紫外線はこれで確実にカット！大人ニキビ肌にもやさしいUV対策

 
大人ニキビが気になる肌にとって、紫外線対策選びも悩みどころです。
市販の紫外線対策商品の殆どには合成ポリマーや合成界面活性剤が複数種類含まれているので、角質層の水分不足が主な原因の肌のバリア機能が弱った大人ニキビには負担になることが多く、日焼け止めを塗ってニキビが悪化した経験がある人も多いのではないでしょうか。

 
しかし紫外線は無防備に浴び続ければ活性酸素を増やし、肌本来の保湿成分を壊すので、肌の乾燥が進み大人ニキビの原因になってしまいます。また、まだ肌寒い行楽シーズンの春先や秋も意外と紫外線が強いので、油断は禁物です。
ではどのような方法で紫外線対策をすれば、大人ニキビに負担が少ないのでしょうか。ご紹介したいと思います。

 

紫外線カットは乱反射で、石鹸や洗顔料で落とせるものを選ぶ

化粧品が汗で流れ落ちやすい夏でも、大人ニキビが気になる肌には落ちにくいウォータープルーフの紫外線対策用化粧品は負担になるので、日常使いは避けた方が無難です。できれば子ども用などに多い「石鹸や洗顔料で落とせるもの」を選ぶとニキビ肌への負担が少なくて済みます。
また、最近では数は少なくなりましたが、紫外線吸収剤が使用されたものも、角質層を弱らせるなど肌への負担が大きいので避け、肌に負担の少ない紫外線乱反射剤が配合されたものを選ぶといいでしょう。

紫外線対策化粧品にはＳＰＦ値が表示されていますが、普段使いなら10～20程度で十分です。またアウトドアのレジャー用のＳＰＦ値が高いものはその分肌への負担も大きいので、屋外ではほどほどの数値のものをこまめに塗り直して、紫外線対策をしましょう。

それでもニキビが悪化する敏感肌の場合は、パックスナチュロンＵＶクリームなど石鹸乳化の日焼け止めや、自然派メーカーのロゴナやオーブリーオーガニクスなどの成分に細かく配慮された日焼け止めがお勧めです。

 

物理的に遮断する

日傘や手袋、帽子やＵＶカット衣料で物理的に紫外線を遮断するのは、今や多くの人がしていることと思います。
しかし洗濯物を干したり、ちょっと買い物へ出かけるのに紫外線対策をするのは面倒なものです。そんな時は手持ちのパウダーをはたくだけでも肌を紫外線から守ることができます。

化粧品はＳＰＦ値などが明記されていないと紫外線カット効果が無いように思われがちですが、ＳＰＦ値が表示されていない普通のパウダーでも、ＳＰＦ２～３程度の紫外線乱反射効果があるので、ちょっとそこまでの用事には帽子などと組み合わせれば十分効果を期待できます。