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肌への負荷を減らしてみて。何をしても改善しない毛穴のケア



毛穴ケア

 

効果があると言われている化粧品を使ったり、様々な美容方法を試しているのに、何故か毛穴の開きが改善しない。そんな悩みをお持ちの方は意外と多いのではないでしょうか。
このような場合に考えられるのが、肌への負荷が余分にかかっている可能性です。

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自分にあうケアは自分にしかわからない

肌の感じ方や強さは人それぞれなので、毛穴ケアで効果があったと他の人に勧められても、逆に肌トラブルになってしまう場合も実際にはあるものです。
そして、他の人に効果があったのに自分には効果が無いと知ると、挫折感も大きく、もう毛穴は小さくならないのではないかと、悲しい気持ちになりがちです。

 
しかし、ここで諦めるのはまだ早いのです。
肌はスキンケアやメイクでかかる負荷を減らせば減らす程、ターンオーバーが上手くいって自ら綺麗になる力を持っています。
実際私も様々な人の毛穴ケアを真似してきたけれど、結局自分に合ったのは、あらゆる肌への負荷を削ぎ落としたスキンケアとメイク方法でした。
肌の負荷となる要素を知り、日頃のスキンケアやメイク方法を見直して、自分なりの方法で毛穴を小さくしていきましょう。

 

 

肌の擦り過ぎによる負荷

美容成分でお馴染みのヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドやエラスチンは肌が元々持っている保湿成分ですが、これらの成分は加齢や紫外線、乾燥や摩擦によって徐々に減少してしまいます。
スキンケアやメイクをする際に肌を不必要に擦り過ぎていると、これらの美容成分が流出してしまい、肌の潤いが失われてターンオーバーのサイクルが乱れてしまいがちです。

 
毛穴の汚れを落とそうとついやりがちな洗顔時の擦り過ぎや、化粧水や美容液、クリームを付ける時の摩擦、ベースメイクを重ねる際の肌への刺激を、極力優しく手のひらやコットン、スポンジで押さえるように行うことで改善していきましょう。
毎日の擦り過ぎを解消すれば、肌本来の保湿成分を失うこと無く、生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが正常に繰り返されるので、自ずと毛穴を小さくしていくことができます。
また、シャワーを直接顔にかけることも肌には負担になるので、擦り過ぎと同様に避け、洗顔時やクレンジング時は、人肌より少し温めのお湯で優しくすすぐことをお勧めします。

 

 

保湿が不十分なことによる負荷

化粧品を購入すると、裏書や説明書に「〇くらいの量を洗顔後につけてください」などと説明書きがしてある場合が多いものです。
しかし、肌のコンディションは千差万別、説明通りのやり方でいまいち潤いが足りない場合は、自分なりのちょうど良い量を探してみましょう。
例えば化粧水を手のひらでつける場合に効果があるのが、少し時間を置いて重ねづけする方法です。
まず、手のひらに500円玉くらいの量の化粧水を取り、両手のひらを使って押さえるようにして優しく顔全体に浸み込ませます。
そして、一息置いて、顔につけた化粧水が浸透しかけた頃、もう一度同じ要領で化粧水を重ね、これを3回繰り返します。

 
化粧水と化粧水の間の時間をあまり長く取ると逆に潤いが蒸発してしまい乾燥してしまいますが、ほんの数秒待つことにより、完全に乾かないうちに次の化粧水を重ねることができるので、しっかり肌に潤いを与えることができます。

 

肌には油分も必要

また、油分は酸化して肌に悪いと思い込み、化粧水や美容液の後にクリームや乳液などをつけない人もいますが、水分補給した肌は油分で蓋をすることで、潤いが失われるのを防ぐことができます。
肌に補給した潤いを長時間持続させてターンオーバーを整えるためにも、必ず自分に合った乳液やクリームでスキンケアの最後に保湿の蓋をすることを忘れないようにしましょう。

 

 

日焼け対策やメイクによる負荷

紫外線が強いと言われる今日、毎日の日焼け対策はスキンケアの必須項目です。
しかし日焼け対策に使われるサンスクリーン剤は、成分が肌の負荷になるものも多く、洗顔料だけでは落としきれないものも多いものです。
特にSPF値やPA値と言われる、紫外線カット効果の高さを表す数字が高いものほどサンスクリーンの効果も高いので好まれがちですが、その分肌への負荷が大きいものが多く、サンスクリーン剤で肌荒れしたり、毛穴トラブルが改善しない場合は連用は避けた方が無難です。

 

日焼け止めは使い分けを

職場と家との往復や、家事や買い物程度の普通の生活なら、SPF値が15程度のもので十分日焼け対策としての効果を発揮します。
普段はなるべく洗顔料などで落とせるような肌への負荷の少ない程々の数値のものを使用するようにし、高い数値のものは海やスポーツなど、アウトドアのレジャーのみ使用するよう使い分けましょう。

 
また、落ちにくいメイクに多く含まれる合成界面活性剤やシクロメチコンやジメチコンで有名な合成ポリマーも、あまり多種類が配合されていると肌に負荷がかかります。毛穴がなかなか改善しない場合は、なるべくこれらの数が少ない、肌への負荷の少ないメイク用品を選ぶのもポイントです。
メイクを落とすクレンジング剤も合成界面活性剤が何種類も使用されているものが多く、毛穴トラブルのある敏感肌には負担になる場合が多いので、気になる場合は石鹸など洗顔料のみで落とせるメイクに切り替えて様子をみてみましょう。

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