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脂っぽさを解消して爽やかに…妊娠中の肌・頭皮のベタつき対処法




 
妊娠中に気になるお肌や頭皮のベタつき。
それはおそらくプロゲステロンというホルモンによるものかもしれません。
プロゲステロンは妊娠の維持に欠かせないホルモンですが、皮脂の分泌を多くするためお肌や頭皮が脂っぽくなることもあります。


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また、つわりが始まるとファーストフードやラーメンなど脂っこいものがやけに食べたくなりそういったものしか食べれないという場合もあります。
食事で脂っこいものを多く取ると、ベタつきがでてきてしまいがちです。

 

妊娠中の頭皮のベタつきを解消する方法

毎日シャンプーしているのに頭がすぐ脂っぽくなる、夕方ごろにはお風呂に入ってない人のような髪に……など、頭皮のベタつきが気になっている妊婦さんも多いはずです。
さらにフケが出てきてしまって見た目も気になっている妊婦さんもいるのではないでしょうか。
頭皮もお肌の一部です。もちろん、ホルモンや食べ物の影響を受けます。
そんな頭皮のベタつきを解消するために、まずシャンプーを見なおしてみましょう。

 

1. 自分に合うシャンプーを選ぶ

シャンプーの洗浄力は適切でしょうか?
洗浄力が弱すぎるものでは、皮脂が落としきれていない可能性もあります。
逆に洗浄力が強すぎるものでは、皮脂をとりすぎてしまい、さらに皮脂を分泌しようとするためかえって脂っぽくなってしまう場合もあります。
最近では、シャンプーもお試しサイズのものがドラッグストアに多く並んでいます。
シャンプーが合ってないかなと思った場合は、いきなりボトルを購入するのではなく、お試しサイズで合うものをさぐっていくのも手です。

 

2. 女性用ヘアトニックで頭皮すっきり!

シャンプーでも改善されない場合は、ヘアトニックを使うとさっぱりします。
ヘアトニックというと男性が使うようなイメージがありますが、使ってみるとすっきりします。
おすすめの商品は、kaneboから出ているSALAヘアトニック。ヘアトニックにありがちなおじさんっぽい香りではなく、女性らしい香りなので使いやすいです。

 

3. ヘッドスパで頭皮の状態を改善

それでもダメなら、美容院でのヘッドスパがおすすめ。
美容院のヘッドスパでは、頭皮の状態を見極めてその人の頭皮の状態に合った商品を使ってマッサージしてもらえます。
私も実際に行ってみましたが、ひんやりとするジェルでじっくりマッサージしてもらい頭皮がとてもすっきりしました。
さすが美容院の使っている商品は香りも高級感が有り、贅沢な時間を楽しむことができました。
自分へのご褒美としてもおすすめできます。

美容院でのヘッドスパは敷居が高い……という方は、自宅で簡単に自分でヘッドスパが楽しめる商品も出ています。
お風呂でシャンプーの時に、h&s地肌マッサージクリームを使えばお手軽です。
また、SALAクールスプラッシュスプレーはお手軽なスプレータイプ。
家事や仕事の合間にもさっと気分転換ができます。

 
いかがでしょうか。
ベタベタの頭皮や髪では、気分も重たくなりがちです。
シャンプー、ヘアトニック、ヘッドスパなどうまく利用して、妊娠中のベタベタ頭皮もすっきりリフレッシュしてみてください。

 

顔などのお肌のベタつき対処法

頭皮よりももっときになるのが顔などお肌のベタつき、脂っぽさかもしれません。
特に顔の脂っぽさは、ニキビ、吹き出物、テカリ、化粧崩れなどさまざまなトラブルを引き起こす引き金にもなります。
特に働いている妊婦さんは化粧直しも頻繁にはできないし、何とかしたいとお困りではないでしょうか?

 

1. 可能であれば油の質の見直しを

まず、見なおして欲しいのが食事です。
つわりでファーストフードしか食べれないという場合もあるかもしれません。
それはきっと身体が油分を欲している状態でしょうから、仕方ありません。
でも、もし可能なら食する油の質を少しでも良質なものにしてみてください。
たとえば、ファーストフードやスナック菓子などの油よりも、ナッツや青魚の油のほうがおすすめです。
筆者は、ポテトチップスなどスナック菓子をたくさん食べていた時はニキビや吹き出物に悩まされていたのに、ナッツに変えたらおニキビや吹き出物が減ったので是非試してみてください(ちなみに、妊娠とは関係ないですが、1年ほどスナック菓子を減らし、極力ナッツなど良質な油分を摂るようにしてから血液検査のコレステロール値が改善されてきました)。

 

2. 基礎化粧品を変えてみる

食事だけでなく、使用する化粧品を変えるのもひとつの方法です。
しっとりタイプのものを使っている方は、さっぱりタイプのものに変えてみると快適かもしれません。
さっぱりタイプだと保湿力が気になる……と思うかもしれませんが、しっとりタイプとさっぱりタイプでは使用感が異なるだけで、ほとんどの場合は保湿力に大きな差はないようです。

ドラッグストアに売っているものでお勧めなのが、肌研(ハダラボ)スキンコンディショナー。
こちらは軽い使用感で、お肌を整えてくれます。
低刺激なのも妊娠中の敏感肌には安心ですし、気に入れば詰替え用があるので経済的です。

もうひとつお勧めなのが、桃の葉ローション。
桃の葉ローションは、赤ちゃんのあせもにつかうイメージが強いかもしれません。
しかし、赤ちゃんの肌にも使えるほど低刺激で、さっぱりさらさらの使用感、そして顔にも身体にもたっぷり使えるという意外な優秀アイテムなのです。
抗炎症作用のある成分が含まれるものもあるので、できてしまったニキビを落ち着かせるためにもお勧めです。
ただし、保湿力はあまりないので、乳液などと一緒に使うようにしましょう。

べたつくからといって、乳液をサボるのはかえってNGです。
お肌に必要最低限の油分を補うとともに、なじませた化粧水などが蒸発しないようフタをするという大切な役割が乳液にはあるのです。
乳液もさっぱりタイプを使うのがおすすめです。
乳液のベタベタ感がどうしても苦手な方は、ソフィーナジェンヌのジェル乳液ならノンオイリーでさっぱり使うことができます。

 

3. ベースメイクの方法を変えて化粧崩れに対処

働いているとなかなか頻繁に直せないのがメイク。
夏場はさらに崩れやすく、気がついたらドロドロ……なんてことになると悲しいですよね。
妊娠中、べたつくお顔のメイクは脂性肌の方のメイクを参考にするとよいかもしれません。
そして、厚塗りをしないこと!
ファンデーションなども、実は油分を含んでいるものが多いのです。
ただでさえお顔の油分が多いのに、さらに油分をたっぷりつけてしまっては……崩れやすくなって当然です。

簡単なメイクでOKな方は、しっかりと保湿をした後に油分が少なめのBBクリームを薄く伸ばし、お粉で仕上げるという簡単ベースメイク。BBクリームはパフで伸ばすと均一に伸ばしやすく、ムラになりにくいですよ。
しっかりめのメイクにしたい方は、保湿後、サラサラのテカリ防止効果などがある化粧下地を薄く丁寧に塗り、その上からファンデーションを塗ってみましょう。ファンデーションはブラシでささっと塗ってお粉を重ねるのがおすすめ。
BBクリームも、ファンデーションも、崩れやすいところにはほとんど塗らないくらいを心がけるとうんと崩れにくくなります。
ちなみに、ブライダル関係のメイクさんは、「私の場合、崩れるところははじめからファンデーションは塗らない」と言っていたので下地だけでもOKかもしれません。

 
妊娠中のお肌のベタつきはどうしてもでてきてしまうものです。
不快なベタつきを完全に抑えることは難しくても、食事や化粧品、メイクの仕方を工夫することで少しでも改善し快適さを手に入れることができると思います。
あきらめずに試してみてくださいね。

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