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コラーゲン化粧品は本当にたるみや美肌に効果的?コラーゲンは保湿で本領発揮する



スキンケア

 

コラーゲンは、美肌に効果的な成分として知られています。
特にたるみに効果的と言われていますね。でもコラーゲンが化粧品に含まれていても、分子が大きいので望むような効果が得られないと、言われることも…。
こうなると化粧品に含まれていても無意味なのでは…と思いますよね。

 
ここでは本当にコラーゲンが、たるみや美肌に効果的なのかをまとめました。

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コラーゲンは真皮層まで届かないからたるみに効かない

真皮層は、肌の弾力やハリを保つ場所です。肌表面は上から表皮層、真皮層の2層に分かれており、真皮層は、弾力やハリを保っています。真皮層がコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分で満たされると、若々しくふっくらとした肌になります。

 
ところが加齢などが原因で、徐々にコラーゲンの量が減ってきます。するとたるみとなって現れます。そこで化粧品でコラーゲンを補おうとしますが、コラーゲンの分子は大きいので、肌の表面にとどまってしまい、肌の奥にある真皮層まで届けられません。だからコラーゲン化粧品を肌の上から塗っても、たるみに対して効果がないのです。

 

 

低分子コラーゲンはたるみに効果的?

そこで近年、多く出回っているのが低分子コラーゲンです。大きい分子では肌の奥まで届かないコラーゲンを、小さい分子にし、真皮層まで届けられる、という発想のものです。

 
ところが低分子コラーゲンには賛否両論があり、低分子コラーゲン化粧品を作り出したメーカーは真皮層まで届けられるというのに対し、研究者はコラーゲンは肌表面にとどまり、真皮層に届かない、と主張する人もいます。このように意見が混同する中で、コラーゲン化粧品を信じて使うのには、さすがに抵抗がありますね。

 
またコラーゲン化粧品の広告は膨大で、あたかもたるみに効果があるようにさえ感じるものばかりです。さらに日本人は、コラーゲンはたるみ改善に直結するというイメージを抱いている事実もあります。イメージにとらわれて、安易にコラーゲンを使うのは無意味と言えますね。

 

 

コラーゲンは保湿に効果的な成分

たるみに即効性はないものの、コラーゲンには、優れた保湿成分があります。表皮層の表面には角質層があり、ここに潤いを与えるのに大変効果的です。角質層が潤えば、肌の保湿につながり、しわやしみ、やがてたるみなどの肌トラブルを防ぐことができます。このようにたるみに直結する効果はありませんが、優れた保湿効果があるのですよ。コラーゲンは保湿剤として使うのがベストです。

 

 

化粧品は進化しています

これから先の研究で、本当にコラーゲンが真皮層へ届く化粧品が出来る日が来るかもしれません。
でも今のようにいろんな専門家の意見があるときは、たるみに効果的と言うことを鵜呑みにせずに使うのが無難です。本当にたるみを改善したいなら、睡眠不足やストレス、規則正しい生活をこころがけ、血流をよくし、細胞レベルでケアするほうが効果的ですよ。

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この記事は当ブログのライター「ゆっち」が書きました。

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