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美容の女王・大豆の効果を徹底解説:シミ対策大豆石鹸の作り方



豆腐の味噌汁
 
みなさんは、大豆はお好きですか? 大豆製品といえば、お味噌汁を作る際に味噌や豆腐を使ったり、納豆を食べたり、お寿司などにつける醤油にも大豆が含まれていますね。
近頃は和食が大変人気で、海外の人たちにも好んでこのような食材が使われているようです。


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このように、大豆製品は食べるだけでも美肌に効果がありますが、外から皮膚などに用いた場合にも素晴らしい効果が期待できるようです。
化粧品類にも大豆の成分が使われていますね。
では、大豆の何が良いのでしょうか。まず、大豆のパワーについて見ていきたいと思います。

 

メラニンの生成を抑える美白効果

紫外線が多い季節になるとシミが増えることが多いですが、これは皮膚にあるメラニン色素が増えることによっておこります。
メラニン色素を合成する細胞は、「メラノサイト」と呼ばれていますが、大豆の成分の「イソフラボン」がメラニン生成を押さえるようです。
その結果美しい肌や白い肌を作るようです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、この「イソフラボン」は女性ホルモンのエストロゲンに近い分子構造です。
中年以降は女性ホルモンもだんだんと下がってきますが、大豆に含まれるイソフラボンのパワーで、皮膚の新陳代謝を活発にし、皮膚の老化を少しでもくいとめる効果が期待できます。

 

高い保湿効果や抗酸化作用

豆乳などに使う、大豆の皮には「レシチン」という成分が多く含まれています。
このレシチンには、高い保湿効果がありますので、小ジワなどの予防効果が期待できます。

ヒトの細胞の中では、活性酸素が日々作られます。
酵素などの作用で、ある程度は無毒化することが可能なのですが、あまりにも活性酸素が多くなってしまうと、無毒化できず酸化が進み、老化の原因となってしまうので注意が必要です。

大豆に含まれるイソフラボンには、高い抗酸化作用がありますので、お肌のシミやシワを予防し、若々しさを保ってくれます。

 

炎症を抑え、ニキビや肌荒れ予防

大豆パワーはまだまだあります。
他にも、肌荒れなどがおこらないようにする抗炎症作用などもあります。思春期などにはニキビに悩まされた方もおられると思います。
思春期以降でも、トンカツやてんぷら、から揚げなど、あぶらっこいものを食べすぎた後にブツブツが出るような方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ニキビや吹き出物は皮脂腺の毛穴がつまり、細菌が入って発生するのですが、このようなニキビや吹き出物などにも、大豆に含まれるイソフラボンが活躍します。
なぜなら、イソフラボンは過剰な皮脂を抑え、ニキビや吹き出物を出にくくしてくれるからです。

このように大豆や大豆製品は、口から食べても外用として使っても様々な効果が期待できるのです。

そんな素晴らしい大豆ですが、今回は、大豆で作る手作りの石鹸の作りかたをご紹介したいと思います。

 

大豆石鹸の作り方

材料・用意するもの

食用油 200g
苛性ソーダ 50g 
(苛性ソーダは薬局で売っています。購入するためには印鑑が必要です。)
きなこ 50g
あら塩 50g
レモン汁 1個分
水 100ml

ボール
石鹸を固めるための型(牛乳パックなどでOK)

 

作り方


まず、ボールに苛性ソーダを入れます。水をゆっくりと注ぎ、泡だて器などで良くかき混ぜます。この時、化学反応をおこしガスが出てきますので、窓を開け、換気扇をつけるなどして吸い込まないように気を付けて下さい。目などにも入らないように十分に注意してかき混ぜるようにしてください。


食用油を少しずつかきまぜながら加えていきます。全体が空気に触れるように、様々な角度から15分ほど良くかき混ぜるようにしましょう。


しっかり混ぜることによって、どろどろとした液体となります。混ぜにくくなってきたところできなこを加えましょう。きなこを加えることによって、こげ茶色に変わります。


あら塩を加えましょう。材料が固まるようにします。つづいてレモン一個分のレモン汁を加えます。石鹸だけですとアルカリですが、レモンの酸によって中和されます。肌に優しいものと変わります。


3分ほどそのまま置いておきます。材料が分離などしないことを確認しましょう。


石鹸を固めるための型に流し込みます。


冷暗所に2~3日置きます。気温によって固まり具合が違いますが、まだ柔らか目の時には型からとりはずして、数日おいておくと更に固まります。


切り分けてできあがりです。

まれに大豆アレルギーなどが出る方もおられますので、必ず使う前には、腕の内側などでパッチテストを行ってから使うようにして下さい。

 
大豆パワーを利用して、体の内からも外からも、綺麗になれれば素敵ですね。
美白や保湿、抗酸化作用、抗炎症、肌荒れ防止作用など大豆には実に多くの効果があります。まさに、「美容の女王」ともいえそうなものですね。

みなさんも、ご興味のある方はぜひ、この手作りの豆乳石鹸に挑戦してみてください。

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