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加齢だけが原因じゃなかった!たるみを作る皮膚のメカニズム



乾燥肌
 
「なんだか目の下がたるんできた」、「二重あごになってしまった」、「頬の毛穴が目立ってきた」など、30才を過ぎると顔のいろいろな部分でエイジングの予兆を強く受ける「たるみ」が気になりはじめますね。
年齢と重力のせい……と避けられない印象があって、ケアできないと思っている人も多いのではないでしょうか?


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また、顔だけでなく、お尻やおなかなど体にも気になるたるみ、でてきますよね。
「たるみ」は加齢や重力だけが原因ではありませんよ。
生活習慣やスキンケアが原因にもなっているので、対策をきちんとすればたるみをケアすることもできます。

 

たるみを作る3つの原因

人の体は骨の骨格があって、その周りに筋肉があり、脂肪で守り、皮膚で覆っています。
たるみとは、人間の体を作っている「筋肉」「脂肪」「皮膚」すべてが複合的に関係して起こる現象です。

 

筋肉の老化によるたるみ

30才を過ぎると、定期的な運動をしている人は減ってきますよね。特に女性で主婦の人は、そんな時間がないという人も多いと思います。筋肉の老化は何より運動不足が原因です。運動不足により筋肉が緩みやすくなり、脂肪や皮膚を支えられなくなり、重力に従って下へ下へと下がってしまいます。これが筋肉の老化によるたるみです。
もちろん、老化によって筋肉が少なくなったり、弱くなることも原因です。
筋肉の緩み・老化によるたるみの代表格はお尻やあごのたるみです。
定期的な運動をするとともに、毎日の歩き方や姿勢なども筋肉に影響してきますので、気を付けましょう。

 

脂肪によるたるみ

体の中で脂肪が多い部分は、重さや重力によって下にたるみやすくなります。
顔では頬や涙袋などに脂肪が多くついていますが、若いうちは筋肉や皮膚の弾力繊維が協力に脂肪を引き上げているのでたるみは起こりません。
しかし、年齢とともに筋肉が弱り、皮膚のコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維が固くなり、減少すると脂肪の重みを支えきれなくなるのです。
脂肪によるたるみは太っている人に多く見られます。
体では、お腹や二の腕などのたるみが脂肪によるたるみです。
運動しにくい部分は脂肪が付きやすい部分です。意識的にストレッチや運動をして脂肪をつきにくくしましょう。

 

皮膚の老化によるたるみ

体の一番外側を覆っている皮膚の中で、加齢により真皮にあるエラスチンやコラーゲンなどの弾力繊維が固くなったり、減少すると、脂肪の重みを支えきれずに、たるませてしまいます。
皮膚の老化は、加齢だけが原因ではなく、紫外線を浴びることによってコラーゲンやエラスチンが変性したり、また、生活習慣が乱れて睡眠不足や栄養バランスの悪い食事をすることでも肌の老化に繋がります。
その他、スキンケアやクレンジングで顔をマッサージしたり、ひっぱったりするクセも、皮膚弾力を傷つけて、たるみに影響します。

 
「たるみ」はまさに、その人の生活習慣の現れと言える肌現象です。
加齢だけでなく、運動や食事の生活習慣、スキンケアなどが複合的に影響する肌悩みと言え、「たるみ」が現れる部位にはその人の「生活」が顕著に現れるのです。

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