無表情はシワになりにくい？無表情だから筋肉が弱ってシワになる？

顔には無数の細かい筋肉があります。
笑った時に口角を引き上げる“口角挙筋”や目尻を下げる“眼輪筋”、起こった時に眉間にシワを作る“皺眉筋”。

その数は約３０！
人は感情と連動してこの筋肉を動かし、表情を作ります。

顔の筋肉はほとんど動いていないのがホントのところ

手の甲や足にも筋肉はありますが、人はここに表情を作ることはできません。
顔の場合、筋肉と皮膚が密着した構造にあり、筋肉が皮膚の土台になっているので細かい動きによって皮膚を動かすことが
できているんですね。
そしてこの顔にある筋肉は実をいうと日常生活では２～３割しか動かしていないと言われています。
表情が豊かな人だともっと使っているんでしょう。
でも無表情の人だともっと動かしてないハズ。

筋肉は動かさないと固まる

筋肉は動かさないと痩せ細り固くなる性質を持っています。
腕や足を骨折して治療のためしばらく動かせなかった経験がある人は、このことを身をもって知っていると思います。
短い間でも活動しない筋肉は著しく衰えてしまいますよね。
反対によく動かす筋肉は柔らかくしなやかで丈夫になっていきます。
筋肉トレーニングを続けると筋肉が太く丈夫になり、身体つきが変わってきますね。
毎日の動き方によって衰えたり、成長したりが激しいのが筋肉なんです。
また身体で唯一年をとっても成長する場所とも言われています。

筋肉とシワにはやっぱり関係性があった！

顔の表情を作る筋肉が衰えると顔にできるシワの状態も変わってきそうです。
表情ジワは筋肉と連動しているので、本来できなくていいところに妙なシワができるようになるかも?!
アンチエイジングの観点からシワは嫌われがちですが、笑った時にできる目尻のシワなんかはその人のチャームポイント
になりますよね。
でも、変わった位置に入る妙なシワは老化の印象を強めてしまうかもしれません。
日頃顔の筋肉を動かさない、無表情な人ほどこのシワができやすい傾向にあるようです。

数年前はあんまり意識されていなかった、この顔の筋肉の衰えとシワの関係。
近頃は顔のストレッチ！という美顔体操があります。
身体のストレッチをするように顔もストレッチしてあげることは大切です！
無表情を自覚している人は将来顔の老けを早めないためにも要注意。
ストレッチなんて意気込まなくても、たまにはお笑い番組を見て大笑いするっていう習慣をつけるだけでも効果的かもしれません。
笑うことって顔の筋肉をたくさん動かしますから、いい刺激になりそうです。

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