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敏感肌と健康な肌ではここが違う!敏感肌・アトピー肌の原因と対策



クレンジング
 
友達の肌はきれいなのに、どうして私の肌はきれいじゃないのかなぁなんて悩んだことありませんか? 化粧品を変えてみたらきれいになるかなと、いろいろな化粧品を試してみたり。でも、きれいになるどころか逆に肌荒れしてしまったりなんてこと、敏感肌さんにはよくあることです。高い化粧品を買ったのに肌に合わないと本当に落ち込みますよね。でも、どうして敏感肌になってしまうのでしょうか。


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敏感肌にはこんな特徴がある

生まれつき肌の強い人も弱い人もいますが、敏感肌になってしまう人は特に肌のバリア機能が落ちてしまっている人です。肌は本来自分できれいになろうとする力である自己補修能力を持っていますが、敏感肌に傾いていると肌の内側にある細胞が水分を蓄える力が弱く、この力がうまく働きません。さらに季節の変わり目や過度の日焼けといった過酷な状況にさらされると、水分が奪われ、敏感肌が加速します。敏感肌は肌の角質内に十分な水分を保持できるように、肌本来の力をあげていく必要があります。

 

健康な肌ってどんな肌?

健康な肌はバリア機能がしっかりしているので、外からの肌ストレスによってうけるダメージが敏感肌よりも少なくてすみます。日焼けするとすぐに黒くなる肌は健康な場合が多いです。逆に日焼けすると赤くなってひりひりするという人は肌が弱いほうに分類されるでしょう。

健康な肌は表層の角質細胞に含まれる水分量が多く、刺激を跳ね返す力があるため、悪い刺激が直接皮膚の内部まで達しません。ですので、敏感肌に比べて外的な肌ストレスによる刺激を受けにくいといえるでしょう。だからといって健康な肌の人も、ピーリング剤などの刺激の強い化粧品を過度に使うと、肌のバリア機能が壊れて敏感肌になる恐れもありますので注意が必要です。健康な肌と、敏感肌の違いは肌の角質細胞に十分に水分を保持できるか否かの違いなのです。

 

敏感肌の原因

敏感肌になってしまう原因はたくさんあります。乾燥、紫外線、強い刺激、肌に合わない化粧品など、外的要因もたくさんあります。また、身体の内側からの問題である食生活や生活習慣の乱れによるもの、そしてホルモンバランスによるものもあります。

さらに敏感肌になる大きな要因が、ストレスです。私たちの身体はストレスを感じると、交感神経が優位になり、身体が緊張して血液循環が悪くなります。そして、このストレス状態が長く続くと自己免疫機能のかなめである自律神経が不調をきたします。いわゆる自律神経失調症です。こうなると、身体全体の機能やホルモンバランスが崩れ、結果として肌もあれてボロボロになってしまいます。環境や、食生活で改善できる分にはいいですが、ストレスはなかなか取り除くことが難しいため、ストレスを感じたら、こまめに発散していくことが大事だといえます。

一度敏感肌になってしまうと、これから先も刺激があるとすぐに肌が反応し、敏感に傾いてしまうという傾向があります。アレルギーと似たような感じですね。ですから、普段から肌にあった化粧品を使い、刺激をなるべく与えないようなスキンケアと、ストレスケアをしていく必要があります。気をつけることは多いですが、これから先も付き合っていかなければいけない自分のお肌ですから、しっかり向き合って肌の状態を安定させるようにしていきましょう。

 

敏感肌とアトピー

敏感肌でアトピー持ちという人も多いはずです。かくいう、筆者も敏感肌のアトピー持ち。普段はそこまで症状はでないですが、生理前などのデリケートな時期にストレスを受けるようなことが続くと、ぶわーーっと目も当てられないくらいアトピー症状が出ます。

特に顔はつらいものがあります。社会人ですと、化粧をしないわけにもいきませんし、顔を見られる機会が多いのでつらいところです。最悪の場合は、大きなマスクで顔を隠す。「ちょっと風邪気味で……」とかなんとか言っておけば特に詮索されることもないでしょう。食事のときは困るかもしれませんが、ボロボロのアトピー肌に無理して化粧するよりは、少しの間我慢するほうがお肌にはいいと思います。症状がひどいときは、そのことが気になって一日に何度も鏡を見たり、肌を触ったりしたくなることがあるかもしれませんが、なるべく触らない、気にしないが鉄則です。

そして、一番大切なのは、睡眠です。睡眠中に、傷ついた肌が修復されるわけですから、肌が荒れているときは、できるかぎり長い睡眠をとることがいいでしょう。もちろんアトピーがひどくなれば、皮膚科に行って必要な内服薬と塗り薬を塗るのが一番回復が早いので、薬の力に頼りつつ皮膚の再生を待ちましょう。なんにせよ、自己判断は危険です。専門家の意見を聞くのが安心ですね。

まずは敏感肌の特徴を知って、対策を練る。時間はかかっても、敏感肌を少しでも強くして、健康な肌にしていけるように、基本的な生活環境から整えていきましょう。

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