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肌乾燥と加齢。シワができる原因はたったのふたつだけ。しわ予防と対策ケア



しわ対策

 

シワには大きく分けて2つの原因があります。
1つが、若くても起こる肌が乾燥することでおこる「チリメンジワ」。小さい細かいシワです。
もうひとつが加齢によってできる「大ジワ」。いわゆる加齢ジワという大きく深く刻まれたシワです。
この二つは原因も、肌内部で起こっている現象も異なります。
詳しく見てみましょう。

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チリメンジワ

チリメンジワのチリメンとは織物の「縮緬(ちりめん)」に似ていることから呼ばれています。
横方向に強く細かい「撚り」をかけた布で、細かいうねりが見られるのが特徴です。
肌はうるおいのある健康な状態であれば、キメが整って、キレイな三角形をしています。
しかし、乾燥してしまうと、キメが大きく流れ、溝が深くなります。
この状態がチリメンジワです。

 
チリメンジワは肌の角質層が乾燥している状態です。
乾燥に至る原因は、スキンケアが原因であったり、外気や住居環境に起因することや、生活環境の乱れや健康不良など様々です。
肌の状況からみると、表皮の角質層が水分不足になっている状態なだけなので、保湿成分をたっぷりと補給してあげると、元のキメの整った潤い肌に戻ります。

 
保湿をしても、シワが消えない場合は、残念ながらチリメンジワではなく本格的な「シワ」と考えられます。
するべきケアが異なってくるので、いつものスキンケアにシワ対策ケアをプラスしましょう。

 

 

大ジワ(加齢ジワ)

皮膚は一番表が表皮と言い、主に水分保持をして外的刺激から肌を守るバリア機能を果たしています。
その下に真皮という、肌の土台部分があり、弾力を維持して衝撃から守るクッションの役割をもっています。
大ジワとは表皮だけではなく、真皮である肌の土台部分までダメージが及んでいる状態なのです。
真皮は弾力繊維であるコラーゲンや水分保持機能をもつヒアルロン酸をたっぷり含むことによって、ベッドのスプリングのようにふわふわしています。

 

加齢とともに減ってしまうコラーゲンやヒアルロン酸

しかし、加齢によって40才ごろからコラーゲンやヒアルロン酸を生み出す量が減少し、真皮のクッション性が悪くなります。
重ねて、日々浴びてしまっている紫外線は肌の真皮まで届くことにより、コラーゲンを固く変性させたり、壊してしまい真皮の弾力性を損ねているのです。
これらの原因から肌の真皮は大きくシワを作ってしまうのです。

 
大ジワの状態になってしまっては、保湿ケアレベルでは改善できません。
真皮内のコラーゲンを生み出す成分のビタミンC誘導体やレチノール、シリビンなど美容成分が配合された美容液を使用することがおススメです。

 
時間はかかりますが、コラーゲンが増えることで、ヒアルロン酸も水分を蓄えることができるので、保湿成分をたっぷり補給することで肌がふっくらして改善してくるでしょう。
同時に、これ以上真皮ダメージを与えないよう紫外線ケアは徹底しましょう。

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