ローズヒップオイルは手作りアロマ化粧水の保湿剤として使える?
マカダミアナッツオイルを使って手作りアロマ化粧水を作りましたが、肌につけるとぐんぐん浸透していきました。(手作りアロマ化粧水の作り方は「アロマ化粧水の手作りに適した保湿剤はグリセリン?キャリアオイル?」をご覧ください。)化粧水は美容液を浸透しやすくするためにたっぷり潤わせたいところなので、しっかり水分を与えるためには最適です。
また保湿力にもすぐれ、つけると肌がしっとりするうえハリを取り戻しました。また毛穴やシワも目立たなくなりましたよ。キャリアオイルはアロマの成分を肌の奥まで届けるというすぐれた作用を持ち合わせているので、手作り化粧水の保湿剤にぴったりです。
もしグリセリンを保湿剤に使った手作り化粧水の保湿力や浸透力に満足できないのなら、キャリアオイルを使ってみてはいかがでしょうか。自分の肌に合わせてオイルを選べるところも魅力でしょう。
ローズヒップオイルは保湿剤として使える?
キャリアオイルの中でも特にすぐれた美肌作用を持つローズヒップオイルは手作り化粧水の保湿剤に向いているのでしょうか。どうせならしわやしみ……などオールマイティでスキンケアができるものを選びたいですよね。
ローズヒップオイルはしわ、たるみ、美白、色素沈着、ニキビ、日焼け、傷の修復…などのあらゆる肌のケアにぴったりです。ところが使い心地を重視すると手作り化粧水には向いていると言えません。
肌につけるとベタッとし、伸びがよくありません。浸透力がゆるやかなので肌がベタベタしてしまいます。また紫外線に当たると短時間で酸化してしまう性質を持っているので肌トラブルになりかねません。このようなことから朝晩使う化粧水には不向きと言えるでしょう。
もしベタつくことを気にしない人はローズヒップオイルを夜用化粧水の保湿剤として使うことができますが、朝に使うものには酸化しにくいものを選ぶのが最低条件なのでおすすめできません。ですのでホホバオイル、マカダミアナッツオイル、ココナッツオイルなどを選ぶことをおすすめします。
もしローズヒップオイルをスキンケアに取り入れるなら夜用のスキンケアオイルか、みつろうクリームに入れて使うのがおすすめですよ。
使用感には個人差がある
手作りアロマ化粧水の保湿剤に向いているのはグリセリンかキャリアオイルか……どちらがいいと一言で言えないのが本当のところです。私にはキャリアオイルが向いていますが、グリセリンがいいと言う方も大勢いますよ。使用感には個人差があるのでまずは自分で試してぴったりのものを選びましょう。