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コレステロールゼロ!グレープシードオイルは美と健康の救世主!



タブレットを見ながら料理をする女性
 
コレステロール『0』。なんだかとても魅力的な響きですね。

ブドウの種から抽出されるグレープシードオイルは、コレステロールが全く含まれない油です。
おまけに料理にもとても使い易く、様々な利点があると報告されています。

いったい何が良くて、どんな風に使えばいいのでしょうか?


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オイルなのに?コレステロール『0』

ここで勘違いしてはいけないのは、コレステロールが0であっても、「カロリーは0ではない」ということです。
そして、コレステロールは「オイルだから含まれる成分ではない」ということ。

まず、世界に存在する天然のオイルの中に、カロリーが0であるオイルは存在しません。
人の手が加わらない状態のオイルは、全て1g当り9kcalのカロリーが含まれています。

サラダ油も、なたね油も、そしてグレープシードオイルも同様です。
ですので、コレステロールが0だからといって、安心して摂り過ぎると、当然、肥満の原因となります。

太るならコレステロール0でも、あまり意味がないのでしょうか?
そしてそもそも、コレステロール0の利点とは、どのようなことなのでしょうか?

 

コレステロールは体に不要な物?

最近は、コレステロールにも悪玉と善玉があって、全てが悪い物ではないよ!という話が頻繁に聞かれるようになりましたが、それでも『コレステロール』と聞くと、どうしても最初に体にとって悪い物。というイメージが湧きあがってしまうのではないでしょうか?

けれど、コレステロールはヒトの体にとって絶対に必要な3大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の1つである、脂質の一種で、体内のどこにでも存在します。

具体的な働きとしては

・細胞を包む細胞膜の原料
・ビタミンDの合成
・体の活力を高める副腎皮質ホルモンの材料
・脂肪の消化を助ける胆汁酸の材料

 
というように、非常に重要な役割を担っているため、ただ単に「コレステロールを摂取してはいけない!」というのは間違いです。

そして『悪玉』と、さも悪者であるかのように呼ばれているLDLコレステロールも、血液と共にそれを必要とする細胞壁へと運ばれ、栄養素としての役割を果たしているのです。

 

過剰摂取が成人病の原因に

コレステロールは、油にばかり含まれているわけではありません。

鶏卵(特に卵黄)や、たらこ、キャビア、筋子、などの魚卵、肝、スルメやタタミイワシなどにも比較的多く含まれており、他の肉や魚には加工品も含め必ずと言っていいほどコレステロールが含まれます。

そして更に、体に必要なコレステロールの3分の2は体内でも生成されているため、食品から摂る必要のあるコレステロールの量は鶏卵に換算すれば、1日当たり2個で十分ということになります。

血液と共に体中に運ばれたLDLコレステロールが過剰になると、細胞壁に吸収することが出来ず、そのまま血管内壁に固まってしまい酸化することで、動脈硬化の原因となるのです。

これが『悪玉』と言われる所以なのですが、全てはコレステロールの過剰摂取によりLDLコレステロールが悪玉と化すわけです。

 

だからこそ、グレープシードオイル!

ただでさえ様々な食品から摂取する機会の多いコレステロール。摂るなという方が、無理な話かもしれませんね。
けれど、高脂血症や動脈硬化は絶対に避けたいものです。

そこで、余分なコレステロールを摂らずに済む上に、既に体内で余分となっているLDLコレステロールを減らす働きを持つグレープシードオイルなのです!

このオイルはオリーブオイルは、独特な香りがなく、ほとんど無味無臭なため揚げ物や炒め物、そのままかけて食べるドレッシングまで、素材のもつ味を活かし調理することができるオイルです。

更には、大量に含まれているビタミンEの効果で、グレープシードオイルの主成分であるリノール酸の酸化しやすい性質を抑え、逆に酸化しにくくなっていますので、揚げ物に使用した油をもう一度、焼き物や炒め物に再利用することができて経済的であるのも嬉しい点です。

 

グレープシードオイルの使い方いろいろ

サラダやマリネに

 オイルとは思えないほど、サラサラとしていてベタつきもなく無味無臭なので、サラダやマリネなど火を通さずに食べる料理にもよく合います。

 ※ただしこの場合は、揚げ物などに使用した物は使わないでください。

 

焼き物、ムニエルなどに

 他のオイルに比べ焦げ付き難いという特徴がありますので、ムニエルなどを焦がして失敗することもなくなります。

 

揚げ物に

 このオイルはとても高温に強く、250℃まで温度を上げることができるため、揚げ物に使用すると短時間で食材に火を通すことができます。
 その上、熱だけを内部へと伝え、オイルそのものは衣の内部には浸透し難いという嬉しい性質も持っているため、さっぱりとヘルシーな揚げ物を作ることができるのです。

 ※ただし、250℃に達するまでは煙も立たないため、温度が高温になっていることに気づき難いという難点もありますので、使用の際には目を離さず、十分な注意が必要です。

 

フワフワさせたい物に

 ケーキ、クレープなどのお菓子類、またオムレツなどにも使用するとフワフワに作ることができるようです。

 

その他の利点と、注意点

利点

・油はねが少ないので、料理後のレンジ周りのお掃除が楽ちんです。

・また、油切れもいいため、食器や調理器具に残った油も簡単に洗い流せます。

・臭いの拡散が少ないので、部屋の中にいつまでも油の臭いが残りません。

 

注意点

・空気に触れていると、とても早く酸化が進むので、色や臭いがおかしいときには生食では利用せず、早く使いきってください。

・主成分のリノール酸には、摂り過ぎるとLDLコレステロールだけではなく、善玉と呼ばれるHDLコレステロールも減らす働きがありますので、適量を心がけてください。

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