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正しいクレンジングと保湿で唇をぷるぷるのバラ色に!



唇ケア

 

みずみずしくて、ぷるんとした適度な弾力があり、尚且つ健康なバラ色をした美しい唇の持ち主は、それだけでキレイに見えるもの。しかし、実際は乾燥で荒れていたり、くすんでしまっていたりと、なかなか良い状態を保てず悩んでいる人がたくさんいます。顔の中でも目立つパーツなだけに、なんとかしたいですよね。この悩みは、もしかしたら正しいクレンジングで解決できるかもしれません。

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唇が乾燥する理由

そもそも、唇はなぜ乾燥しやすいのでしょうか? それは、唇が肌の表面にありながら口の粘膜の一部であり、皮脂腺を持たないからなのです。他の部分のように皮脂でバリアを張ることができないので、どうしても水分が足りない状態になりやすいのですね。

 
さらに、女性は毎日グロスや口紅を塗ることで唇に負担をかけています。おまけにそれが「食事をしても落ちない口紅」のような刺激の強いものだと、かなりのダメージを負わせていることになるでしょう。
ですから、疲れているからといってきちんとメイクを落とさずに寝てしまうと、どんどん荒れが進行してしまうのです。

 

 

唇には、できれば専用リムーバーを

また、ちゃんと唇に合ったクレンジング剤を使うことも大切です。すぐに落ちてしまうものなら顔全体に使えるクレンジング剤でも良いのですが、それだけでは唇に色素が残ってしまうという場合は、専用のリムーバーを使いましょう。
落とす時はゴシゴシこすらず、リムーバーを染み込ませたティッシュやコットンで全体を押さえ、よくなじませてからそっと拭き取ります。ここで乱暴に拭ってしまうと唇の荒れや乾燥につながるので丁寧に行ってください。もしこの段階で皮が剥けてしまっても、指で無理やり取らず自然に剥けるのを待ちましょう。
唇専用のリムーバーを使っても荒れてしまう時は、リムーバー自体が合っていない可能性があるので別の商品を試してみてください。

 

 

唇のくすみの原因はいろいろ

唇のケアがきちんとできていると、くすみが取れて血色の良いバラ色になります。唇の色がくすむと顔色まで悪く見えてしまうので、人に良い印象を与えるためにもお手入れには気を配りたいですね。
くすみの原因には血行不良、乾燥、自己免疫疾患による影響、糖質過多の食生活などがありますが、最も多いのが色素沈着によるものです。

 
リップクリームや口紅を落とす時にティッシュやナフキンでごしごしとこすったり、紫外線を浴びたりするとメラニンが増殖して色が黒くなってしまうので、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。

 

外出時に使うリップクリームは、UVカット機能のついたものを選ぶと良いですね。
そして、唇に口紅の色素が残らないようにすることが大切です。口紅に含まれるタール色素は石油を原料とした化学成分ですが、これが紫外線に当たると色素沈着を起こすので、クレンジングが不十分なまま外出するととたんに唇が黒ずんでしまうのです。

 

リップクリームがくすみの原因になっていることも

そして、意外なのが、リップクリームが原因のくすみです。透明で、唇につけるとみずみずしいうるおいを与えてくれるリップクリームは、顔全体につける保湿美容液のようなものだと勘違いしがちです。唇が荒れている時に、わざとたっぷり塗って寝る人も多いですよね。

 
しかし、実はリップクリームに含まれる油分が唇の乾燥を促し、余計にガサガサとなって、くすみを引き起こしてしまうのです。特に、UVカット機能のあるものは刺激が強いので、日中の紫外線対策としてのみ使うようにしてください。色つきのリップクリームも多く市販されていますが、これは油分に加えて色素も含まれているので、寝る前につけるのは絶対にNGです。

 
リップクリームも、口紅と同じようにきちんとクレンジングしてからベッドに入ることが大切。ただ、普通のクレンジング剤でも十分に落とすことが可能なので、リップクリームのみを落とす時は専用のリムーバーを用意する必要はありません。

 

 

夜はワセリンで対応!

「リップクリームをつけて寝るのがいけないのは分かったけれど、それじゃあ、寝ている間の乾燥対策はどうすればいいの?」という時は、不純物が少なく、低刺激の白色ワセリンを使ってみてください。

 
黄色っぽいワセリンもありますが、こちらのほうはやや不純物が多くなるので白色のほうがおすすめです。ワセリンが手に入らない時は、顔用の保湿美容液でも大丈夫ですよ。
使い方はとても簡単。唇全体にワセリンを薄く伸ばすだけ! 乾燥や荒れが気になる時は、ワセリンに適量のはちみつを混ぜたものを唇に塗り、上からラップで覆って5分ほど置くとしっとり感が蘇ります。
ワセリンには新陳代謝を促す効果があるので、寝ている間の乾燥対策アイテムとしてはぴったり。油膜を作って保護してくれるので、外部からの刺激にも強くなりますよ。

 

 

唇はケア次第で必ず美しくなる!

唇を美しく見せるために使っている口紅やリップクリームが、実は唇を荒れさせたり、くすませてしまったりする原因にもなるのですね。しかし、それはあくまでも使い方を間違えている場合のみ。正しく使えば顔色をきれいに見せ、唇に適度なうるおい感を与えてくれるので、敬遠しすぎる必要はありません。一日の終わりには、必ずクレンジングしてからベッドに入るようにしましょう。

 
また、含まれる成分によっては体質に合わない場合もあるので、つけてみて唇の調子が悪いと感じたらすぐに使用を中止しましょう。もったいないからといって無理に使い続けると、唇が大きなダメージを受けてしまいます。

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この記事は当ブログのライター「藤村 華子」が書きました。

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