材料です。
アロマクリームでもこの2つは使います。
クリーム独特のコクを出すにはミツロウが必要不可欠です。

 
ただ、ミツロウだけを使うと結局アロマキャンドルが出来上がってしまうのは何となく想像がつきますよね。
あそこまでカチカチに固まってしまうともはやクリームではありません。

 
クリームならでのなめらかさを出すためにキャリアオイル、フローラルウオーターが必要になってくるわけです。これがお肌にやさしい2つのスパイスです。

 

キャリアオイルだけでもOKです

フローラルウオーターが手元になければキャリアオイルだけでもOKです。
この2つのうち、特に重要なのはキャリアオイルです。
クリームにしろ、乳液にしろ肌をバリアする役割があるので油分は必要不可欠なのです。

 

 

アロマクリームの材料と作り方

どの容量の容器で保存するかによって材料の分量は異なりますが、50mlの容器に保存することを想定した必要な材料を見てみましょう。

 

材料

ミツロウ5g、キャリアオイル大さじ2(30ml)、フローラルウオーター小さじ1(5ml)、精油8~16滴

 

作り方

1.ミツロウとキャリアオイルを入れて温めながら混ぜましょう。アロマ専門店で売られている小型のアロマウオーマーを使ってもいいですし、アロマキャンドル作り同様、何らかの耐熱容器にミツロウを入れて湯煎して溶かす方法でもいいです。

2.少し温めたフローラルウオーターを加え更に混ぜます。
※冷えたフローラルウオーターを急に入れるとせっかく温めたミツロウが固まってしまう可能性があるので少し温めたうえで加えてください。

3.火からはずして粗熱をとったあと、精油を加え更に混ぜます。

4.冷めて固まる前に素早く保存容器に入れます。

 

 

アロマクリーム作りのポイント

アロマキャンドル作り以上にちょっと難しいと感じられると思います。
火を使う、ミツロウが固まらないように注意するなどあまりよそ見をしていられないのがアロマクリーム作りです。アロマキャンドル同様、ある程度の慣れが必要です。
私も初めて作ってみたときは見事に失敗しました。ミツロウの量を多くしすぎて固くなりすぎてしまったのです。
ある程度慣れてきたら好みの質感によって材料調整してみてください。
固めの質感がお好きな方はミツロウを少し多めにしてキャリアオイルの量を少し減らす、さらさらとした質感がお好きな方はミツロウを少し減らしてキャリアオイルの量を少し増やすといった具合に調整してください。

 

 

用途に応じた精油を選んでみてください

前述した通り、クリームにはスキンケアに使うもの、ハンドクリーム、薬局で売っているような虫さされやかゆみを軽減するためのクリームなどいっぱいあります。

 

スキンケア(加齢肌対策)

ラベンダー、ゼラニウム、ローズ・オットー、フランキンセンス、ネロリ

 
加齢肌対策に使える精油は他にもありますが、特に効果的なのが上に挙げた精油です。
アロマ化粧水作りの時にもご紹介しましたが、中でもフランキンセンスは王様的存在です。
ローズ・オットーやネロリは高価な精油ですが、フランキンセンスはそんなに高くはないので香りさえ気にならなければぜひ使っていただきたい精油です。

 

スキンケア(乾燥肌対策)

ラベンダー、カモミール・ローマン、ジャスミン・アブソリュート、サンダルウッド

 
この中で保湿効果が最も優れているのがカモミール・ローマンです。
ローズほどでもないものの、それでもなかなか値段のはる精油の一つなのですが、保湿効果の他、メンタル面でも非常に優れた安眠作用もあるのでスキンケア、リラックス双方でフル活用できるので持っておいても損はしない精油です。

 

虫さされ・切り傷

ラベンダー、ティートゥリー、ニアウリ、バジル

 
この中でも特に効果的なのがティートゥリーです。殺菌効果が極めて優れています。
ただし、医薬品のような香り(病院に行った時に感じるにおいといったほうがわかりやすいかもしれません)が苦手に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
この場合、同じく殺菌作用に優れているラベンダーを多めに、ティートゥリーは少なめにブレンドして作ってみるとあまり気にならないと思います。
※バジルについては人によっては皮膚に刺激を感じる可能性がありますので、敏感肌の方は使用しないのが無難です。

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