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抗酸化成分「コエンザイムQ10」が肌老化を食い止めるメカニズム



スキンケア
 
コエンザイムQ10はアンチエイジングに欠かせない成分です。老化の大きな原因の1つである活性酸素を除去してくれるだけではなく、細胞レベルから活性化して代謝を促してくれるという効果ももっています。


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コエンザイムQ10ってどんな成分?

コエンザイムQ10というのは人がもともと持っている成分です。人には約60兆個の細胞があり、その細胞の中にエネルギーを生み出すミトコンドリアが存在しています。コエンザイムQ10はこのミトコンドリアに含まれていて、エネルギーの源となるATP(アデノシン3リン酸)をつくるのに不可欠な物質です。コエンザイムQ10の生産量は20歳代がピークで、40歳代では20歳代の約70%に減少し、80歳代には約30%にまで減少すると言われています。

 

抗酸化作用を持つコエンザイムQ10

老化の原因・活性酸素とは呼吸をするだけでも発生するものなのですが、本来適量の活性酸素は体内の悪いものを攻撃してくれます。しかし活性酸素が増えすぎると、身体にとって必要なものまで攻撃してしまいます。活性酸素が増えすぎる原因は喫煙やストレス、食生活の乱れなど様々です。日々のあたりまえの生活の中で活性酸素により老化は進んでしまうのです。

コエンザイムQ10は抗酸化作用がとても強く、細胞を酸化から守ってくれます。また、真皮の繊維芽細胞を活性させ、コラーゲンの新陳代謝を活発にし、ヒアルロン酸やエラスチンを増やしてくれるので、肌に弾力を与えることが出来ます。また、コラーゲンが活性酸素の攻撃を受けるのを防いでくれますし、免疫力の低下も防ぎます。とても嬉しいのは、長年貯まってきた光老化のダメージを回復してくれることです。

 

化粧品やサプリメントに含まれるコエンザイムQ10

このようにアンチエイジングに欠かすことのできないコエンザイムQ10ですが、日本では化粧品への配合量は100gあたり0.03%が上限と決められています。欧米では0.1~0.5%なので0.03%というのはかなり低い数字と言えます。ドクターズコスメなどでは基準の10倍の0.3%配合のものなどもあるので、そういった商品を見つけたらぜひ使ってみてほしいと思います。

サプリメントでもコエンザイムQ10を摂取することができます。サプリメントは性別関係なく体の中からアンチエイジングができて、元気で健康な身体を維持できるのでおススメです。しかしサプリメントでコエンザイムQ10を摂取しても、肌よりもまずは体内の必要なところで消費されてしまうので、肌にとってのアンチエイジングとしてはなかなか効果を感じにくいかもしれません。

コエンザイムQ10は脂溶性で水には溶けません。ホホバオイルなどにコエンザイムQ10オイルを混ぜて顔をマッサージするというエステなどもありますが、これはコエンザイムQ10の効果をとても実感できる最強のアンチエイジングマッサージだと思います。特別な日にはこういったものを受けてみるのもいいのではないでしょうか。

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