フォトフェイシャルとレーザー治療はどうちがう？どちらが優れているの？

レーザー治療と間違われることの多いフォトフェイシャルですが、そこで使われている光は、インテンスパルスドライト（IPL）というものです。
これは、レーザーよりも弱いものではありますが、効果がある上に痛みや肌へのダメージが少ないという利点を持っています。
痛みの程度は個人差がありますが、照射を行った際に輪ゴムで弾くようなパチッという感じがある程度で、ほとんどの場合それほど痛みを起こすことはありません。

 
レーザー治療とフォトフェイシャルでは、実際その効果にはどのような違いがあるのでしょうか。
また、どちらがより優れている治療法なのでしょうか。

フォトなら毛細血管を傷つけることが無い

フォトによる治療はシミやそばかす、たるみ、シワ、ニキビ跡、赤ら顔などさまざまな肌の悩みに効果が期待できるものとなっています。
たとえば赤ら顔は、皮膚の下の毛細血管が拡張したことにより、赤みが目立つ肌のことを指します。
この症状は原因が定かで無い場合も多く、レーザー治療を行うこともありましたが、毛細血管にダメージを与えてしまう危険性も含んでいました。
しかし、フォトフェイシャルであれば毛細血管を傷つけることなく縮め、赤みを軽減させることができるのです。

にきび跡にも効果的

ニキビ跡にも効果を表しますが、ただ凹凸のあるようなタイプのニキビ跡、いわゆるクレーター状になっているような症状など、レーザー治療を行うことが適切な場合もあります。
深い凹凸にはレーザーが使われることが多いですが、浅い凹みであれば、コラーゲンを増やす効果によって、改善されることも期待できます。
一方、フォトフェイシャルが得意なニキビ跡治療は、色素沈着を起こしてしまったものに対してです。

 
濃いシミを取り除く際は、レーザーを使用することで高い効果があります。
しかし薄い色に反応しにくい面があるため、薄いシミにはフォトフェイシャルの方が向いている場合もあります。

それぞれに得意分野がある

このように、どちらが良い、悪いというわけではなく、レーザーにもフォトフェイシャルにもそれぞれ得意分野があるのです。
一見して、後発のフォトフェイシャルの方が優れた技術を有しているようにも思えますが、やはり症状に応じて使い分けをしていくことがポイントとなっているのですね。

 
それにはきちんとした専門的知識を有している医療機関を選択することが最重要となっています。
症状、効果、そしてダウンタイムの有無など、生活をする上で負担のかからないものを選択できるよう、カウンセリングで説明を聞き、納得の行く治療を行いましょう。

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