ニキビを悪化させないファンデーション・フェイスパウダーの選び方

 
ニキビが気になるけれど、ベースメイクをすると時間とともにニキビが悪化してしまう。そんな悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。

 
ニキビは毛穴に過剰に分泌された皮脂が詰まり、アクネ菌が繁殖して起こる炎症です。
炎症の上からメイクという異物で蓋をしてしまっては、毛穴は呼吸ができず、さらにニキビの炎症が悪化してしまいます。
しかしメイクの種類や方法を正しく選べば、ニキビに負担をかけずベースメイクを楽しむことができます。
そんなニキビ肌にお勧めのベースメイクをご紹介したいと思います。

 

ファンデーションはパウダータイプがお勧め

ニキビを隠したいがために、カバー力のあるリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使いたい気持ちは分かりますが、油分が多いリキッドタイプやクリームタイプはニキビ肌の負担になってしまう場合があるので、デイリーに使用するのはあまりお勧めできません。
できれば日常使いは、油分が少なめかオイルフリーのパウダーファンデーションを使用することをお勧めします。
ニキビ跡が気になる部分には、コンシーラブラシなどで重ね付けすればパウダーファンデーションだけでもそれなりに隠すこともできます。
今はミネラルファンデーションなどシンプルな成分のものも多いので、自分に合った使いやすい物を選びましょう。

 

できれば洗顔料で落とせるものを

毎日メイクを落とすために使用しているクレンジング剤も、実は肌の負担になっている場合が多いものです。
特に炎症を起こしている敏感な状態のニキビ肌には、乳化力の強いオイルクレンジングやジェルタイプのクレンジングは肌のバリア機能を弱らせ、ニキビを悪化させる原因になりかねません。
ニキビが気になる間はできれば洗顔料で落とせるメイクがお勧めです。

 

仕上げや休日のメイクにお勧めのベビーパウダー

ホルモンや乾燥によって皮脂分泌が活発になって起こるニキビ肌には、ルースパウダーなど仕上げのパウダーの代わりにベビーパウダーもお勧めです。
ベビーパウダーは安価でどこでも手に入る上に、赤ちゃんの肌にも安心して使用できる処方なので、ニキビが気になる敏感な肌にも安心して使用することができます。
また、余分な皮脂を吸着して肌をサラサラに保つので、メイクの崩れを防ぎ、快適に過ごすこともできます。
ファンデーションのようなカバー力はありませんが、ナチュラルなベールで肌をフォーカスして綺麗に見せる効果がある上に、洗顔料で簡単に落とすこともできるので肌への負担も少なく、ニキビが悪化してメイクを諦めている人にもぜひお勧めです。