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まぶたのたるみ、その原因と対処法~今日から始めたい4つの対策




 
目の周囲の皮膚は他の顔の部分と比べてもとても薄くデリケートです。
その中でも特にまぶたは皮脂腺が少なくとても乾燥しやすいだけでなく、その日の体調や前日の睡眠の質によって、その状態が変わりやすい場所でもあります。


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まぶたがたるむと、目が小さく見えるだけでなく、何となく疲れた印象になりがちです。また、まぶたは頭皮と繋がっているので、額に横ジワが増えたり、たるんだまぶたを押し上げようと自律神経に負荷がかかったりして、病気を発症する可能性もあります。
そこでまぶたがたるむ原因を知り、それぞれの原因に合った効果的な方法でたるみを解消していく方法をご紹介します。

 

摩擦によるたるみは擦らないスキンケアで解消!

まぶたのたるみの一番の原因は、毎日の生活習慣による摩擦です。
アイメイクやクレンジングだけでなく、花粉症やアレルギーで目が痒い時や、疲れた時など、まぶたは知らず知らずの間に頻繁に擦っているものです。
なるべくアイメイクやスキンケアをする際は、まぶたを擦らず、ポンポンと優しくのせる要領で行うように心がけましょう。

洗顔などのすすぎには、人肌より少しぬるめに感じる温度のお湯を使うと肌の潤いを失うことも無く、さらに効果が上がります。

また、花粉症やアレルギーで目をジャブジャブ洗いたくような酷い痒みを感じる時も、目薬や飲み薬で早めに痒み対策をして、なるべく擦らないように気を付けましょう。どうしても痒みが出て擦りたくなったら、凍らせた保冷パックをハンカチで包み、まぶたに押し当てると痒みを抑えることができます。

 

眼精疲労や表情筋の老化には目を意識して動かす習慣を

パソコンやスマホを使用する時間が長い生活をしていると、知らず知らずのうちに目に疲労が溜まってしまいます。
このような眼精疲労もまぶたのたるみにとっては大敵です。目が疲れたら数分パソコンから目を離したり、目薬やブルーベリー、ビタミンBが配合されたサプリメントを利用して、眼精疲労を溜めないように心がけましょう。

一日の終わりに目元にホットタオルをのせるのも眼精疲労回復に効果的ですが、より簡単に行うなら、お風呂でゆっくり温まった時、目の上にお湯を絞ったタオルをのせるとホットタオル同様に血流がよくなり、まぶたのたるみ予防に繋がります。

また、パソコンやスマホを長時間見ていると、どうしても無表情になり、表情筋が衰えやすくなりがちです。
目をぎゅっと閉じて、大きく開いたり、瞳を左右に大きく動かしたりなどして、目の周囲の筋肉を鍛えてたるみを予防していきましょう。

 

空調による慢性的な乾燥対策にはこまめな保湿を

オフィスや店舗の空調は、外回りから帰ってきた人やお客様が心地よいと感じるように、かなりきつめに温度設定されている場合が多いものです。
このような環境で一日仕事をしていると、自ずとまぶたも乾燥しやすいので、十分な保湿が必要です。

まず朝晩のスキンケアで、しっかり肌に水分補給と油分を含んだスキンケアアイテムで保湿をするように心がけることが大切です。そのためには肌本来の保湿成分で抜群の保水力を持つヒアルロン酸や、肌のバリア機能を強化するセラミドなどが配合された化粧水や美容液を使用するとより効果的です。

また、日中もまぶたの乾燥を防ぐために、目元に美容液やクリームを重ねたいところですが、アイメイクをしているとなかなかまぶたに保湿剤を塗りにくいものです。
そこで、朝しっかり保湿してメイクをしたら、メイクの上から白色ワセリンをごく薄くポンポンと指の腹で重ねておくことをお勧めします。

白色ワセリンは肌へ浸透することなく、しっかり乾燥から守る保湿力の高い保湿剤なので、一度塗っておくと長時間まぶたを乾燥から守ることができるのでお勧めです。

 

自律神経に悪影響…視界が狭くなるようなたるみは受診が必要?

アイメイクによるまぶたの擦り過ぎや、コンタクトレンズを長期間連用することで、まぶたを上げる筋肉が外れ、眼瞼下垂症という病気になる場合があります。
これは瞳孔から上まぶたまでの間隔が極端に狭くなり、視界が狭くなるまぶたの病気です。

この病気になると、まぶたを持ち上げるミュラー筋という筋肉が常に大きくまぶたを上げようと緊張した状態になるので、交感神経の働きが活発になり、酷くなると肩こりや不眠症、頭痛などの原因になったりします。
この場合はまず病院を受診し、適切な治療を受けることが必要となりますが、日常的に眼瞼下垂症になりにくくするための予防方法としては、コンタクトレンズの長時間連用を避けること。目線を下げる習慣を付けてミュラー筋を休ませること。そしてアイメイクで目を擦り過ぎないことです。

特にアイメイクはメイクをする時だけでなく、落とす時もクレンジングなどでゴシゴシ擦りがちです。まぶたを擦るという行為は、基本的にまぶたのたるみの原因となる絶対に避けるべき行為です。日頃からまぶたを擦らない生活を意識して、たるみやそれに伴う病気の発症を防いでいくことが大切です。

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