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乾燥する肌をケアする方法~カサつく体・顔のパーツごと対処法




 
顔の中でも部分的に乾燥がひどくなっているところがありませんか?
同じ皮膚でも乾燥の度合いに差があるので、お手入れもパーツごとに適切な方法でケアしていきたいものです。


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目の周りのカサつき

目の周りの皮膚はデリケートというのは、日頃から感じていることだと思います。
顔の中でも一番デリケートな部分とも言える目の周りは、皮膚がとても薄くなっているので角質層に水分を貯め込みにくいので乾燥しやすいのです。
薄い皮膚が乾燥していると、シワができやすくなるので要注意です。
乾燥しやすくてデリケートなのにもかかわらず、目の周りはアイメイクによって荒れやすい状態になっています。
しかも、落ちにくいウォータープルーフのアイメイクを使っていると、専用のリムーバーでしっかりとメイク汚れを落とさないといけません。
これでは乾燥しやすくなっても当然のことです。

目の周りのカサつきを防ぐためには、強い洗浄力のクレンジングを使用しないのがイチバンなのですが、そうもいきません。
汚れを残したままでは、くすみや肌荒れの原因になってしまいますから。
クレンジングは極力刺激の弱いミルクタイプなどを使用して、ゴシゴシと洗い過ぎないように注意しましょう。
そして、洗顔後のスキンケアはポイントケアをプラスすると乾燥から防げます。
アイクリームや目元専用美容液を使用するのもいいですが、コットンパックで目の周りにうるおい成分をしっかりと浸透させるのもおすすめです。

 

口の周りのカサつき

口の周りは、表情によってカサつきが目立ちやすいのできちんとケアしていきたい部分です。
口の周りの乾燥がひどくなると、くちびるの周辺に縦じわができやすくなったり、ほうれい線が深くなってしまったりと、かなりの老け顔に見られます。
特に年齢を重ねてくると、女性ホルモンの分泌が低下することで、口の周りの皮膚がごわつきやすくなるので注意しておかなければいけません。

口の周りのカサつきを防ぐ方法は、日頃のスキンケアを入念に行うことと、食生活に注意することです。
ビタミン不足になるとくちびるや荒れてしまい、口角炎や口内炎ができることがありますが、その前兆として口の周りの皮膚がカサつきやすくなることがあります。
ビタミンC、ビタミンB類をしっかり摂ることで、口の周りの肌荒れを防ぎ、肌のバリア機能を高める効果があります。
くちびるを含めて、ラップを使ったオイルパックをするとよりしっとりとした状態を保てるようになります。

 

頬のカサつき

頬は冬になるとカサつきが目立つ部分ですね。
粉をふいたような頬、細かいひび割れをしている頬ではキレイなメイクもできません。
頬の乾燥を防ぐためには、摩擦を防ぐことを意識してみましょう。

メイクを落とす時、洗顔をする時、スキンケアをする時には、無意識のうちに頬を何度も擦ってしまいます。
細かい部分よりも摩擦を与える回数が圧倒的に多くなっています。
摩擦されることで、肌の表面がダメージを受けてしまいます。
バリア機能を低下させる原因になるので、こすり過ぎないように注意してみましょう。
そして、頬は意外と血行が悪くなる部分でもあります。
毛細血管の循環が悪くなると、うるおい成分を作り出す機能も低下してしまいますので、顔のストレッチなどを行って血流を改善するようにしてみましょう。

 

身体のカサつき

冬になると体中が乾燥してカサカサになってしまうという乾燥肌。
こんな状態だと、乾燥によってムズムズ痒くなって夜も眠れないとお困りの方も少なくないでしょう。
身体の乾燥を防ぐためには、入浴剤を使用したり、ボディクリームなどで保湿したりと色々な対策があります。
乾燥肌のかゆみは一時的なことなので深刻に考えることはないとお考えの方、ちょっとだけ注意を向けてみましょう。

 

発症したかゆみを我慢すると…

乾燥による身体のかゆみは、夜になると特にひどくなると感じませんか?
これはお風呂上がりにしっかりと保湿をしていないことも関係しますが、夜になってお布団の中に入ると身体が温まり、その結果としてかゆみが増してしまうということなのです。
冷やすことでかゆみが治まることもありますが、冬にはツライのでできませんよね。

しかしこれを我慢して眠っていると、知らず知らずに内にかゆいところをかきむしってしまい、傷をつけてしまうことがあります。
肌が傷つくほどひどく掻いてしまうと、後に残りやすく、かゆみがいつまでも続くことになってしまいます。
それに、かゆみを我慢しながら眠っていては良い睡眠が得られるとは思えませんね。

たかが乾燥肌のかゆみなんて、大した問題じゃないと考えていると、健康に影響が出てくるという可能性も否定できないのです。

 

お風呂上がりこそ保湿のチャンス!

お風呂上がりには、水分を拭き取ったあとに素早く保湿クリームなどで保護するのが大切です。
肌はお風呂に入ることで水分を含んでいますが、同時に水分を蒸発しやすい状態になります。
しかも、お風呂ではボディソープなどを使用して、身体の表面を覆っている天然の保湿クリームを洗いながしてしまいます。
だからこそ、お風呂上がりに素早く水分の蒸発を防ぐことが保湿のポイントになります。

しかし、背中などは手が届きませんから保湿クリームもなかなか簡単に塗れません。
そんなときは入浴剤に保湿効果の高いものを使用するのがおすすめです。
お風呂から出る時に、美容オイルを混ぜたお湯をかけるのもうるおいのヴェールを作るのに良いと思います。

 

乾燥を改善する体の洗い方

お風呂で身体を洗う時、どんな方法で洗っていますか?
ナイロン製のゴワゴワのタオルを使ってゴシゴシと洗うのは禁物です。
ただでさえ乾燥肌の人は肌の表面のバリア機能が低下しているのに、ゴシゴシと洗うことでさらにバリア機能を低下させます。

乾燥肌を改善するための洗い方は、たっぷりの泡を使って手の平で洗うことです。
手の届かない背中などは、柔らかいタオルを使用して力を入れずにやさしく洗うことです。
洗い方を変えてみるだけでも、全身のカサつきが改善する効果がありますので、今日からぜひ実践してみてください。

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この記事は当ブログのライター「さくまま」が書きました。

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