手のかさかさに対抗する、週に1度のスペシャル保湿ケアの方法

 
ネイルをセルフでする人、ネイルサロンに通う人どちらも最近はとても増えてきました。
ネイルは女性の間では当たり前のようにするようになり、女性のおしゃれの幅が、足先、手先から頭の先まで幅広くなってきたと感じる今日この頃。
若い人から年を重ねた女性まで幅広い年代の人がネイルを楽しむ時代になってきたのも事実だと思います。

年齢の若い方はあまり気にされないかもしれませんが、目元、首元に続く年齢の現れやすい場所として「手」が挙げらます。
手は本当に意識していないとお手入れしない場所。
お手入れという感覚を忘れてしまいがちな部分ですが、手こそ注目度が高い場所なのです。

特にネイルをしている人は要注意。
ネイルをしているというだけで、女性は特に手に目線が行きがちです。

年齢の影響を受けやすい「手」

若々しい、瑞々しい、シワもくすみもない手であれば何も必要ないかもしれませんが、しっかりとケアをしない限り、手は年齢を重ねていくごとに影響が出やすいので、ネイルを美しく見せるのには土台である「手」のケアがとても大切なのです。

手はお顔のスキンケアと違い、日頃からほぼスッピンの状態でいます。
ハンドクリームなどを小まめに塗っている人は大丈夫なのですが、手は頻繁に洗い、色々なものを触り、ハンドクリームも乾燥が気になる時にしか塗らないなんて人も多いと思います。
それ故に、様々な刺激に毎日さらされています。

また、手は体の中でも代謝の悪い部分の一つ。
メラニン色素が沈着しやすい上に、取れにくいという難点を抱えています。

手のハリは年齢とともに失われ、見た目が青い静脈がボコっと浮き出てきて来ることもしばしば。
メラニン色素と静脈のセットが出てきてしまうと、実年齢以上に手元が年を取ってしまったように見えてしまうこともあります。

では、その年齢が現れやすい「手」に対して、具体的に何をすればよいかというと、まずは「保湿ケア」です。
手の保湿はハンドクリームを塗ることでも改善されやすいのですが、もっと効率よく保湿できるスペシャルケアの方法を説明したいと思います。

手の保湿対策にスペシャルケアを

肌の乾燥はどの部分においても老化の原因になります。
お肌にとって乾燥は大敵、それは手も同じことが言えます。その乾燥を防ぐためにハンドクリームは必須ですが、スペシャルケアとして、「化粧水」を使ったケアがお勧めです。
化粧水といっても化粧水そのものをつけるわけではなく、化粧水を精製水で薄めたものを使用します。

ケアの手順

何も入っていないスプレーボトルに精製水と化粧水を1対1の割合で入れ、使います。
冬場など乾燥している時期には化粧水の量を少し多めに入れても問題ありません。

使い方として、まず片方の手の甲にティッシュペーパーを1枚のせます。
そして、そのティッシュペーパーの上に精製水と化粧水を合わせたものを万遍なくスプレーしていきます。
しっかりとスプレーしたらその上からビニール袋をかぶせ、輪ゴムをして2～3分、時間を置きます。

2～3分後、しっかりと化粧水を浸透させたらすぐに保湿クリーム、または、ハンドクリームを塗って保湿します。

ケアの際の注意点

ポイントとして、化粧水をたっぷりと使うこと、2～3分以上は袋の中に手を置かないことです。
そして、両手同時に行ってしまうと何もできなくなってしまうので、片手ずつ行うことが基本です。

また、ビニールから外した後もしっかりと保湿するためにたっぷりハンドクリームや保湿クリームを手に優しく擦り込むようにして下さい。

化粧水は乾燥した肌に潤いを与えます。そして精製水は化粧水の浸透を良くさせる働きがあるので、保湿力が高まります。
化粧水はお顔に使っているものでも良いし、手専用に保湿力の高い化粧水を選んでも構いません。
お肌に合ったものを使うようにして下さい。

また、ビニール袋で保湿の浸透を待つときは、ビニール袋の代わりにラップを手に巻いて代用するのでも問題ありません。
ただ、化粧水をティッシュペーパーにひたひたに付けてもらいたいので、ラップだと漏れてしまう可能性があるため注意が必要です。

ハンドクリームの選び方

ハンドクリームも保湿力の高いものを使用するのが理想ですが、肌質に合わせて選ぶことはとても大切。
例えば手がカサカサする時に痒みを伴いやすい人は香料などが使われていないハンドクリームを使ったり、痒みや炎症を抑えてくれるハンドクリームを選びましょう。特にカサカサが激しい人は、尿素入りの物を使うのがベター。

また、日焼けをした手、シミそばかすなどが気になり始めたら、ビタミンC入りの物やコエンザイムQ10などが配合されたハンドクリームがお勧めです。

ネイルを美しく見せるのは手の甲の美しさがとても重要なポイントになります。
それはネイル雑誌を見れば一目瞭然。カサカサ、ガサガサな手や、しわやシミ、そばかすの多い手の甲は何とも言えない感覚です。

ネイルへの美意識が高まる中で、手の甲にも気を遣える人は全体的な印象も変わります。
1週間に1～2回はスペシャルなケアを行い、普段はハンドクリームでの保湿ケア。こまめなお手入れで、美しいネイルとそれを引き立てる手の甲を再現してみて下さい。

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