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シミやシワを作らない!蒸しタオルクレンジングと正しい洗顔法



スキンケア
 
同窓会などに出かけると、皆同じ歳なのに、老けて見える人ととても若々しいままの人がいますよね。それはなぜなのでしょうか。

シミ・シワを予防するためにどうすればよいかと聞いて、まず「どんな化粧品を使えばいいの?」と思った方も多いと思いますが、まずは肌に何かをどんどん与えることばかりを考えるのではなく、顔の肌細胞のことをきちんと考えてあげたいものです。


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過保護がターンオーバーの乱れを招くことも…

過食しすぎて運動も何もしないと、お腹もポッコリと出て、顔も脂肪がつきすぎてたるんで不格好になってしまいますよね。
それと同じで肌細胞も栄養を自分で何もしなくても、外からたっぷりと与えられ続けると、いわば母親に過保護に育てられた子供のように自分で何もできなくなってしまい本来の自ら備わっている力を発揮しなくなります。
ただ、厳しすぎる母親に育てられた人もちょっと萎縮しすぎたりすることもあるように、肌に対しても、子供を育てるのと同じで、厳しすぎても甘やかしすぎてもダメなようです。

表皮には、角質層や基底層があるのですが、本来はおよそ28日周期で入れ替わるようになっています。CMなどでもよく聞くと思うのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、これを「ターンオーバー」といいます。

肌がガサガサしたり、くすんだり、シミやシワができてしまうのはこのターンオーバーがうまくいっていないせいでおこることが多いです。肌本来の力が発揮されないと、このようにあまり状態の良くない肌になってしまうのです。

肌細胞を支えているのは、綺麗な血液です。
質の良い綺麗な血液が、表皮の下にある真皮を滞りなくサラサラと流れているとき、栄養もしっかりと運ばれ、老廃物も運び去られてとても良い状態の肌になります。

美しい肌を保つためには、甘やかさないようにあまり手をかけすぎることなく、まず必要最低限のお手入れをすることが望ましいでしょう。

年齢を重ねるにつれてターンオーバーが乱れてきます。
そんな時には、新陳代謝によるスムーズな角質の除去をうながすようなクレンジングや洗顔をすることが大切となってきます。
そのあと、水分がたらないときには化粧水、そして皮脂を補うためのクリームなどを付けると良いですね。

今回は、おススメのクレンジングや洗顔の方法についてみていきたいと思います。

 

蒸したタオルを使ったクレンジング

では、まず最初に蒸したタオルを使ったクレンジングをしてみましょう。

毛穴の奥の汚れはなかなか取れません。毛穴の黒ずみなどにお悩みの方もおられることでしょう。これらを取ろうと一生懸命になって、ついクレンジングをする際にゴシゴシとこすってしまいがちですが、これはシミの原因ともなります。
温かい蒸しタオルを使うことによって、血流が改善し、シミもできにくなります。
汚れも取れて一石二鳥というわけです。

 

蒸しタオルクレンジングのやり方


まずメイクを落としましょう。近頃は目の濃いメイクが流行っていますよね。それらはきっちりと落としておかないと、あとあとくすみやシミの原因となってしまいますので注意が必要です。クレンジングの前に、目などのポイントメイクをしっかり落としましょう。コットンにリムーバーをたっぷりと含ませて、マスカラやアイカラーを落とします。
コットンを巻いた中指をやさしく回転させながらおこないましょう。
口紅なども口角の方から中央部に向けてやさしくふき取りましょう。


クレンジングクリームをつけましょう。クレンジングクリームは量が少なすぎると肌に負担がかかってしまいシワの原因となりますので、適量をとりましょう。額や頬、あごに適量をおき、クルクルとらせんを描きながらやさしく伸ばしていきます。


ティッシュを使って顔に当て、クレンジングクリームの油分を吸い取りましょう。


蒸しタオルを作ります。タオルは2本用意しましょう。
ヤカンで沸かしたお湯を使っても良いのですが、簡単な方法として、タオルをまず水で濡らして水分を少し残してしぼり、容器などに入れて電子レンジで1分ほどでできます。いずれにしても熱いので火傷しないように気をつけて下さい。

まず作った蒸しタオルを縦半分に折ります。口やアゴを覆い、余った部分は折り返して目を覆うのに使います。もう一つのタオルで反対側の目やおでこを上手に覆いましょう。
鼻の穴の部分は呼吸ができるようにあけておきましょう。そのまま30秒~1分顔を蒸しましょう。温めることで大変血流が良くなりますので、目の疲れなどにも効果的です。


タオルがまだ温かいうちに、クリームをつるんとふき取ります。

 

効果的な洗顔法

洗顔にも注意が必要です。ゴシゴシと擦りすぎては、シミやくすみの原因となってしまい逆効果です。かといって肌に汚れが残ってしまうのも良くありません。
洗顔は、ご自分に合った洗顔料でやさしく、かつしっかりとおこなうことが大切です。

 

肌にやさしい洗顔のやり方


まず、泡立てネットなどを使って、ぬるま湯でフワフワの泡をたくさんつくりましょう。
近頃は泡で出る洗顔料もありますので、面倒なかたはそういうものを利用しても良いですね。


両手でそっとやさしく泡をのばしていきます。
頬からひたいへと下かららせんを描くようにやさしくおこないましょう。
目の周りはデリケートなので、そっとやさしく触れるようにしましょう。


中指を小鼻から、鼻先に向かってやさしくくるくると動かします。


小鼻のわきは中指を上下に動かして洗いましょう。これもやさしくおこないます。


あごの中央から口角へと口角を上げるように洗っていきます。


唇の上側も、同じく中央から口角へやさしく洗います。


すすぎは丁寧にぬるま湯でおこないましょう。熱すぎるお湯は肌を乾燥させシワの原因となってしまうので注意が必要です。
髪の生え際などはすすぎ残しが多い場所ですので、特によくすすぐようにしましょう。
シャワーなどでジャーっと洗い流す人がいるようですが、強い水圧のお湯などを直接顔にかけてしまうとシミなどの原因となりますので注意が必要です。


顔をタオルでぽんぽんとやさしく押さえるように拭きましょう。
ゴシゴシこすってしまうとシミの原因となりますので要注意です。

 
いかがでしたか。毎日のことですからこれらをきちんとやるかやらないかで将来のシミ・シワができたり予防になったりの分かれ道となるかもしれません。肌のために頑張りましょう。

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