美しい肌は食べ物で作られる！白い肌を作る食材・栄養素まとめ

 
美しい白い肌は女性として憧れるものですが、美白化粧品などを使用しても思うように美白にならないと悩むときはありませんか。
食べ物は肌の大きな影響を与えます。
美白になるには、まず体の中から変えていきましょう。

食べ物でお肌はどう変わる？

私たちの体は全く変わっていないように見えて、実は細胞が日々新しく生まれ変わっています。
これが肌のターンオーバーにも大きな影響を与えているのです。
体には恒常性維持機能という機能があり、体を一定に保とうとする機能が備わっています。
体の中に受けたダメージに栄養を運んで修復を促してくれるのです。
この修復機能が弱まってきてしまうと、老化が始まってしまうのです。
紫外線を浴びてメラニンが生成された時に、この恒常性維持機能が働き、代謝を促す成分がダメージを受けた場所に届けられるわけですが、この時に美白を補う栄養が届けられることで、美白効果を高めることができるのです。

美白にはビタミンCを

肌を白くする効果が高い栄養素といえば、まず挙げられるのがビタミンCです。
最近では肌に塗布するタイプの化粧品にも多く配合されています。
ビタミンCにはメラニンの生成を抑制してくれる、抗酸化作用があるのです。
ビタミンCは紫外線によるお肌の酸化を食い止めてくれるため、老化も防いでくれる栄養素です。
美白を意識して毎日の食生活に取り入れるのはもちろんですが、うっかりして紫外線に当たってしまったような時にもビタミンCを取り、元の肌の色への回復や色素沈着防止に役立てましょう。

ビタミンCが多く含まれる食べ物

レモンやミカンなどの柑橘系はビタミンCが多く含まれています。
またイチゴやキウイなどのフルーツには多く含まれています。
野菜には赤ピーマン、ブロッコリー、シソ、ホウレンソウにも多く含まれます。
アセロラジュースなどもビタミンCを取るには有効な飲み物といえます。

ビタミンCは水溶性なので水に溶けやすく、熱にも強くないため料理をすると破壊されてしまいます。
火を通す場合は油でさっと炒めたり、煮物やスープなどにして汁まで飲むようにします。
フルーツなどは酸化しやすくもありますので、皮を向いたらなるべく早く食べるようにしましょう。

ビタミンCはたくさん摂取しても体の中に蓄えられる量が決まっているため、余分に摂取したものは尿として排出されてしまいます。
一度に大量に摂取するよりは、毎日一定の量を摂取するようにする方が効果的です。
また、ビタミンCは単体で取るよりもビタミンEと共に摂取するようにした方が、体の中への吸収が良くなります。

ビタミンCと一緒に取ると良いビタミンE

ビタミンEには肌の老化の原因になる活性酸素や、過酸化脂質の酸化を抑えてくれる働きがあります。
ビタミンEが含まれている食べ物はキウイやアーモンド、アボカド、ゴマなどです。
ビタミンCと一緒に食べることで、シミなどに効果が高くなります。

キウイなどは皮にもポリフェノールが含まれているので、あの毛が気にならなければそのまま食べても抗酸化作用があるのでお肌に効果的です。

美白作用のあるリコピン

リコピンはトマトに含まれる栄養素の一つですが、抗酸化作用があり美白にも効果があります。
紫外線などを浴びてお肌にダメージを受けてしまった時には、トマトを摂取するようにしましょう。

リコピンは実は熱を通した後で摂取すると、より効果的になります。
トマトスープにして他の野菜と共に食べるようにすれば、お腹の中から温めることができるため代謝が上がり、胃腸にも優しくなります。
トマトスープは朝食べても良いですが、夜に食べることでトマトのダイエット効果も発揮され、便通を促してくれるようになります。

美白に悪とされる食べ物

美白に良い食べ物があれば、美白に悪い食べ物ももちろん存在します。
ソラレンは柑橘系の皮の部分に多く含まれている物質です。
紫外線の吸収を良くし、肌を黒くしてしまいます。
シミ・そばかすの原因になるとも言われているものです。
食後2時間ほどでその作用はピークを迎えるため、朝でかける時などには食べないようにした方が良いでしょう。
ソラレンが多く含まれているものはレモンやオレンジグレープフルーツ、キュウリなどです。

柑橘系はビタミンCが多く含まれているのですが、ソラレンの作用も出てしまう危険性がありますから、なるたけ夜に摂るようにするのが良いでしょう。
夜ならばソラレンの作用が始まる頃に陽の光を浴びることはないので、ビタミンCの作用で美白の効果を高めることができるからです。

砂糖の摂り過ぎにも注意を

砂糖も多く摂取してしまいますと、お肌に良くありません。
砂糖は果糖とブドウ糖が組み合わさってできたものですが、これが悪玉になり胃や腸へ居座ってしまうと悪玉菌やウイルスが増加してしまうのです。
更にその死骸が活性酸素を放出してしまい、美白から遠のいてしまうという結果になります。
しかし、甘い物は脳を働かせる栄養素の一つでもありますので、摂りすぎないように気を付けることが大切といえます。

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