写真写りを良くするフェイストレーニング　顔色アップ＆目元ぱっちり

 
近頃はカメラだけではなく、携帯やスマホなどで気軽に写真が撮れますね。
みなさんも、旅行に行ったときなどだけではなく、日常生活でも何かあれば気軽に写真を撮るというかたも多いのではないでしょうか。
就職や再就職、アルバイトやパートなどの応募で履歴書の写真や証明写真などを撮る機会があるかたもいらっしゃるかと思います。

 
写真に写った自分を見たときに、あなたが頭で思い描いている自分よりも老けていた……なんていうことはありませんか？
写真には年齢が出やすいといわれていますが、原因はそれだけではないかもしれません。

 

不自然な表情が顔を老けて見せる

新しいシワができないようにと意識するあまり、写真を撮る時も無表情になっていませんか？

写真は「はい、チーズ！」と合図されたときに表情を静止して撮ることが多いと思いますが、その瞬間に笑顔が出ずに顔がこわばってしまうこともあるようです。
特に、普段人と接する機会が少ないような方は、顔の筋肉がいわば運動不足のような状態になっています。

笑顔をちゃんと作ったつもりでも、不自然な笑顔になっていることも少なくないようです。
シワを意識してしまうと、笑うのも笑いシワができてしまうようでためらわれる……という方もいらっしゃるかもしれませんが、顔の筋肉がやわらかくほぐれれば、血流も今よりも良くなり、新陳代謝が改善し、自然とシミやシワが減ってくる可能性があります。

特にこのごろなんだか写真写りが悪いなと感じておられる方は、顔の筋肉がこり固まってフリーズしてしまっている可能性も考えられます。普段から顔全体の筋肉をやわらかくほぐすためのトレーニングをしてコリを解消し、自然な表情で写真に写ることができるようにしたいものですね。

 

顔のこわばりをほぐし、顔の血行を促すトレーニング

こちらのトレーニングでは、顔全体の筋肉を使います。こわばってしまった筋肉をほぐし、血液の流れを良くしましょう。

１
まず、背筋をピンとのばし、肩の力はぬいて、まっすぐ前をみます。

２
リラックスして軽く目を閉じましょう。
髪のはえぎわ、額、頬、口、あご、首と顔の上の部分から順番に脱力していきましょう。最初は上手にできないかもしれませんが、頭から気持ち良くサラサラと水が流れているようなイメージですると徐々に上手にできるようになってくるでしょう。

３
鼻の頭に向けてぎゅっと顔中の筋肉を集めるイメージでゆっくり５秒ほどかけて力を入れていきましょう。

４
ゆっくりと5秒かけて、「２」のリラックスした状態に戻りましょう。

５
次に、顔を縦方向にのばしていきましょう。
目を大きく見開いて、眉を上にひきあげます。この時おでこにはシワがよってしまわないように気をつけて下さい。鏡を見ながらすると良いでしょう。
そして、鼻の下をのばし、口も大きく開けてみましょう。この状態で、５秒キープしてから、ゆっくりとさらに５秒かけて元に戻します。

 

顔全体の筋肉をやわらかくほぐして

朝起きてすぐや、顔がむくんでいるとき、化粧のノリがなんだか悪く感じるとき、写真を撮る前などにすると顔全体の筋肉がやわらかくほぐれて効果的です。
自然な笑顔にもなりやすくなりますので、自然と写真写りも良くなってくるでしょう。

写真は自分を客観的に見る良い機会です。普段鏡で見るだけでは気が付かないところまで気付くことができることもあります。定期的に撮ってチェックしてみるのも良いかもしれませんね。

 

目元にピンとはりを与えるためのトレーニング

目はまばたきをしなくてはいけない部分ですので、目の周りはパチパチと素早い動きができるように他の部分よりも小さい筋肉で作られているようですね。
皮膚も薄いので、シワができやすい部分でもあります。

近頃は若くても、花粉症やコンタクトレンズを着用することなどで目が痒くなり、こすってしまいがちな方も多いのではないでしょうか。目をこすることによって眼瞼下垂などの原因にもなるようですので、注意が必要です。

目の周りの筋肉が衰えてしまうと、表情も豊かではなくなり、写真写りなども悪くなりがちです。
目の周りにある眼輪筋を鍛えると、ピンとはりのある若々しい目元になります。

写真を撮る機会のある二週間ほど前からトレーニングしておくと良いでしょう。

１
正面を向き、背筋をピンと伸ばしてください。
まっすぐ前を見ます。

２
目の周囲の筋肉を意識しながら、ゆっくりと５秒ほどかけて上下のまぶたを近づけていきましょう。目はすべて閉じてしまわずに上下のまつげが触れ合うくらいまで目を細めるような感じでおこないましょう。
そのまま５秒キープ。
この時、眉間やおでこにシワがよってしまわないように気を付けながら鏡を見ておこなうと良いですね。

 

目元のハリがアップすると目がぱっちり見える

このトレーニングでは、目元の気になる小ジワを予防したり、すでにできてしまったシワを薄くする効果も期待できます。目元のハリがアップすることによって、目も大きく見えるようになることもありますし、表情も明るくなります。

少しでも印象を良くしたいということはみなさんの願いだと思います。
毎日トレーニングをすることにより、筋肉も鍛えられ、血行も良くなり若々しく表情豊かな顔を作っていきましょう。