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加湿器を正しく使って乾燥肌対策。水に含まれる塩素が乾燥を招く?



乾燥肌

 

自宅ではうるおいのある空間を作ることができても、オフィスや旅行先では難しいですね。

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外出・旅行先でも加湿

オフィスではUSBから電力を供給できる簡易的なミニ加湿器もありますし、小さな植物をデスクに置くだけでも違います。
最近は電力を使わない紙タイプの簡易加湿器も沢山あります。

 
旅行先では、タオルを濡らしてハンガーにつるしておくことや、バスタブにお湯を張って、浴室のドアを開けたまま寝るようにしましょう。
シャワーを出しっ放しにして加湿するという人もいるようですが、余り過度に加湿しなくてもシャワーを浴びた後の湿度を利用するだけでもOKです。

 

 

部屋の湿度をチェックする

お部屋の温度は気にしていても、湿度について細かく設定しているという方はそれほどいないのではないかと思います。
乾燥肌の原因を調べると、洗顔方法やスキンケア方法、食べ物や生活習慣など色々なことが要因になると言われていることがわかります。
でも忘れてはいけないのが、空気の乾燥です。

 
冬の乾燥シーズンでは、20%ほどの湿度になることもあります。
乾燥注意報が出た先日は、関東の一部地域では20%を切るほど空気がカラカラになったそうです。
屋外で肌を乾燥から守るためには保湿クリームでうるおいを与えながら水分の蒸発を守るくらいしか方法がありません。
しかしお部屋の中なら加湿器を使って湿度をコントロールすることも可能ですよね。

 
加湿器を使って湿度を50%以上に設定しておくことは、風邪の予防にもなりますし、乾燥肌対策にも欠かせない方法です。

 

 

加湿し過ぎに注意

女優さんやミュージシャンなど、喉を大切にしなくてはいけない職業の方は、湿度を80%くらいに設定しているそうです。
自宅に加湿器が数台あり、さらに楽屋などで使用する加湿器も持ち歩くほど湿度を気にしているそうです。
もちろん喉のことも大切でしょうが、肌へのうるおいも考えているからなんですよね。

 
充分に湿度が保たれた空間で過ごしていれば、たしかに肌の水分が蒸発することも少なくなるでしょう。
しかし女優さんをマネして加湿し過ぎには注意しましょう。
芸能人などセレブリティな方たちは、加湿器も高価で多機能なものを使っているかも知れませんが、一般人が使用する加湿器はお手入れをサボるとカビや雑菌が加湿器に繁殖する可能性があります。
加熱するスチームタイプの加湿器ならそんな心配はありませんが、超音波タイプの加湿器はお手入れを怠るとカビや雑菌を部屋にまき散らすようなものです。

 
うるおいも大切ですが、健康を害することになったら大変です。
加湿器を使う場合は、きちんとお手入れをしてください。
うるおいのある女優肌を目標にするなら、少し手間がかかっても正しく使うようにしましょう。

 
ところで、加湿器に使っている「水」に含まれる塩素ですが、何かしらの対策をとっていますか?

 

 

何気なく使っている水道水

私たちが毎日使っている水。
飲料水や料理に使う時は浄水器から出てくる水を使ったり、ミネラルウォーターなどを使うこともあるでしょう。
でも洗面所で顔や手を洗ったり、お風呂で髪や身体を洗う、そして湯船に浸かる時は水道水をそのまま使っている場合が多いのではないでしょうか。

 
水道水は水が腐敗しないように、そして細菌などの繁殖を防ぐために塩素が含まれています。
だからこそ、水道水は常温で保存しても長い時間腐敗しないのです。
水道水に含まれる塩素などをしっかりと除去できる水は、常温で保存すると臭くなってしまったり、細菌が繁殖しやすくなります。
それほど水道水には強い塩素が含まれるということは、意外と意識されていないと思います。

 

 

乾燥肌と塩素

飲み水は塩素を除去したものを飲んでいても、髪や肌を水道水で洗っていれば何かしら影響が出てくることは考えられます。
海外と比べて日本の水道水はそのままでも飲めるほどキレイで安全な水だとしても、塩素を含んでいる水で全身を浸していることは肌に良くないこともあります。

 
日本人は世界的に見てもお風呂が大好きです。
長い時間お湯に浸かる習慣が毎日となれば、肌への影響が大きくなるのも当然のことです。
塩素は肌や髪の表面を保護しているタンパク質を落としてしまうので、うるおいが奪われやすくなるというのです。
お湯に浸かる時間が30分以上という長風呂の方は、水道水に含まれる塩素を除去することで肌の乾燥を防ぐことができます。
塩素を中和して刺激をマイルドにするという効果のある入浴剤を使用したり、塩素除去できるシャワーヘッドに変えてみるなど工夫してみましょう。

 

 

全身が乾燥でムズムズする時

お風呂上がりには、全身にたっぷりと保湿クリームを塗るのは乾燥肌の悩みのある方には習慣だと思います。
保湿ケアはもちろん大切なことですが、全身乾燥でカサカサ、ムズムズはとてもツライものです。

 
お風呂で使う水を見直してみるだけでも肌のうるおいを守るバリア機能が回復する可能性があります。
長い年月をかけて塩素によるダメージを受けてきたので、速効性のある変化は難しくても、徐々に実感できると思います。
この時に気をつけたいことは、せっかく水を見直すのですから、シャンプーやボディーシャンプーなどもうるおいを守るものを選ぶようにしましょう。

 
小さなお子さんがいる家庭では、アトピー性皮膚炎の心配をされている場合もあると思います。
水道水に含まれる塩素の危険について一度しっかりと考えてみるのも良いと思いますが、あまり神経質になる必要はありません。
低コストで可能な対策から一つずつはじめてみることです。

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この記事は当ブログのライター「さくまま」が書きました。

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