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レーザー、導入系、フォトフェイシャル…シミ・シワ治療のメリットデメリット



フォトフェイシャル

 

シミやシワが1つもない肌はすべての女性の憧れですが、年齢とともにどうしてもできやすくなってしまうものでもあります。
ケアをすれば何日かできれいになるニキビなどと異なり、一度できるとなかなか消えにくいのも困ったところですよね。
「シミを薄くしたい、消したい」というときに効果的なのは、美白化粧品を使ったケアですが、今日明日で効果が出るというものではなく、どうしても数カ月、場合によっては1年以上と、長い目でケアしなければいけません。
なかなか根気がいる作業ですよね。
地道な美白ケアを行う中で、クリニックなどプロによるケアが気になった方も多いのではないでしょうか?プロによるシミしわ治療のメリットとデメリットについてご紹介します。

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レーザー、導入、光?

プロによるシミ治療は大きく分けて、3つあります。
1つは、レーザーなどの光によるケアです。
クリニックのみで受けられるレーザーのほか、最近人気のフォトフェイシャルという光を使ったケア方法もあります。

 
2つ目は、イオン導入に代表される導入系のケアです。
ものは異なりますが、クリニックでもエステでも使用されています。

 
最後が、内服薬が外用薬によるケアです。
クリニックで処方されるものなので、サプリメントと化粧品には配合できない成分が入っていたり、濃度が高かったりします。
ここからはそれぞれのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。

 

 

光を使ったケア

代表的なものがレーザー治療です。
シミの黒い部分にレーザーが反応してシミの元であるメラニンを破壊するという仕組みの治療です。
「シミ取りレーザー」という言葉があるように、1回の施術でシミがきれいになるという即効性がメリットです。
多くのクリニックは「何ミリまでのシミを1つでいくら」という値段設定をしているので、「このシミだけ消したい!」と考えている方に向いています。

 

金額がちょっと問題

ただ、この料金設定がデメリットとなる面もあります。
1つのシミにつき数千円という設定のクリニックが多いのですが、「2~3つきれいにすれば満足」というケースは少ないですよね。
小さなシミが集中してできるケースも多いので、顔全体の消したいシミを数えていくと、かなりの金額になることもあります。

 
また、施術後には一時的にかさぶたのようなものが残ることも多いので(一時的なものなので、1~2週間できれいになります)、それも頭に入れておく必要があります。
もう1つ気をつけたいのは、シミの種類によってはかえって濃くしてしまう心配があることです。

 
具体的には、肝斑と呼ばれる、女性ホルモンの影響でできるシミを濃くしてしまうケースがあります。
以前は、「肝斑にはレーザー治療はNG」というのが常識でしたが、最近では肝斑にも効くレーザーというものも増えてきました。
ただ、すべてのレーザーが対応しているわけではないので、受ける前にはチェックしたいですね。

 

 

フォトフェイシャルも光ケアのひとつ

さらに、光によるケアには、レーザーのほかに、最近人気のフォトフェイシャルというものもあります。
レーザーがピンポイントに影響するのに対し、フォトフェイシャルは肌に広く影響し、シミだけでなく小ジワや毛穴の開きなど、様々なトラブルに働きかけます。
また、施術後に赤みなどが出にくいというメリットもあります。
レーザーとフォトフェイシャルを併用することで、肌全体を明るくするという方法もあります。

 

 

次に、導入系のケア

家庭用の美容器具でも行うことはできますが、エステやクリニックのそれは、当たり前ですが家庭用のものとは威力が違います。
そもそも導入ケアとは、微弱な電流を当てて、肌の奥まで成分を浸透させるケアのことです。
ビタミンCやプラセンタ、コラーゲンなど、様々な成分を浸透させることが可能です。
傷みがなく、副作用がほとんどないことがメリットとして挙げられます。
また、クリニックだけでなくエステでも受けることができるので、ケアの敷居が低いこともメリットかと思います。

 
デメリットとしては、レーザーなどに比べると即効性が弱いことがあります。
1回でシミが消えるというわけではないので、何回か通う必要があります。

 

 

薬によるケア

最後が、内服薬や外用薬など、薬によるケアです。
医師の診断によって、シミに効果的な内服薬や、外用薬が処方されます。
手軽に買えるサプリメントよりも効果実感が高いケースが多いです。
例えば外用薬の代表的なものに、ハイドロキノンという成分のクリームがあります。
ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるくらい、シミへの効果が高い成分として有名です。

 
最近では化粧品へも配合できるようになりましたが、紫外線を避けなければいけないなど注意点や副作用もあることから、化粧品へ配合できる濃度は限られています。
クリニックで処方されるクリームには、化粧品よりも高濃度の成分が含まれているので、効果が感じられやすいです。
クリニックに通わなければいけませんが、施術を受けるわけではなく自宅で薬を飲んだり塗ったりするケア方法なので、気軽に行いやすいのがメリットです。
金額的な面でも、レーザーや導入よりはお手頃であるケースが多いです。

 

正直、即効性には欠けます

逆にデメリットとしては、やはりレーザーなどに比べると即効性という面で劣ることがあります。
また、薬をきちんと飲んだり、用法を守って使ったりしなければ効果が出にくいということもあります。

 
以上が、プロによるシミケアの代表的なものです。
自宅でのケアよりはお金はかかりますが、即効性や効果実感に優れたものが多くなっています。
何より大切なのは、安心して任せられる、信頼できるプロを探すことです。
最近は口コミサイトなども充実しているので、そういったものも合わせて参考にしてみると失敗が少ないと思います。

 
次にご紹介するのが、シミと一緒にケアしていきたいシワです。

 

 

一度できるとなかなか消えにくいシワ

見た目年齢を一気に引き上げてしまうのも困りものですよね。
「シワを消したい、目立たなくしたい」というとき、自宅でのスキンケアに力を入れるという方が多いと思います。
年々ハイスペックな化粧品が登場していますし、自宅でのケアはもちろん効果的なのですが、どうしても効果が出るのに時間がかかってしまうという面もあります。
そこで登場するのが、クリニックなど、プロによるシワケアです。
自宅でのケアと比べて敷居が高い、プロによるシワケアにはどのようなものがあって、どんなメリットやデメリットがあるのか、簡単にご紹介します。

 
プロによるシワケアの代表的なものとしては、大きく分けて、レーザーと注射の2つがあります。
それぞれの特徴を見てみたいと思います。

 

 

しわ治療といえばレーザー

まず、レーザーです。
クリニックによってレーザーの種類は異なりますが、基本的な仕組みとしては、レーザーを当てる刺激によって、肌内のコラーゲン生成を促すという方法が主です。
コラーゲンは肌のハリ、弾力をつかさどっているので、減少するとシワやたるみの原因になります。
そのコラーゲンを増やすことでシワを改善するという仕組みです。
痛みはほとんどなく、2~3回でも効果を感じられることもあるということがメリットです。

 
また、後に紹介する注射に比べると、効果が長期間持続するということもメリットです。

 

デメリットは金額

逆にデメリットとしては、一番大きいのは金額かと思われます。
クリニックによりますが、顔全体で1回につき2万円程度かかるところが多いようです。
また、副作用は少ないですが、まれに顔に赤みや腫れが出ることがあります。
一時的なものではありますが、レーザーの種類によっては1カ月以上赤みが続くものもあります。

 

 

プチ整形に代表される注射

次に、注射です。
シワが気になる部分にヒアルロン酸やボトックスといった成分を注射することでシワの溝をふっくらと膨らませ、シワを目立たないようにします。
「プチ整形」の代表的なものでもあります。
注射のうち、最もポピュラーなものはヒアルロン酸です。
ヒアルロン酸はもともと肌内に存在する成分なので、アレルギーの心配がないことが特徴です。
メリットとしては、効果が1回ですぐに表れること、深いシワや表情ジワなど、あらゆるシワに効果があることが挙げられます。

 

注意点は術後の腫れと金額

逆にデメリットとしては、やはり金額、そして術後の腫れが挙げられます。
注射1本につき5万程度かかるところが多いです。
まれに内出血が起こるケースもありますが、少しすれば治ります。
表情ジワに注射を打ちすぎると表情が不自然になるケースもあるので、信頼できるクリニックを選ぶのがおすすめです。
注射による効果は1年ほど続くとされ、その後2~3年かけて、成分は体内に自然に吸収されていきます。

 
以上が、プロによるシワケアの代表的なものです。
化粧品に比べて即効性がある反面、お金がかかる、術後に腫れや赤みを多少ガマンしなければならない、などの側面もあります。
当たり前のようですが、信頼できるクリニックを選ぶことが最も大切です。
プロによるケアを受けたいなと思った場合はぜひ参考にしてみてください。

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