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エイジングケア化粧品やサプリに含まれる話題の抗酸化成分



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エイジングケア化粧品やサプリメントなどに含まれている抗酸化成分について、話題の成分を見てみましょう。


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その前に、抗酸化物質が植物に多く含まれているワケを確認しておきます。


抗酸化物質が植物に多く含まれているワケ

植物は強い紫外線を浴びながら生きています。人間のように日差しを避けたりすることができませんね。そのため、自分の身を守るために多くの抗酸化物質を持っているのです。

ですから、過酷な環境に育つ植物の方が強力な抗酸化力を持つ物質を持っているという特徴があります。植物以外にも自然の中で生き抜くために抗酸化物質を多く持っている生物もいます。

いずれにしても老化に役立つものとして話題になっているものが沢山あるのですね。沢山の抗酸化物質の中で話題になっているものをあげてみます。


抗酸化物質の中で話題になっている成分

・亜鉛
細胞の代謝に関わる重要な成分です。大麦若葉、ココア、ルイボスティー、マテ茶、黒米、レバー、納豆、牡蠣などから摂取できます。

・アスタキサンチン
βカロテンなどと同じように赤い色素のカロテノイドの一種です。自然界最強の抗酸化作用を持つ物質とも言われています。イクラ、エビ、鮭、マス、カニなどから摂取することができます。

・αリポ酸
ビタミンCの400倍の抗酸化力のある成分、しかも他の抗酸化成分をリサイクル利用する効果があります。内臓以外にも毛細血管や皮膚にも入り込んで抗酸化作用を広げるという働きをします。ジャガイモ、トマト、ほうれん草、ブロッコリー、ニンジンなどから摂取することができます。

・アントシアニン
ポリフェノールの一種で目の網膜にも働きかけることで注目されています。血液をサラサラにする効果もあり、動脈硬化など循環器系の疾患予防にも役立つと言われています。ぶどう、ブルーベリー、赤紫蘇、赤キャベツなど青紫の色素を持つ植物から摂取できます。

・カテキン
緑茶の渋みの成分でタンニンとも呼ばれるものです。カテキンには抗酸化の他にも抗ガン作用や脂肪の吸収を抑える効果などがあります。ビタミンCの80倍もの抗酸化力のある成分です。

・クルクミン
カレー粉のスパイスとしてもお馴染のターメリックに含まれる色素です。ウコンの主成分でもあります。抗酸化物質としての力も強く、肝臓の働きをサポートすることなども知られています。

・コエンザイムQ10
生命のエネルギー生産をするミトコンドリアに多く含まれる成分です。脂質酸化物を抑える働きをする非常に重要な成分ですが40代以降には減少速度が加速するのです。
ダイエットにも必要な成分として知られています。アボカド、ブロッコリー、コメヌカ、ほうれん草、ナッツ類、サバ、イワシなどから摂取することができます。

・フラバンジェノール
ピンクジェノールという別名でも呼ばれ、ポリフェノールを多く含みます。フランス海岸松という松の皮から抽出される成分です。血液をサラサラにして冷え性を予防したり、むくみや肌荒れにも効果があります。コラーゲンの生成を促進する効果があることから化粧品に使用されることも多い成分です。

・レスベラトロール
ぶどうの果皮などに含まれるポリフェノールで赤ワインに多く含まれます。サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)に作用して老化を防ぐことで話題になっています。痴呆の予防に期待されて研究がすすめられています。若返り成分として美容製品にも使用されることが多い成分です。



このような抗酸化物質は化粧品の成分としてよく目にするものです。これらの他にもビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEなどビタミン類にも抗酸化作用のあるものが多く、またビタミンは他の抗酸化作用の働きをさらに向上させる効果のあるものも多いのです。

エイジングケアのために化粧品やサプリメントを選ぶ時は、このような抗酸化物質を含んでいるものを選ぶようにすると若々しさをキープするのに役立つようです。

ここにあげたものはほんの一部です。抗酸化作用のある物質は他にも沢山ありますが、話題になるものは抗酸化の他にも期待できる効果を併せ持つものが多いようです。それぞれの目的で抗酸化成分を選ぶことでより効果の高いエイジングケアができるのではないでしょうか。

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