アロマ化粧水の手作りに適した保湿剤はグリセリン?キャリアオイル?
アロマで手作り化粧水を作るときにかかせないのが保湿剤です。一般的にはグリセリンを使うとされていますが、キャリアオイルを使ってもOKなのですよ。また保湿剤としてだけでなくエッセンシャルオイルと水のつなぎ役としても使われています。
ではどちらがいいのか、ふたつの違いや実際に使った感想をまとめました。
手作りアロマ化粧水の保湿剤の王道はグリセリン
本や専門サイトなどで手作りアロマ化粧水の材料として紹介されているのがグリセリンです。アロマコスメの一般的な保湿剤として使われています。植物油から摂れる無色無臭の液体で原液はとろみがあります。
保湿剤として優れていますが欲張って大量に使うと逆に肌の水分を奪ってしまう性質があります。最高でもグリセリン濃度は全体の10%以下になるように化粧水を作りましょう。私は5%くらいがちょうどよかったです。
コットンやマスクパック使いに合うグリセリン配合化粧水
手を使ってパッティングで入れこむときはゆるやかに肌に浸透していく感じでした。でも今まで使っていた化粧水と比較するとなんとなく肌が化粧水を弾いてしまうような使い心地ですぐれた浸透力!と言う感じではなかったのが正直な感想です。
しっかり浸透させるためにはコットンパックや、マスクパックを使うと肌にしっかりうるおいを与えられましたよ。パッティングだけでケアしていたら黄体期になんとなくシミやシワが目立つようになり……しっかり保湿されていないのかなという感じがしました。
ですがユーザーによってはグリセリンを使った手作りアロマ化粧水を使ってから肌が潤うようになったり、肌トラブルが改善されたという方も大勢います。一度試して使い心地がよければきっと手放せなくなるでしょう。
アロマ化粧水の保湿剤に使えるキャリアオイル
手作りアロマ化粧水の保湿剤はグリセリンの代わりにキャリアオイルを使うこともできます。種類もたくさんあるので自分にぴったりのものをチョイスできるところが魅力でしょう。
基本的にどのキャリアオイルでも使えますが粘り気やベタつきがなく酸化しにくく浸透力が高いホホバオイル、マカダミアナッツオイル、ココナッツオイルが化粧水の保湿剤としておすすめです。
・マカダミアナッツオイル…アンチエイジング、乾燥肌向けでしっとりします
・ココナッツオイル…脂性肌向けで特にさらりとします
濃度はグリセリンと同じく全体の10%なるように作りましょう。ですがグリセリンのように上限がないので自分で量を加減してもかまいません。私はマカダミアナッツオイルを使っていますが10%でぴったりでしたよ。もっちりしっとりした肌に仕上がります。
(「ローズヒップオイルは手作りアロマ化粧水の保湿剤として使える?」へ続きます。)