顔色でわかるあなたの体調！こんな病気が隠れてる？顔色別原因診断

 
あなたは顔色が良い方ですか、悪い方ですか？
お化粧をしていると顔色がわかりにくいので、メイクをしているかたはメイクをしっかりと落としてから顔色を鏡でよく見てみましょう。

 
顔には数多くの血管が走っています。顔の皮膚は大変薄いので、血行が悪い方は体内の二酸化炭素や老廃物などが停滞してドロドロとしてたまってしまい、それが部位によっては透けて見えてしまい、顔がくすみ、シミやシワもできやすくなってしまうことがありますので注意が必要です。

では、顔色別の診断をしていきたいと思います。

 

顔色が青っぽい場合

顔が青っぽい色をしているかたは、血管が収縮して流れが悪くなっている可能性があります。マッサージなどで血行を促す必要があります。
アッカンベーをする時のように目尻を指で下にさげてまぶたの裏側の粘膜部分の色を見てみましょう。この部分の色が赤くなく、白っぽいというかたは、貧血になっているか貧血気味の可能性が高いです。
鉄分を多く含む、レバー、アサリ、ひじきなどをしっかり食べて貧血気味な体に血を巡らせるようにしたいものです。
血がスムーズに巡ることによって、新陳代謝が高まり、シミやシワ、くすみなどを少なくすることが可能です。

 

顔色が赤っぽい場合

顔色が赤っぽいかたは、さきほどの青っぽい場合とは対照的に血管が拡張しっぱなしのかたに多いです。
ただ赤ら顔気味の方は、赤いからといって血行がとても良いというわけではなく、反対に血行が悪いということもあります。
それは、血液というものは血管が広がったり縮んだりと収縮を繰り返すことによって、よどむことなくスムーズに流れるからです。
こちらも、血行をうながしてあげるようにマッサージなどで血行を良くすることによって、シミ・シワやくすみなどを少なくするように気を付ける必要があります。

 

顔色が明るいピンク色の場合

明るいピンク色の顔色の場合は、一番健康な状態です。
血液も綺麗にサラサラと流れ、新陳代謝もうまくいっている状態です。シミやシワ、たるみ、ニキビ、吹き出物などの肌トラブルも少ない方が多いでしょう。いつもこの状態をキープしておきたいものです。
ただ、加齢により筋肉が弱ってくると、このような顔色を保っていた方もだんだんと血行が悪くなってくることがありますので、予防として顔の筋力を衰えさせないようなトレーニングが必要です。

 

顔色が黒っぽい場合

顔色が黒っぽいかたもたまにおられるのですが、このような方は、顔の古い角質や汚れなどをきちんと落とし切れておらず、たまってしまった状態の方が多いようです。
夜遅く帰ってきて、面倒だからメイク落としをせずにそのまま眠ってしまうなんていうことはありませんか？
このままでは皮膚の新陳代謝が悪くなり、ずっと顔色が悪いままになってしまいますので注意が必要です。

では、顔色が黒かったというかたは、どのあたりが黒かったかによって、細かく見ていきたいと思います。

 

1. 目の周りが黒い

目の周りが黒くなってクマになっているというかたは、血液やリンパの流れが悪い人に多いです。老廃物がよどんでどす黒くなってしまっていてそれが目の周りの薄い皮膚を通して透けて見えているのです。ですから、表面には見えていないというだけで、実は目の周りだけではなく血液全体がよどんでいることが多いようです。

周囲が真っ黒ではなく、茶色混じりの黒色のかたは、何か外からの刺激に対して起こっている可能性が考えられます。
洗顔の時やタオルで水分をふき取る際にゴシゴシと皮膚をこすっていませんか？
刺激を与えないようにやさしくおこなうことが大切です。

 

2. 唇が黒い

唇は皮膚が顔の中で最も薄い部分でデリケートな部分です。唇がかさつきやすいかたも多いと思いますが、それは唇には汗腺や皮脂腺がないからです。
血行不良になるとすぐにくすんできます。貧血の場合は黒っぽくならず白っぽくなることもあります。

唇のシミやくすみなどを防ぐためには、口紅はしっかりと落とすことが大切です。染料が残るとくすんでしまいがちです。
ただ、他の部分と同じように、ゴシゴシとはこすらずに丁寧に優しくおこなうようにしたいものです。

 

3. 鼻の頭付近が黒い

鼻の部分に黒いブツブツ状のものがあるかたは、毛穴の皮脂が酸化して黒くなってしまっていることが多いようです。鼻は唇とは違って皮脂の分泌が大変多い部分です。
丁寧な洗顔などで日々根気よくケアしていくことが大切です。

 

4. お手入れはできているのに顔全体が黒っぽい

きちんとお手入れをしているのにもかかわらず顔全体が黒っぽいというかたは、内臓系に問題があるという場合もありますので、食事などに気を付けてください。タバコを吸っている方はシミ・シワだけではなく体にも良くありませんから減らすように心がけることが大切です。
気になる方は病院へ行って相談してみても良いでしょう。
バランスの良い食事を常に心がけ、規則正しい生活をするようにしてみてはいかがでしょうか。