コーヒーでニキビ悪化?ニキビ肌の方のカフェインとのつきあい方
仕事中や気分転換、ランチの後などに楽しむ人の多いコーヒーや紅茶、緑茶は、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれており、ガンや成人病を予防する健康効果があると言われています。また交感神経の働きを高めて頭をすっきりさせる効果もあるので、疲れたときなど飲むと美味しい飲み物です。
しかし、これらの飲み物に多く含まれるカフェインには常習性があり、取り過ぎればニキビ肌にとって悪影響を及ぼすことにもなりかねません。
ニキビを悪化させない、カフェインの多い飲み物を上手に楽しむ方法をご紹介します。
常飲は避ける
コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインの多い飲み物を、普段から水代わりにガブガブ飲むのは避けましょう。カフェインはニキビ肌にとっても健康にとっても大切なビタミンや鉄分などのミネラルを排出してしまいます。
カフェインの多い飲み物は1日1、2杯程度に留め、普段はノンカフェインの水や白湯、麦茶やハーブティー、カフェインの少ないほうじ茶や玄米茶、番茶などを飲むようにしましょう。
食事中はノンカフェインかカフェインの少ない飲み物を一緒に
昔から日本では食事中は番茶を飲む習慣があります。これは食事で摂取したミネラルやビタミンを効率よく吸収するためにもとても効果的な習慣で、緑茶ではなくカフェインの少ない番茶を飲むことで、ミネラルやビタミンが排出されるのを防ぐ効果もあります。
食事と一緒にカフェインの多い飲み物を飲めば、胃の消化機能はアップしますが、大切な栄養素も失われてしまいますので、食事中の飲み物にカフェインが多いものを取るのは避けましょう。
就寝前や夜は避けて、なるべく午後3時くらいまでに飲む
夕方や夜カフェインを多く含んだ飲み物を飲んだために、眠れなくなった経験のある人は少なくないのではないでしょうか。
カフェインは脳を覚醒する効果があるので、できれば午後3時以降は飲まない方が夜ゆっくり睡眠を取ることができます。
良質の睡眠で肌の新陳代謝を高めるためにも、夕方以降のカフェインの摂取は控えましょう。
適量ならメリットも多いカフェイン
このように取り過ぎたり、常飲すればニキビの悪化だけでなく、健康維持にも影響のあるカフェインの多い飲み物ですが、適量ならばリラックス効果もあり、健康に効果的な一面もあるものです。
特に寒い季節の風邪予防に、緑茶のカテキンはとても効果的な成分です。
1日の量や時間を決めて、飲みすぎず適度に楽しんで付き合っていければ、ストレス解消にも繋がり理想的です。
ぜひカフェインの多い飲み物を上手に気分転換に取り入れながら、効率よくニキビケアを続けていきましょう。