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種類によって異なる「たるみ」のケア。あなたのたるみはどのタイプ?



毛穴
 
顔立ちや肌タイプにより、エイジングの出方はさまざまです。一般に最初は、ふっくら型の顔の人は「たるみ」に、痩せ型の顔の人は「シワ」に現れる傾向があると言われています。今日は「たるみ」ついて検証してみましょう。


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まず、たるみにも種類があって、主に4つに大別されるというお話をします。ちょっとたるみが気になり始めたあなた。あなたのケースはどれに当てはまりますか?

 

1. たるみ毛穴

1つめは、<たるみ毛穴>の場合。頬まわりの毛穴の開きや、縦型の楕円形の毛穴が該当します。若い時期の皮脂過剰により毛穴に皮脂がつまるポツポツとしたつまり毛穴、とは違います。エイジングによる<たるみ毛穴>は、毛穴まわりを支えていた真皮のコラーゲンがゆるんで、弾力を失うことにより、毛穴が開くことで起こります。

 

2. 涙袋

2つめは、<涙袋>の場合。クマや下まぶたのプクっとふくらんだたるみ、がそうです。眼球のまわりには目を保護するための眼窩(がんか)細胞という脂肪があるのですが、これを支える下まぶたの皮膚がゆるむことで、生じます。人により、現れ方が異なり、上まぶたにたるみが出て、まぶたが重く垂れさがる人もいます。このタイプの方は、視界が狭くなるのでまぶたを上げようと筋肉を緊張させるため、頭痛もちになることもあり、要注意です。

 

3. 二重あご

3つめは、<二重あご>の場合。一言でいえば、フェイスラインのたるみ、です。もともと頬からあごにかけては脂肪が厚いのですが、その厚みを皮膚が支えきれなくなり、下がることで起こります。二重あごまではっきり現れなくても、若い頃はもっていたあごの線のシャープな感じがなくなり、輪郭がぼやけてきたら、それは二重あごの一種です。

 

4. 法令線

4つめは、<法令線>の場合。無表情でいても、口の両側にシワができる状態です。口元の皮膚がたるんでくるに従い、頬の厚い脂肪が下がってくることや、頬の筋肉が硬くなり、リンパや老廃物の流れが滞ることで起こります。シワと勘違いされる方も多いのですが、たるみによりできる法令線は、少し深いシワなので、ケアの仕方を区別することが必要です。

 

コスメ以外のたるみ対策もしっかりと!

あなたの皮膚の厚さはわずか2mm。いわば紙一枚の厚さしかありません。30代になって頬や口元がたるんでくるのは、薄い皮膚だけでなく、その下の皮下組織や筋肉が薄くなるから、と心してお手入れする必要があります。勿論エイジングコスメは使い始めたらベターですが、たった2mmの所に働きかけるコスメだけでは心もとない。エイジングは、皮膚よりずっと深いところの皮下組織や筋肉にアプローチすることが、早期解決につながります。筋肉に働きかけるマッサージなど、コスメに頼りすぎない自力のケアをおすすめしたいです。

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