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酒粕効果でダブル美白!シミを消す酒粕パック&酒粕石鹸の作り方



お酒
 
日本酒は昔から、日本人に愛されているお酒ですね。

飲みすぎはダメかもしれませんが、適量を飲むのであれば、「酒は百薬の長」と呼ばれているところからもわかるように、多くの健康効果が期待できるようです。


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もちろん、飲むことによって、血管が拡張し、血液の流れが良くなりますのでダイエット効果やアンチエイジング効果も期待できますのでぜひ利用したいものです。

余談ですが、お酒はボケ予防や、肩こりなど体のこりの改善、リラックス効果なども期待できるといわれていますので、若い人からお年寄りまで飲んで損はないかもしれませんね。

 

酒粕に含まれる美容・美白成分

みなさんご存じのように、日本酒の原料は「米」ですが、米には「フェルラ酸」と呼ばれる成分が含まれています。

太陽の光がサンサンと降り注ぐ季節には、強い紫外線がお肌を直撃します。
日焼け止めや帽子、日傘などをさして気を付けていたとしても、アスファルトからの反射など下から来るものもあり、どうしても100%防ぐわけにはいかないのも現状です。

日焼けやシミなどができてしまうのは、「チロシナーゼ」という酵素が作用してできる「ドーパクロム」というものが、紫外線をたくさんあびることによって「メラニン色素」に変化するためです。
若いころにはできてしまったメラニンもターンオーバーによって効率よくはがれおちていきますが、年齢を重ねるにつれてうまくはがれおちず残ってしまいます。
ですから、この怖い「チロシナーゼ」という酵素の働きを弱めてしまえば、メラニン色素に変化しにくくなるというわけなのです。

このように、「チロシナーゼ」の働きを弱めるために今回おススメするのは、酒粕を使った石鹸です。
酒粕とは、日本酒などのもろみを圧搾した後に残る白色の固形物で、みなさんもご存じのように、焼いて砂糖やはちみつなどをつけて食べると大変香ばしく、お湯や牛乳などに溶かして甘酒として飲んでもとてもとても美味しいものですね。
漬物や粕汁などに使われていることもあります。

酒粕には、メラニン色素に変化してしまうお肌にとっては大変怖い「ドーパクロム」というものを増やしてしまう「チロシナーゼ」を阻害するための、「アルブチン」や「遊離リノール酸」「こうじ酸」などがたくさん含まれています。
これらは美白に効果が高いといわれていますので、これらの成分などの名前をコマーシャルで聞いたり、成分表示で見た経験があるかたも多いのではないでしょうか。酒粕を配合した化粧品も多いですね。
アンチエイジングのための化粧品の中でも「アルブチン」や「リノール酸」配合とうたわれているような化粧品が多く市販されています。

酒粕には、多くのアミノ酸類が含まれているのですが、特に「プロリン」や「アルギニン」などは肌を再生するのに役立ってくれます。
また「グリセロール」などの私たちのお肌の皮膚の角質に存在しているような保湿成分も大変多く含まれているようです。

どうしても日焼けをしたり、年齢を重ねるにつれて皮膚はうるおいがなくかさついてしまいがちですが、そのようなお肌にも酒粕のパワーを使えば、保湿成分や肌再生のための成分がうまく働き、うるおいたっぷりの白いお肌に戻すように働いてくれる効果が期待できます。

では、さっそく酒粕を利用した美白方法をみていきましょう。

 

酒粕のパックの作り方

材料

酒粕 50g
日本酒 300ml

 

作り方

1. 酒粕をすり鉢などでよくすりつぶし、なめらかにしましょう。

2. 日本酒を少しずつ加えて丁寧に混ぜていきます。

3. 固まりがないようにしっかりとなめらかになるまで混ぜ合わせましょう。

 
パックの固さはお好みで日本酒を入れて調節してください。
顔につけた時に液だれしないような固さにすると使いやすいでしょう。

 

使い方

できたパックを顔にたっぷりと塗り、10分程で洗い流します。
入浴時に湯船に入りながら行うと、顔だけではなく、首やデコルテ部分にもたっぷりとパックでき、首やデコルテ部のシミにも効果的です。

筆者はさらにその上から目や鼻の部分をくりぬいたラップを乗せておくこともありますが、肌がしっとりとうるおいプルプルとした感じになります。
パックを洗い流した後は顔が明るくなり、シミの部分もうっすらとした感じになります。
ただ、一度にすべてのシミを消すというのは難しいかもしれませんが、根気よく行うことによって、できてしまったシミも改善する効果が期待できるように感じます。

 
酒粕のパックを毎日行うのは大変かもしれませんね。今回はもう一つ、日々使える「酒粕を使った石鹸」もご紹介したいと思います。

 

酒粕を使った石鹸の作り方

材料

酒粕 100g
石鹸のもと(通販などで購入できます) 200g
ボール
牛乳パック(綺麗に洗って乾かしておく)
水 120ml

 

作り方

1. 酒粕はもし固めのものであれば、先ほどのパックを作るときのように日本酒と加えて少し柔らかくしておくと使いやすくなります。ザラザラした感じが残っている場合にはすり鉢ですっておいても良いでしょう。石鹸にしたときに使いやすいようにしてから作り始めてください。

2.ボールに酒粕・石鹸のもとを入れて、水120mlも加えて混ぜ合わせましょう。

3.牛乳パックに2でできたものを丁寧につめていきましょう。牛乳パックと酒粕と石鹸のもとを混ぜたものの中に空気が入ってしまわないように気をつけながら、一度にたくさん入れずに少量ずつ丁寧につめていってください。

4.牛乳パックはふたをせずに、2~3日おいておきます。乾いてきたら取り出してさらに表面や内部もしっかりと乾かすために2~3日乾燥させます。完全に乾燥したらできあがりです。

使用する前には、前もって腕の内側などにつけてパッチテストで異常がないかどうか確認してから使ってください。

酒粕のパックと酒粕の石鹸のダブル効果で、シミやシワのない、しっとりとした白い肌を目指しましょう。

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