眉間のシワの原因は複雑!できることからひとつずつ対策を
これまでに出会った人の中で、いつ見ても眉間にくっきりと深いシワが刻まれている人はいませんでしたか? そして、あなたはその人の顔を見てどのような印象を抱いたでしょうか。
きっと「感じの良い人だな」というよりも「なにを怒っているのだろう?」「話しかけにくいなぁ」というようなネガティブな印象を抱いたのではないかと思います。
実際に、眉間のシワは人相学において「悪相」とされており、見た目がよくないだけではなく、様々な不幸を呼ぶ原因になると言われています。
なぜできてしまうのかを知り、予防と改善に努めましょう。
表情の癖や皮膚の乾燥
眉間は、もともと別の部位に比べて皮膚が薄いところです。
そのため、目が悪くて顔をしかめる癖があったり、乾燥でコラーゲンが不足していたりすると、シワがそのまま定着してしまうのです。
悩み事が多かったり、よく考え事をしたりする人もこうなりやすいですね。
目を細めるシチュエーションを避けよう
表情は癖なのでなかなか直せませんが、意識して顔をしかめないようにすることはとても大切です。
気のおけない友人や家族にお願いして指摘してもらっても良いでしょう。
メガネやコンタクトの度が合っていない人は、ちゃんと見えるものに取り換えてくださいね。
また、日差しがまぶしい時は、サングラスをかけると目を細めることが防げます。
目を守ることは日焼け防止にもつながるので、いつでも使えるようにバッグに入れて持ち歩きましょう。
乾燥については、洗顔の後でローションパックをしたり、保湿美容液を丁寧にすりこんだりして、肌の水分量を保つ努力をしてください。
乾燥しやすい頬などと違ってついスキンケアが疎かになりがちな場所ですが、忘れずにケアしてあげることが大切です。
横向きで寝ていませんか?
寝る時、横を向く癖のある人は要注意です。
なぜなら、横を向くことによって皮膚のたるんだ部分が下へ流れ、そのままシワとなって定着してしまうからです。
できるだけあおむけの姿勢をとるようにしましょう。
しかし、寝る時の姿というのは無意識なので、いくら「今日は上向きで寝よう」と決心しても、それを守るのは簡単ではありません。
そんな時は、シワの気になる部分にテープを貼ってみましょう。
肌の弱い人は、医療用のサージカルテープがおすすめです。
表情筋の衰え
心に余裕のない日が続くと、笑ったり怒ったりする機会が減って表情筋が衰えます。
これが皮膚をたるませる原因になるので、鏡を見ながらニーッと笑うなど、意識して顔の筋肉を動かすようにしましょう。
これらの主な原因に気をつけることはもちろん、できるだけ気持ちを明るく保つことも大切です。
眉間にシワが寄る時は「嫌なことがあってイライラしている」「問題を抱えて悩んでいる」「予想外の出来事に直面して緊張している」といった精神状態のことが多いので「なるようになるさ」とポジティブに構えることは、シワを予防するのに大いに役立ちます。
シワが人に与える印象
次に、なかなか消えない眉間のシワのせいで、他人に誤解を与えてしまう時の対処法について考えてみましょう。
自分の表情は当然自分からは見えないので、精一杯にこやかにしていたつもりが、相手には不機嫌そうに見えてしまう場合も少なくありません。
特に、相手のことをよく知らなかったり、少し苦手だったりすると、その気持ちが表情に滲み出て「嫌な人」という印象を与えてしまうのですね。
おまけに眉間にくっきりとシワが刻み込まれていれば「神経質な人」「気難しい人」といった誤解を与えてしまいかねません。
「あいうえお」でリラックス
人に会う時は、直前に鏡を見て表情を作る練習をしましょう。
「あいうえお」と大きく口を開くように動かすと、筋肉がほぐれて笑顔を作りやすくなりますよ。
眉間のシワが作られるのには様々な要因が複雑に絡み合っています。
まず、自分がなぜ眉間に力を入れてしまうのかを知り、一つずつ解消する努力をしましょう。
生きていればつらいことも多いと思いますが、できるだけ気持ちを明るく保つようにすると、表情も自然とほがらかになりますよ。