さっぱりした使用感のジェルクレンジング！スパークリングジェルもオススメ

クレンジング剤にはオイル･ミルク･シートタイプなどいろいろな種類がありますが、クレンジング特有のベタつきが気になるという人におすすめなのが、さっぱりとした使い心地のジェルクレンジング。みずみずしい感触でメイクをするりと落とし、洗い上がりも突っ張りません。種類や特徴を知り、毎日のクレンジング･タイムに役立てていきましょう。

ジェルクレンジングの種類

ジェルクレンジングには「水性ジェルタイプ」と「油性ジェルタイプ」の二種類があり、このうち水性ジェルタイプは「オイルフリー」と「オイルイン」に分かれます。それぞれの特徴について説明するので、肌の状態や好みによって使い分けてみてください。

オイルフリーの水性ジェルタイプ

油分を含まないのでとてもさっぱりしていますが、その分メイクを落とす力はやや弱くなります。肌への負担は少ないので、敏感肌の人はこのタイプを選ぶと良いでしょう。

オイルインの水性ジェルタイプ

市販されているジェルクレンジングは、ほとんどがこのタイプです。油分を含むのでメイクを落とす力が強く、特に濃いメイクでなければこれ1本で十分。

油性ジェルタイプ

オイルをジェル状にしたものなので、ジェルクレンジングの中では最もメイクを落とす力が強くなります。濃い目のメイクをした日はこのタイプを使うのがおすすめですが、やや値段が高いというデメリットがあります。

ジェルクレンジングの上手な使い方

適量（さくらんぼぐらいの大きさ）を手にとり、顔の内側から外側に向かって、くるくると円を描くように伸ばしていきます。

 
量が少なすぎると滑りが悪く、メイクが落としにくくなるので気をつけてください。額→こめかみ→鼻→両ほほ→あご→顔全体の順になじませることを2回繰り返し、指先が軽くなったらうまくメイクとなじんだ証拠です。

 
汚れが浮きあがったら、ぬるま湯で洗い流すか柔らかいティッシュでそっと拭き取りましょう。ティッシュを使う場合は、ごしごしこすると肌を傷つけてしまうので、顔に乗せたティッシュを上からそっと押さえ、ジェルを吸わせるような感じで行うと良いです。全体をオフし終わったら、最後に小鼻の周りなどの細かい部分を丁寧に拭き取って仕上げてください。

ちょっとユニークなジェルクレンジング

ジェルクレンジングについての研究も日々進んでおり、近頃では一風変わったタイプも続々と登場しています。

ホットクレンジングジェル

肌に乗せた瞬間、ジェルがぽかぽかと温かくなって、濃い目のメイクにもよくなじみます。そのため、1分程度軽くマッサージするだけでメイクがきれいに落とせるのです。クレンジングにかける時間が短くて済むから、肌への負担も少なくて済みます。

スパークリングジェル

肌に伸ばすとしゅわしゅわと発泡し、炭酸の力で毛穴の奥の汚れまで溶かして落とします。ごしごしこする必要がないから肌に優しいし、美容成分がたっぷり配合されているものも多いので、まるでパックをしたような美肌効果が得られます。

 
どちらのタイプも、肌への負担を軽減し、それでいてメイクを落とす力は十分に持っているすぐれもの。肌のこすりすぎはメラニンの増殖にもつながるので、こうした便利商品を上手に活用していきたいですね。

ジェルクレンジングと毛穴の関係

ジェルクレンジングはとても使いやすいのですが、滑りが良すぎることでちょっと困った事態も引き起こします。それは「毛穴の黒ずみ」。肌になじんでからさらに時間をかけてマッサージしてしまうと、せっかく浮いた汚れもろとも毛穴に詰まってしまう可能性があるのです。
だから、指が軽くなって汚れが浮いたと感じたら、できるだけ時間をおかずに洗い流すか拭き取ることが大切。ジェルが肌に残らないよう、丁寧にオフしてあげてください。
また、毛穴の黒ずみが気になる場合は、商品の選び方にも気を配りましょう。一度酸化してしまった毛穴の黒ずみは、毎日洗顔してもなかなか取れるものではありません。

 
そこで役に立つのが「ちょっとユニークなジェルクレンジング」でご紹介したホットタイプや炭酸タイプ。普通のジェルクレンジングよりも毛穴の奥の汚れを溶かし出す力が強いので、使い続けるうちに徐々に毛穴の黒ずみが気にならなくなります。
いずれにしても、クレンジングを行った後はきちんと洗顔し、保湿効果のある化粧品で肌にたっぷりのうるおいを与えることが大切です。肌が乾燥するとハリや弾力が失われ、毛穴をきゅっと締める力が弱くなって皮脂や汚れが詰まりやすくなってしまうので、仕上げのお手入れまでトータルで気を配るようにしましょう。

 
様々なタイプのクレンジングの中でも、さっぱりとしてメイクになじみやすいジェルクレンジングは使いやすさNO･1。肌質を選ばないので、失敗しにくいところも嬉しいですね。
ただ、使い方によっては肌に負担をかけてしまったり、毛穴の汚れを落とすどころか余計に詰まらせてしまったりすることになるので、基本的な使い方をきちんと守るようにしましょう。
また、商品を選ぶ時は、今の自分の肌の状態も考慮することが大切です。

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