シミの種類によって対処法は異なる！シミの4つのタイプとケア方法

 
一口にシミと言っても、様々なタイプがあります。そして、シミはタイプによってケア方法も異なります。シミのタイプとタイプ別のケア方法についてご紹介します。

1. 老人性色素沈着

シミのタイプは大きく分けて4つあります。まず、最もポピュラーなのが「老人性色素沈着」と呼ばれるシミです。一般的なシミは大体これです。老人性という言葉に驚くかもしれませんが、このシミの主な原因は紫外線です。日焼け止めをしっかり塗って紫外線を防ぐこと、また、加齢によって活性酸素の除去能力が弱まり、紫外線の影響を受けやすくなるので、抗酸化効果のある食べ物などを積極的に食べるのも効果的です。そして、いわゆる美白化粧品が効きやすいのもこのシミです。

2. ソバカス

次に「ソバカス」です。ソバカスは老人性色素沈着よりも細かく、こめかみや目回りに出ることが多いです。ソバカスには先天的なものと後天的なものがあり、先天的なソバカスは10代でよく見られます。それ以降のソバカスは後天的なものであり、原因はやはり紫外線になりますので、老人性色素沈着と同じく、紫外線ケアが効果的となります。

3. 肝斑

次に、「肝斑」です。内服薬のCMで一気に有名になったので、名前くらいは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。肝斑の特徴としては、左右の頬に同じようにぼんやりとした大きめのシミができることです。原因はホルモンバランスの乱れと言われていて、30～40代の女性に多い症状です。肝斑にはホルモンが影響しているので、美白化粧品などの外からのケアよりは、内からのケアが効果的だと言われています。専用の薬を使うのもおすすめですし、大豆イソフラボンなど女性ホルモンに似た働きをするものを積極的に摂るのも効果的です。

4. 炎症後色素沈着

最後に、「炎症後色素沈着」です。名前の通り、肌に炎症が起こって色素沈着を起こし、その跡が残ったものです。ニキビを無理につぶしたり、化粧品でかぶれたりして起こることがあります。ニキビをつぶすほか、肌をこすることも刺激になりますので、できるだけ肌はこすらないようにしましょう。とくに肌をこすりやすいのが洗顔時です。洗顔料はしっかり泡立てて肌と手のひらの間にクッションを作り、洗い流した後はタオルでポンポンと押さえるように水分を拭き取りましょう。柔軟剤を使ってタオルを洗っておくのも、肌あたりが優しくなっておすすめです。

 
以上が、代表的なシミのタイプと、タイプ別のケア方法です。自分のシミのタイプを知って、効果的なケアを行いたいですね。

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