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思春期ニキビと大人ニキビ ケア用化粧水は同じものを使ってもいい?



化粧水
 
市販品だけでもたくさんの種類のある化粧水は、スキンケアの最初のステップとして愛用している人が多いことと思います。
しかし化粧水は商品によって配合成分も様々で、どれを使ったらいいのか迷うところです。


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自分の肌に合ったものを選ぶことで初めてスキンケア効果を実感することができるアイテムなので、よく成分を吟味して選択したいところです。特に肌が敏感な状態に傾いているニキビ肌にとって、合う化粧水を選ぶことはそのまま効果的なニキビケアにも繋がるのでとても大切です。

思春期ニキビや大人ニキビが気になる肌には、どのような化粧水を選んだらいいのでしょうか? ニキビの原因別に化粧水の選び方をご紹介したいと思います。

 

思春期ニキビには殺菌効果のあるものを

ホルモンによって過剰に皮脂が分泌して起こる10代に見られる思春期ニキビには、ニキビを殺菌する効果のある成分が配合された化粧水がお勧めです。

今は医薬部外品以外の化粧品には全成分表示が義務化されているので、並び順が上になっているものから多く配合されている成分だと見ることができます。
ニキビ肌用と表記されたものなら間違いありませんが、それ以外でもアルコールであるエタノールが上位に配合されたものを選ぶと殺菌効果が期待できます。

また消炎効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムやニキビの原因菌であるアクネ菌に効果のある硫黄が配合されたものを使用すると、できてしまった思春期ニキビの改善に効果を発揮します。

 

乾燥が原因の大人ニキビには保湿と殺菌の両方を意識して

外気やエアコン、加齢などによる乾燥によってできる大人ニキビには、殺菌と保湿が必要となります。
大人ニキビ用に保湿力と殺菌力を併せ持った化粧水もありますが、より早く治したい場合や入手が困難な場合は殺菌効果のある化粧水と保湿効果のある化粧水の2種類を一緒に使用することをお勧めします。

殺菌効果がある化粧水は思春期ニキビと同様、アルコールや硫黄、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されたニキビ肌用の化粧水が効果的なので、洗顔後まずこれらの化粧水でできてしまったニキビを殺菌します。
その後、保湿効果の高い化粧水でしっかり水分補給をすることがポイントです。
保湿成分としては、肌が本来持つものと同じで年齢や乾燥によって失われていくコラーゲンや、セラミド、1gで6リットルの水分を保持できるヒアルロン酸などが配合されたものがお勧めです。

肌が本来持つ保湿成分をしっかり化粧品で補いながら、肌の乾燥を改善してターンオーバーを正常へと近づけることができれば、自ずと大人ニキビは改善していきます。
ビタミンC誘導体配合の化粧水も、肌本来のコラーゲンの生成を助けて健康な角質へと導くのでお勧めです。
自分に合った成分が配合された商品を、上手に選んでいきましょう。

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