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プレママ必見!妊娠中に肌トラブルが起こりやすくなる3つの原因



しわ・たるみ
 
妊娠中、お肌の調子がよくないことが多いなと感じることはありませんか?
妊娠すると様々なお肌の不調がでてくることがあります。
また、「初期は顔がベタついてしかたなかったのに、後期はカサカサになってしまった……」など妊娠期間を通してお肌の状態が変化することもあるようです。
お肌の不調とヒトコトで言っても、その内容や程度、原因も対策も様々です。


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これって妊娠のせい?妊娠中によくあるお肌のトラブル

妊娠してから、やたらと肌が乾燥する気がする、吹き出物が多くなった気がする……など、さまざまなトラブルを抱えることが多いようです。
では、妊娠中にありがちなお肌のトラブルは一体どのようなものがあるのでしょうか。

 
・顔や頭皮のベタつき
・ニキビや吹き出物
・乾燥
・かゆみ
・湿疹
・じんましん
・妊娠線
・シミ
・乳首や腋の黒ずみ
・唇の荒れ

 
などが妊婦さんのお肌に起こるトラブルとして挙げられます。
最近なんだか……と上記に挙げたようなトラブルがあれば、妊娠によるものかもしれません。

 

妊娠中に肌トラブルが起こりやすくなる理由

理由1:ホルモンバランスの激変

なぜ妊娠するとこうしたお肌のトラブルが起こりやすくなるのでしょうか?
真っ先に考えられる原因としては、体の中のホルモンの変化です。

女性のからだはとても繊細で、ホルモンの分泌量の増減によって排卵したり、月経がきたり、妊娠を維持することができます。
具体的に挙げると、女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンがあります。
月経が終わり、排卵までの期間はエストロゲンが比較的多く分泌されます。
よく、女性ホルモンを増やしてお肌の調子を良くする……などというときに指している「女性ホルモン」は、このエストロゲンのことです。

しかし、妊娠中は分泌されるエストロゲンの量も多くなります。
特に、妊娠後期になるほどその分泌量が増えていきます。妊娠前では分泌されなかった量が分泌されます。
エストロゲンが大量に分泌されると、水分を保持する働きがあるのでむくんだり、色素沈着のもとになったりします。

一方、排卵が終わり、月経が始まる頃まではプロゲステロンが多く分泌されます。
ちょうどこの頃に、肌荒れやニキビなどに悩まされて「そろそろ生理かしら……」と思う人もいると思います。
このプロゲステロンというホルモンは、皮脂の分泌を多くして新陳代謝を遅らせる働きがあります。
そのため、肌のベタつきやそれによる肌荒れやニキビといったお肌のトラブルにつながるのです。
また、色素沈着を引き起こすホルモンでもあるため、シミや黒ずみなどの原因にもなり得ます。
エストロゲンと同様、こちらのホルモンも妊娠期間中は多く分泌されています。

では、プロゲステロンは女性にとって「敵」のようなホルモンなのでしょうか?
答えは「いいえ」です。プロゲステロンは妊娠に非常に重要なホルモンと言えます。
プロゲステロンは高温期を維持し、受精卵が子宮内膜にもぐりこみやすいように環境を整えてくれるホルモンです。
また、着床後は妊娠を維持するホルモンとして妊娠期間中は分泌されています。

この2種類の女性ホルモン以外にも、受精卵が着床した後からヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが分泌されます。
妊娠するとhCGの分泌量は急上昇します。
尿中にも排出されるようになり、妊娠検査薬は尿中のhCGの量を基準に陽性か陰性かを判定します。
だいたい妊娠3ヶ月頃に分泌量が最大となり、その後は急降下していくホルモンです。
つわりの原因ははっきりとわかっていませんが、一説にはこのhCGがつわりの原因だとか……。

このように、妊娠した女性の体の中は凄まじい勢いで様々なホルモンが増えたり減ったり変動をしているのです。
その変化がお肌の変化に現れている可能性はとても高いのではないでしょうか。

 

理由2:季節によるもの

ホルモンバランス以外に考えられる理由としては、季節の変化によるものです。
妊娠期間は十月十日といわれ、まるっと1年とはいいませんがほぼ1年を通してお腹の中で赤ちゃんを育てることになります。
春に妊娠した人も、夏、秋、冬……と妊娠中に季節の変化にさらされることになります。
もちろん、妊娠していない人も季節の変化にはさらされるのですが、妊娠中はホルモンの影響も相まって影響を受けやすくなるおそれがあります。
乾燥肌で夏もカサカサしていた肌が今年はなんだかやけに脂っぽい、脂性肌で乾燥なんて知らなかった肌が冬に粉をふいてきた……など、「この季節でも、いままでこんなことなかったのに…」と思うこともあるかもしれません。
それは、ホルモンの変化と季節による影響のダブルパンチを受けているからかもしれません。

 

理由3:抵抗力の低下によるもの

妊娠中は抵抗力が弱くなります。よく、妊婦さんは1人分の免疫を妊婦さん自身と赤ちゃんの2人でわけあっているようなものと聞きます。
免疫力が落ちると、普段は感染しないような菌に感染したり、また普段から体内に存在するけれど抵抗力で押さえつけている菌が悪さを始めることもあるようです。
食べ物による食中毒、風邪やインフルエンザなどの感染症には気を配っているかもしれませんが、免疫力をあげることでそれらの食中毒や感染症にかかりにくくするだけでなく、お肌の健康も保つことができるかもしれません。

 
いかがでしょうか、妊娠中のお肌のトラブルの原因はだいたいこの3つによるものだと思います。
トラブルによって原因も違ってくると思いますが、原因がわかれば対処法もおのずとわかってきます。
お肌の調子を整えて、楽しいマタニティライフを送りましょう。

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