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無添加化粧品に気をつけて。敏感肌の毛穴ケアは肌バリアを守りながら



毛穴ケア

 

「毛穴に効く」と謳われた化粧品はたくさんありますが、実際使ってみると合わなかったり、思ったように毛穴が小さくならなかったりした経験がある人も多いことと思います。
毛穴の開きは肌のターンオーバーが上手く行っていないことが主な原因です。

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ターンオーバーはなぜ乱れる?

ターンオーバーが乱れる要因は、加齢や外気やエアコンによる乾燥、お肌の擦り過ぎなど様々ですが、肌に合わない化粧品を使用して肌に負担をかけることもターンオーバーを乱します。
そのため、いくら毛穴に効くと謳ってある化粧品でも、自分の肌に負担になる成分のものでは、ターンオーバーを正常に近づけることは難しく、毛穴を改善することができません。
毛穴が気になるけれどなかなか市販の化粧品が肌に合わない敏感肌のための、化粧品の選び方をご紹介したいと思います。

 

 

「無添加」という表示に注意

市販の化粧品でよく「無添加」という表示を見かけます。
「無添加」と書かれていると、毛穴の気になる敏感肌でも安心して使用できる化粧品のように感じますが、市販品がなかなか合わない敏感な肌には、この表示を鵜呑みにするのはお勧めできません。

 

無添加ってなに?

「無添加」とは一般的に表示指定成分が無添加という場合が多いようです。
表示指定成分とは、昭和55年に厚生省(現厚生労働省)がアレルギーや肌荒れを起こしやすい防腐剤などを中心に、103種類の成分を化粧品に配合した場合、表記するように指示した成分です。
化粧品の成分は数千種類あると言われているので、これらの指定表示成分だけ配合されていないからと言って、敏感肌でも大丈夫な化粧品ということにならないのが現実です。

 
2001年よりこの指定表示成分は廃止され、医薬部外品以外の化粧品には全成分の表示が義務付けられています。
そのため配合成分が可視化された分、自分の合わない成分を避けることが以前より簡単になりましたが、カタカナや漢字ばかりの成分は、なかなか判別し辛いものです。
気になる場合は各メーカーのお問い合わせ窓口へ問い合わせれば、詳しい成分の内容も教えてもらえるので、「無添加」という言葉に惑わされず、しっかり自分に合うものを見極めていきましょう。

 

 

肌のバリア機能を壊さないことを第一に化粧品を選ぶ

市販の化粧品がなかなか合わない敏感肌の場合は、化粧品を選ぶ際に肌のバリア機能を極力壊さないことを基準にすると失敗が減ります。

 

敏感肌さんの肌に避けたい成分

例えば化粧水など油分を含まず、乳化の必要があまり無いアイテムは、なるべく乳化剤である合成界面活性剤が配合されていないものを選択しましょう。

 
また、使用感は良くなるけれど肌にとっては異物のシクロメチコンやジメチコン、クロスポリマーなどの合成ポリマーと言われる成分も極力避けると肌への負担が減ります。
これらの成分以外にも、毛穴用化粧品によく配合されているエタノールなどアルコール系の成分も、バリア機能が弱った肌には稀に刺激になったり、合わないことがあります。

 
エタノールの入った化粧品でかぶれたり、ヒリヒリと刺激を感じる場合は、ノンアルコールの化粧品を選ぶようにしましょう。
ただし、防腐剤でアルコールが表示成分の最後に配合されているような場合は、刺激も少ないのでアレルギー以外の人は使用しても問題の無い場合が多いようです。
成分表示は基本的には多く配合されているものから順に記載されています。最初の方に合わない成分や肌に負担になる成分の記載の無いものを選ぶようにすると、敏感肌でも安心して毛穴ケアを続けられる化粧品が見つかりやすくなります。

 

 

どうしても合わない場合は手作り化粧水とオイルで毛穴ケアをする

成分を気にしても、どうしても自分に合う化粧品が見つからない。自分に合う化粧品がなかなか見つからないので探すのが面倒くさい。そんな人にお勧めなのが、自分で化粧水を手作りすることです。

 
化粧水を自分で作ると言うと難しいイメージですが、クリームなどと違って、材料を混ぜるだけで誰にでも簡単に作ることができます。

基本の化粧水のレシピは、コンタクトレンズの洗浄などに用いる精製水100mlに、グリセリン5cc~10ccを好みで混ぜるだけです。

ここへ好みのアロマオイルを入れたり、美容成分を入れたりすると、自分だけの毛穴ケア化粧水を作ることができます。
入手しやすい毛穴ケアにお勧めの美容成分はヒアルロン酸です。

 
肌本来の保湿成分であるヒアルロン酸を化粧水に加えることで、保湿力がアップし、肌のターンオーバーを整える効果がアップします。ただし、手作り化粧水は防腐剤等が添加されていないので、必ず冷蔵庫で保存し、1週間を目安に使い切るよう心がけましょう。

 
また、乳液やクリームが肌に合わない場合は、保湿の蓋に天然のオイルを使用することをお勧めします。
毛穴ケアにお勧めの保湿オイルは新陳代謝をアップさせるローズヒップオイルや、ターンオーバーを整える効果の高い馬油、肌の新陳代謝を活発にしてキメを整える効果のあるスクワランオイルなどです。
これらのオイルは併用することもできるので、自分の肌に合った好みのオイルでしっかり保湿の蓋をして毛穴を改善していきましょう。

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