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身体の歪みがしみ・シワになる?首のリンパと甲状腺のマッサージ



しみシワ

 

首は顔に繋がっている部分で大変重要な部分です。首にゆがみがあると、交感神経が緊張してしまい、血管が収縮してしまうことによって血流が悪くなります。

 
近頃は、電車やバスなどの中でもスマホなどを持って下を向いてずっと見ている方を良く見かけます。不自然な動作を長時間行うことによって首がゆがんでしまいがちです。
また、首の両端には総頸動脈という重要な血管があります。顔の肌に栄養を運ぶ外頸動脈に繋がっていますので、首がゆがんでしまっている人や筋肉がこり固まっていると、顔のシミやシワの原因になってしまうことが多々ありますので注意が必要です。

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血流を良くするストレッチ

さて、最初に、首まわりの血流をよくするストレッチを行いましょう。

 
1.肩の力をぬいてまっすぐに姿勢よく立ちましょう。

 
2.息を、フーと吐きながらゆっくりと首を右に倒します。

 
3息を吸いながらゆっくりと元に戻ります。

 
4.左も同様にします。

 
5.1~4を10回繰り返しましょう。

 
6.首をゆっくりと後ろに倒し、ゆっくりと右回りに回します。一回転しましょう。

 
7.次にゆっくりと左回りにまわしましょう。

 
8.6~7を10回繰り返しましょう。

 
首にゆがみがあるかたは、どちらかに倒しにくかったり回しにくかったりするようです。そのような場合は、やりにくかった方を更に10回行うようにしましょう。
痛みなどが出た場合には無理をしないようにしてください。
首は大切な部分ですから、急いで倒したり回したりしないようにくれぐれも気を付けながら行うようにして下さい。

 

 

首のリンパと甲状腺のマッサージ

さて、続いて首のリンパと甲状腺のマッサージをしてみましょう。
「顔のシミやシワ予防だから、直接顔を触った方が良いのでは?」と思う方もおられるかもしれませんが、顔に血液や栄養を送っているのは首です。

 
顔よりも首の方が重要だといっても過言ではないかもしれません。顔と同じく首回りも大変重要な部分ですので、しっかりとマッサージしておくと良いでしょう。
では、実際にやっていきましょう。

 
1.まず右手の指を伸ばし、アゴの下にあてます。

 
2.アゴのラインにそって、エラ、耳の下までさすりあげます。

 
3.左も同様に行います。

 
4.両手の指を両耳の下に当てます。

 
5.そのまま、鎖骨の下まで指を滑らせるように動かしましょう。

 
6.次に、右手を左の鎖骨の左端におきます。

 
7.鎖骨の外側から、鎖骨の中央までリンパを流すように滑らせましょう。

 
8.逆も同様に行いましょう。

 
9.首の前側に、首に力を入れたときにポッコリと飛び出す筋肉「胸鎖乳突筋」と呼ばれる筋肉があるのですが、この筋肉を手でつかみます。
右側の首をつかむときは左手でつかみましょう。そのまま、上から下へとなでます。

 
10.逆も同様に行いましょう。

 
11.最後に、両手を首の前でクロスさせて首にあてます。人差し指、中指、薬指、小指の腹で首の前側から後ろ側にむけてゆっくりとやさしくさすりましょう。
これで甲状腺のマッサージができます。

 
首はデリケートな部分ですから、力を入れてゴシゴシとするのではなく、そっとやさしく行うようにしましょう。

 

 

日常生活をみなおしてみませんか?

さて、シミやシワができてしまうようなことを「老化」と表現しますが、老化の原因で怖いことといえば一体何でしょうか。

 
それは、骨がゆがんでしまったり、筋肉がこりかたまって神経の働きが悪くなってしまう事です。
特に首やアゴ回りがゆがんでしまっている方は、顔が左右対称ではなくなり、片方にだけ法令線ができることもあるようです。これでは恰好悪いですね。

 

日常生活を見直してみて

例えば、日常生活でもそうです。重い荷物を持つときはどうでしょうか。同じ側ばかりで荷物を持っていませんか?
脚をくむ癖があるかたもそうです。いつも同じ側でくんでばかりいませんか?

 
食べ物を食べるときもそうです。食べ物を口に入れた瞬間、いつも同じ側に食べ物をいれて噛んでいる人も多いと思います。

 
寝転がって不自然な姿勢でテレビを見ていませんか?寝転がっていなくても、いつも同じ側に首を向けてテレビを見ることによってゆがんでしまうこともあります。
パソコンやスマホなどもそうです。下をずっと向いて、猫背姿勢ですと見た目が悪いだけではなく、首近辺のゆがみにもつながってきます。

 
日常生活でゆがみが出てしまいそうな場面を想像して、対策を練ることがシミ・シワ予防にとっても重要です。

 

骨の歪みを予防する具体策

例えば、同じ脚ばかりでくまず、違う脚にもくみかえてみる、荷物も違う側の肩にかけるようにしてみましょう。

 
食べるときも、いつも右側で噛む方は左側でも意識をして噛んでみましょう。
テレビも同じ側ばかりで見ずに、座る位置を時々変えてみましょう。
パソコン作業が多い方は、前のめりになりがちなので、30分~1時間に一回は伸びをしたり、背中をそらせるようにしてみましょう。

 
面倒だとは思いますが、少しずつでも結構ですのでこのようなことを心がけながら上記のストレッチやマッサージを行うと効果的です。
いくら良いストレッチやマッサージを行っていても、日常的にゆがみが生じやすいと効果が半減してしまいますので気を付けたいものですね。

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