全ての女性に知っておいて欲しい生理と肌の関係。生理周期を味方につけたスキンケアを
女性の肌の調子は生理周期で変わります。
お肌の調子がいい時期があれば、ベタつきや乾燥、またはニキビができやすい時期もあります。
だから毎日同じスキンケアではいけません。
ここでは毎月訪れる4つの生理周期を味方につけて、効果的にスキンケアする方法をまとめました。
生理日から1週間
4つの周期の中で、もっとも体温が下がり、肌が乾燥する時期です。この時期は水分だけでなく、油分も減ってしまうので、両方をしっかり補うケアをやりましょう。
化粧水でたっぷりと水分補給してから、ホホバオイルやマカダミアナッツオイルでフタをすると効果的です。またじっくり入浴で温まったり、軽い運動をやって血行を促進しましょう。
生理1週間後から排卵日
4つの周期の中で、もっとも肌コンディションがいい時期です。この時期は、新しいスキンケア、エステ、シェーピング…など、さまざまなことを試したり、やっておくにはぴったりの時期です。
またこの時期のスキンケアの成果は、他の周期に現れます。肌にいいことをたくさんやっておいて、他のトラブル期に備えましょう。
排卵日から生理1週間前
肌表面はうるおっているのに、内側が乾燥する、隠れ乾燥肌になります。
ほどよく油分が分泌され、体温が高く血行が良くなるので、一見肌コンディションが良く見えます。
ところが肌の内側は乾燥しています。乾燥は、肌トラブルのモトになるので、しっかりとしたケアが必要です。
この時期は、化粧水を含ませたローションパックがおすすめです。まず水分の補給に力を入れましょう。でも与えた水分がもれぬよう、乳液でフタをするのも忘れずにやるのも大切です。
生理前1週間
生理前1週間は肌バリア機能が低下し、紫外線や外的刺激に弱くなります。乾燥するのにとにかくベタつくという最悪の肌コンディションに…シミやニキビができやすくなります。リンパの流れも悪くなるので、顔がむくんでしまいます。
普段以上に、紫外線をしっかり防ぎましょう。またたっぷり化粧水をつけて、足りないようならマスクパックをやり、乳液でフタをします。
新しいスキンケアを試すのは避けて
そこで守ってほしいのが、いつも使っている化粧品を使うことです。
肌が敏感なので、新しい化粧品を使ったり、新しいスキンケアに挑戦するのは、肌トラブルのモトなのでやめましょう。あくまでやさしくケアしてください。軽くむくみをもみほぐしたり、リンパマッサージに行き、流れをスムーズにするのもおすすめですよ。
同じ自分の肌でも、生理周期によってこんなに肌コンディションが違うのです。どんなに一生懸命ケアをやっても、しかるべきときにやらねば無意味になりかねません。でもそれができればキレイな肌へ近づけますよ。