沖縄生まれの和のアロマ、ゲットウは日本人女性のお肌と好相性！

日本古来からの香りというのに注目が集まっています。アロマの世界も同様で、特に美容効果のあるアロマは、日本人女性の肌との相性もよく、積極的に暮らしに取り入れていきたいものだったりします。

沖縄や台湾に自生する月桃

ゲットウは、漢字で月桃と書きます。原産地は東インドで、南アメリカからオセアニア、アジアの熱帯地域に分布しています。日本では、琉球諸島の山野に自生している植物で、「サンニン」と呼ばれ親しまれてきたようです。葉っぱが大きいのが特徴で、高さ3mほどまで大きくなる植物なんですよ。初夏には、白やピンクの可憐な花が咲きますが、アロマの精油は葉っぱから採取されています。今の主な産地は台湾や日本です。

実はショウガ科の植物であるゲットウは、植物からもとってもさわやかな香りがします。また、ほのかなフローラル系の香りもするため、女性に人気のアロマです。沖縄では、もともと虫除けとして利用されたり、「カーサームーチー」と呼ばれるお餅を作るのに使われたりしているようです。茎の繊維もロープや紙を作る原料になったりと生活に根付いた植物なんですよ。

女性に嬉しい効果の多いゲットウ

最近では、肌の引き締め効果が注目されていて、ゲットウエキスを配合した化粧水なんかも市販されています。葉っぱには抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているので、ハーブティーとして人気だったりします。
一応ハーブ系のアロマに分類されるゲットウですが、フローラルな香りと森林のグリーンのような香り、柑橘系の香りもするちょっと変わったアロマです。シネオールが含まれているため、花粉症対策にも効果があるのではと言われています。

気持ちを落ち着かせてくれる効果とともに、脳の活性化にも有用なため、勉強などの集中力が欲しい時にも使えるアロマです。抗菌作用もありますから、ローションやマッサージオイルを作る時に活用することで、身体を清潔に保つことができたりもします。

ゲットウはハーブ系アロマとブレンドして

相性の良いアロマとしては、同じハーブ系のアロマがおススメです。気分が沈んでいて、元気が出ないといった時なら、アンジェリカルートやクラリセージといった女性特有の不調にも効くハーブ系アロマとのブレンドが向いています。ペパーミントやローズマリーといった、背筋を伸ばしてくれるようなすっきりとした香りのアロマとも好相性です。但しゲットウのアロマは、香りの強さもほどよく、揮発度もまずまずなので使いすぎてしまいそうになりますが、かなりそのエッセンシャルオイルは濃縮されたものなので、肌の弱い人は控えめに利用するのが吉です。

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