シミ・シワならオマカセ!緑茶洗顔&黒糖パックの作り方・使い方
緑茶は日本人だけではなく、近頃は海外の人にもファンがいるようですね。
紅茶とはまた一味違う、和のテイストが人気のようです。
洋菓子などにも利用されているのだとか。
こんな、和の魅力たっぷりの緑茶ですが、お肌にもとても良いのをご存知でしょうか。
紫外線対策に効果的な緑茶
シミやシワにとって一番悪いのは紫外線です。同じ年齢でもペルーなどの高山で紫外線をたっぷり浴び続けている女性は日本の女性よりもシミもシワも多く、一見するとかなり年上に見えることもあるようです。
紫外線により老化が促進され、お肌のトラブルに繋がっていくようです。
多くの紫外線によってメラニン色素が作られ、その結果皮膚に蓄積してきてしまいます。シミだけではなく皮膚の弾力もなくなり、シワの原因ともなってしまうようです。
このように紫外線を浴び続けることによって発生してしまう、不安定で酸化力の大変強い酸素、いわゆる「活性酸素」が生じて皮膚が酸化して老けてしまうのです。
これを防ぐのが、緑茶に含まれる「カテキン」と呼ばれる成分です。
カテキンは殺菌力もあることで有名ですね。内科のお医者様なども診療の合間に緑茶を飲んで感染予防をしておられるのだとか。
このように、飲んでも健康で美肌になる緑茶ですが、今回はこの緑茶を洗顔に利用してみましょう。
緑茶を洗顔にも活用する!
緑茶の茶葉は一度飲んだ後に急須に残ったもので結構です。
ただ、時間が経って古くなったものは避け、朝に緑茶を飲んだとしたらその茶葉は朝か昼までには使ってしまうようにしましょう。
緑茶洗顔の方法
まず、茶葉にお湯を注ぎ、しっかりと緑茶の成分を出しましょう。
そして、洗面器に移しておいてください。
メイクなどをされている場合は、メイク落としをし、普段と同じように洗顔してください。
そのあとで、洗面器に入れておいた緑茶を、髪で例えればシャンプーのあとのリンスのようにつけてパシャパシャとパッティングしてください。
血行促進効果でシミ予防も期待できます。
緑茶で洗顔した後は、水ですすぐ必要はありません。ふきとらずにそのまま肌の上で緑茶成分の入った水滴を乾かすようにしましょう。
緑茶洗顔の効果
緑茶に含まれる、カテキンは渋みの成分でもあるのですが、殺菌作用のほか、肌を引き締める作用も期待できます。その結果シワやタルミの防止にも一役かってくれるでしょう。
緑茶には、ビタミンCもたっぷりと含まれています。美白作用も期待できます。また、γ(ガンマ)アミノ酸という成分も豊富で、皮膚細胞の生まれ変わる力を高めてくれますので、シミの改善にも良いでしょう。
お茶は飲んでも洗顔しても、内からも外からも美肌効果があります。日本が誇る緑茶をぜひ活用してみましょう。
栄養豊富な黒糖パックでシワ予防!
みなさんは、料理に甘味をプラスする際、砂糖はどのようなものを使われていますか。白砂糖よりも黒砂糖の方が、カルシウム、鉄分、リン、カリウム、ナトリウムなどの健康にも美肌のためにも必要な各種ミネラルや、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなども含んでいて良いようにいわれていますね。
このような黒糖ですが、黒砂糖に含まれる黒砂糖エキス、コクトオリゴは保湿力に優れ、美肌効果があります。
気になる血糖値や中性脂肪の上昇を抑えたり、肌が乾燥してカサカサするのを防ぐ作用、アレルギー症状によるかゆみなどを抑える作用もあるようですので嬉しいですね。
黒糖パックの作り方
作り方は簡単です。
水に細かく砕いた黒砂糖を入れます。焦げてしまわないように気を付けながら弱火で、ほどよくとろみがつくまで煮詰めて下さい。
それを自然に冷まします。あついものは火傷のおそれがありますので、必ず冷ましてから使うようにして下さい。
冷めたものを洗顔した後の清潔な肌に塗ります。特にシワやシミが気になる部位には二度ほど重ねてつけてみましょう。3~5分程おきます。
あまり時間をおきすぎるとパリパリとしてきてしまいますので注意が必要です。
上記の時間が経ってから、ぬるま湯でやさしく顔をすすいでください。
乾燥で多くなったシワも、しっとりと潤って、目立たなくなってくるでしょう。
続けるうちに、鼻の毛穴がしまってきて、肌のキメも整ってきます。
肌が弱い方、アレルギーなどがある方は、使用する前に必ず腕の内側などでパッチテストを行って、異常がないことを確認してから行ってください。
シートやコットンで使い勝手を工夫して
もしそのままですと水分が垂れてきて顔に塗りにくいようでしたら、次回は水分を少し少なくするか、顔をパックする時に使うシートや、化粧用コットンなどに作った黒糖をしみこませて使っても良いでしょう。小麦粉を加えるのも良いですね。
ご自分が使いやすいように工夫すると良いでしょう。
これは清潔なビンなどの容器に入れて冷蔵庫で保存すれば1週間位は使えます。
黒糖パックのアレンジ例
こちらの黒糖パックは他のものをプラスすることによって簡単にアレンジも可能です。
焼酎や日本酒をまぜても良いですし、はちみつを入れることによってしっとり感もアップしますのでオススメです。
黒糖は日焼けが気になるお肌にも相性が良いようですので、季節を問わず使うことができます。
みなさんもこまめにケアをしてシミやシワのない、すべすべな美肌を目指してみませんか。